関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第242話 Girls’ Generation Struck USA

●1月31日 Late show with David Letterman(CBS)
ソヒョン「ハラボジ、”ア〜”ゆうてみて」
ビル・マーレイ「ア〜」
ソヒョン「きゃあ、可愛い。もっかい、もっかい」
マーレイ「ア〜、ア〜」
ソヒョン「わぁ、リアル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』やぁ(笑)」
マーレイ「でへへへ」
ユリ「ああ、あれに出てたじいちゃんか」
テヨン「今頃気づいたんか?」
ユナ「ハラボジィ、ウチと一緒にゴーストバスターズ踊ろうで」
マーレイ「おお、踊ろう、踊ろう!」
♪でっでけでけでん、でっでけでけでん
ユナ「♪Ghostbusters!
マーレイ「♪If there's something strange in your neighborhood(カクカク)」
ティパニ「♪Who you gonna call?
全員「♪Ghostbusters!
マーレイ「イエーイ」
ジェシカ「ほんなら今度は『チャーリーズ・エンジェルごっこや」
マーレイ「ええとも、ええとも」
デイビッド・レターマン「チミらええ加減にしときや。マーレイさんは新人歌手が気軽に口きけるお人とちゃうねんど」
ソヒョン「えー? そんなことないもんねー、ハラボジィ?」
マーレイ「そ、そ。ワシはこの子らのアメリカのオジイやねん。なんでもゆうこときいたるねん(デレデレ)」
ソニ「わーい。それじゃ、バッグ買うてえな(うきゅ〜ん)」
レターマン「むかっ(なんやこの愛嬌。殺意を覚えるで)」
ユリ「ハラボジ、たこ焼き焼ける?」
マーレイ「たこ焼き? うんにゃ。そやけど、今度日本に行くときまでには覚えとくわ」
ユナ「あら、ハラボジ。ウチら、日本人ちゃいますよ」
マーレイ「ええ? そうなん? 極東ゆうからてっきり日本やとばかり。
  まさに現代の東洋の魔女やなぁと思うてたで」
ソニ「東洋の魔女は9人制ちゃうやろ」
スヨン「そもそも、バレーボール関係ないし」
レターマン「マーレイさんはスポーツ好きで有名なんや」
ユナ「ハラボジ、ええか、中国大陸から、こう(図解)男性器みたいに垂れ下がっとるのが朝鮮半島で、ウチらの国はここですねん」
ヒョヨン「アメリカまで来て、男性器とかゆうな」
マーレイ「ははぁ、これはずいぶん下向きな。ジジイのチ●チ●やな(笑)」
ユナ「そうそう。GGの国て覚えてね」
レターマン「いったい何語でこのダジャレは成立しとるんやろうか?」
マーレイ「ワシの朝鮮半島はもっと上向きやで。見てみる?(かちゃかちゃ)」
ユリ「いや〜ん、エッチィ」
レターマン「あんたもええ歳こいてやめなはれや」
AD「はーい、そろそろ本番参りまーす」
レターマン「頼むでホンマ」


●2月1日 LIVE! with Kelly(ABC)
ダニエル・ラドクリフ「わぁお、実物はCDのジャケットよりずっとチャーミングやな。自分ら、チョーいけてるで」
テヨン「む? 自分、ウチらのCD買うたんか?」
ラドクリフ「いや、貰うたんやけど」
テヨン「ちゃんと金出して買わんかい、ボケ!(ゲシッ)」
ラドクリフ「アウチッ(ベチャ)」
ヒョヨン「大体いきなりタメ口とは生意気な。自分、幾つやねん?」
ラドクリフ「に、22歳ですけど…」
ヒョヨン「2コも歳下やないか(むぎゅ)。礼儀がなっとらん」
ラドクリフ「あひーーー」
ケリー・マリア・リパ「こらこら、天下のハリー・ポッターを踏みつけない」
ハウィー・メンデル「こいつら、ヴォルデモート以上の悪やな」
ティパニ「(ひそひそ)ダニエル・ラドクリフて、ウチらとタメ歳ちがうか?」
ジェシカ「(ひそひそ)そうやけど。満年齢で答えたのがアダとなったな」
ヒョヨン「今度からウチのことはヒョヨンねえさんと呼ぶように」
ラドクリフ「は、はい。わかりました、ヒョヨンねえさん」
ヒョヨン「ふん(ぐりぐり)、ほんならこれくらいで許してやるわ」
ラドクリフ「ああ…気持ちよかった(ぽっ)」
ケリー&ハウィー「(こけっ)ドMかっ!」
ラドクリフ「ねえさん、今度杖持ってくるから、思いっきりエクスペリアームスかけてください」
ヒョヨン「気が向いたらな」
ケリー「ちょっと、あんたも世界的スターのプライド持ちなさいよ」
ラドクリフ「えーっ、そやけどワシ、ヒョヨンねえさんにすっかり参ってもうたから。ぶっちゃけエマよりずっと美人やないですか?」
ケリー「どっひゃー」
ヒョヨン「なんや”どっひゃー”て? 当然やないか。うだうだ抜かしたら、ケツから手ぇ突っ込んで、奥歯ガタガタゆわしたるど」
ケリー「まぁ、なんてお下品な」
ヒョヨン「これが韓国品質じゃい」
ティパニ「やめろ、恥ずかしい」


●2月2日 サイン会(於『Best Buy』)
クッキーマン「そろそろサイン会の時間やけど、ペンがたいして集まってへんなぁ」
Best Buy店長「当たりまえだまえだの拙い漫才やがな。中国人のアイドルなんかに誰が興味持つかいな」
クッキーマン「韓国人やって」
店長「ほんならなおさらや(へん)」
クッキーマン「くそー、あからさまに人種差別しやがって。頑張れ少女たち。この日系人をギャフンとゆわせてやれ」
ファン「きゃあーっ!」
クッキーマン「ん? どないした?」
ファン「サイン待ちの行列にハリー・ポッターがいるーーー!」
ファン「あー、ホンマや。ビル・マーレイもおるで」
ラドクリフ「(うふうふ)ヒョヨンねえさん、待っとってや。ちゃんと金出して店中のCD買占めたるからな」
マーレイ「こらこら、ワシの分も残しとかんかいな。マンネたんにサイン貰わにゃあかんねんから」
ふたり「でれでれ」
通行人「ぴゃー、マジ? ガールズ・ジェネレーションて、そんなすごいグループなん?」
通行人「ほんならワシも並んでみよ」
通行人「ワシも」
がやがや
店長「な、なんや、一気に行列が膨れ上がったで」
クッキーマン「そらみたことか(笑)」
ぞろぞろ、ぞろぞろ
店長「これはあかん、これ以上は危険や。警察を呼べ! 全店売り場を閉鎖しろ!」
クッキーマン「うぴゃぴゃぴゃ」
スヨン「なんやなんや、どないした?」
ティパニ「ペンが多すぎて警察出動やって」
ユナ「当然やんか。ウチら世界のガールズ・ジェネレーションやど。ハナからちゃんと警備しとらへんかった店側がアホなんじゃ」
ぞろぞろ、ぞろぞろ
通行人「すんまへん、ダニエル・ラドクリフビル・マーレイがサイン会やっとるって、ここですか?」
並んでる人「そうですわ。噂じゃブラッド・ピットジョニー・デップもおるらしいです」
通行人「ぴゃー、それはすごい。ウチも並んで行こうっと」
わーわー、がやがや
店長「わー、もお、限界突破や。こんなことレディーガガ以来の出来事やぁ!
ユリ「ん? なんやて?」
スヨン「ウチらはレディーガガ以上の人気モンやて」
ヒョヨン「(けっ)当たり前やがな」
テヨン「世界、恐るるに足たらず。次は宇宙進出やな」







※2011年11月19日にアメリカでマキシ・シングルを発売した(インタースコープ)少女時代だが、2012年に入り、いよいよ当地でのプロモーションに乗り出した。
 本文の通り、全米ネットでも注目度の高いトーク番組2本に二日連続で出演。
 このうち、「Late show with David Letterman」では歌のみだが、本国でも珍しいバンドとの共演で『The Boys』と少女時代の新しい魅力を見せた。
 また翌日の「LIVE! with Kelly」では新作映画の宣伝にゲスト出来ていたダニエル・ラドクリフが「少女時代のCDを所有している」とびっくり発言。若年層へのK−Popの急速な浸透が垣間見えた。
 次いで2月2日にはニューヨークのCDショップでファン向けのサイン会が行われたが、1300人のファンが殺到し、安全のため売り場閉鎖された。この店ではレディーガガ以来の珍事とされている。
 これらの活動に対し、辛口で知られるNY各メディアも概ね好意的な評価を載せている。やはり、これまでの欧米のポップスにはないスタイルでありながら完成された魅力を持ち、ルックス、ダンス、歌唱など主な項目で欠点が見あたらないなどが正当に評価されたようである。
 まぁ韓国のメディアもNY並に手厳しいので、当然と言えば当然の結果といえる。
 それにしてもSMEの少女時代の販売戦略は、荒野に放り出すがごとしだった東方神起天上智喜などと正反対なのが興味深い。
 日本にしろアメリカにしろ、事前にキチンとマーケティングを行い、現地の大手メディアと契約し、ネットを通じて事前に映像をばらまき、注目度の高いテレビに出演させて話題をさらう。まさにSME史上最大最重要の商品として扱っている。
 2007年に少女グループがSMEの中心になると言っても鼻で笑われただろうが、わずか4〜5年で時代は変わるものである。


     ビル・マーレイ


※おまけ…
     『Goast Busters』