関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

特別編 AIEA2011(作者の選んだベスト10を全部当てるまで帰れま10SP) Part.01

カチッ…ポーン
テロップ:午後10時
ティパニ「特別企画!! 『”アジアン・アイドル・Eソング・アワード2011”作者が選んだベスト10を当てるまで帰れま10スペシャルーーーー!』」
全員「ワーワー! ドンドンドン! パフーッ!」
ユリ「過去2年はMBC/FM4Uのラジオ番組『親しい友人』の場を借りて発表して来ましたが、
  今年のパーソナリティは身内でも芸人でもなく、ごく一般の女優さんに変わられましたので、発表の形式を一新してお送りします」
ヒョヨン「一般の女優てなんだよ。矛盾してるぞ」
ユナ「ともかく、映画ドラマ業界の先輩には迷惑をかけちゃあかん(うんうん)」
ユリ「ということで、パニさん、今回のルールをご説明願います」
ティパニ「はーい。今、ウチらがいるのはお正月で大盛況の明洞”Everysing”、そのパーティルームでございます」
ユリ「SMグループが経営するおしゃれなカラオケ店ですね」
ティパニ「そうです。ここで作者が選んだAIEA2011を予想します。全曲すべて間違えずに当てるとなんと100万ウォンの賞金が貰えます」
ジェシカ「おおーっ…と言っていいのか、せこいと言っていいのか」
ソニ「絶対に当たらんのやから1000万ウォンでも良かったろうに」
ユリ「そうゆわんと、頑張って当ててや」
ティパニ「そうそう。ベスト10全部当てるまで、何時間かかろうと宿所には帰さへんからな」
ソヒョン「ええー? 皮膚細胞再生時間が…」
ティパニ「オノレの肌がそんなに大事やったら、さっさと正解することや」
ソヒョン「判る訳ないやん。佐井好子とかキム・ヨヌとか、アイドル関係なしに聴きまくってるおっさんやで」
スヨン「一体なにが出てくることやら」
ユリ「デッコ! ハラグー!」
全員「横暴やー!」


ナレーション「Everysingが誇る最新通信カラオケの保有曲数はダブりなしの25万曲以上。
  この中から”少女時代”、”その他のヨジャアイドルグループ”、”ヨジャソロアイドル”、”ナムジャアイドル”、”アイドル以外のK−Pop”、”K−Pop以外”の6つのジャンルに分けて予想して貰う」
ヒョヨン「範囲広すぎやろ」
ユナ「だいたいアジアン・アイドルゆうてるのに、”アイドル以外”てジャンル分けはなんやねん」
ティパニ「文句ゆわない。それこそスヨンがゆうた『一体なにが出るかわからん』証拠や」
ユリ「そうはゆうてもあまりに漠然としとるのもなんやから、一応選ばれたのはすべて2011年に発表された曲ゆう情報だけは貰うた。
  あと、参考に過去2年に作者が選んだデータを持って来たで(2010年8月2日特別編、2011年1月31日特別編参照)」
全員「どれどれ」
ソニ「オモ! 少女時代の曲は意外に弱いな」
スヨン「ホンマや。ソロ曲が多い」
ヒョヨン「もともとアイドルグループが苦手なおっさんやからな」
ジェシカ「(ぴーん!)去年出た曲で、少女時代メンボで、ソロ曲…ウチの『涙があふれて』なんかぴったしやん」
ユナ「じゃあ、おねえから行ってみるか?」
ソヒョン「いきなり外したら責任重大やど」
ジェシカ「脅かすなよ(ドキドキ)。そやけど、ええわ。これにする」
ティパニ「では行ってみましょう。ジェシカで『涙があふれて』」
♪ちゃらーん
ジェシカ「え? 歌うの?」
ユリ「順位発表は歌った後です」
ティパニ「折角のカラオケルームやからね」
スヨン「なるほど〜、そうゆうシステムか」
ジェシカ「よーし、ウチの美声を一発披露したるか」


     제시카 『눈물이 넘쳐서』
全員「おー(パチパチ)」
ソニ「カラオケの映像が『楽園』やなくてよかった」
ソヒョン「おねえ、歌上手いんやね」
ジェシカ「今更かい!」
スヨン「ええ歌やのに、なんでドラマがヒットせえへんかったんかなぁ?」
ユナ「主人公がイマイチやったからやな。やっぱウチとグンソクみたいに、誰が見てもポーっとなるくらい美形でないと」
ソニ「なら『スピード』は人気出えへんな(笑)」
スヨン「なんやとこら」
ティパニ「うるさいな、1曲目から喧嘩するなよ。さぁ、ジェシカさんが歌った『涙があふれて』。何位ですか!?」
ナレーション「ジェシカが選んだ『涙があふれて』の順位は、第…」
ジェシカ「ドキドキ…」
ナレーション「6位!
全員「やったー!(ハイタッチ)」
ジェシカ「6位どまりかぁ。なんか気に入らんけど、まぁよしとするか」
ユリ「それではVTRです。選者のおっちゃんのインタビューをお聞き下さい」
ジェシカ「そんなんあんの?」
1729「昨年はメンバーのソロ曲が少なかったのですが、ジェシカの『涙があふれて』はそれを補ってあまりある名曲だと思います。
  バラードなのに、甘く切ないだけでなく、とても軽やかで爽やかな印象を受けるのはジェシカの類い希な声質と歌い方によるものでしょう。
  一昨年の『Sweet Delight』のウィスパーボイスもよかったのですが、やはり歌としての完成度は『涙があふれて』に軍配が上がります。
  つくづくドラマが低視聴率だったのが惜しまれます」
テヨン「わはは、ウチがOST歌えば視聴率も上がるゆわれとるのにな」
ジェシカ「『アテナ』かて最後は視聴率落ちたやないか」
テヨン「それでも『ロマンスタウン』よりずっと高視聴率やったわい。よし、次はウチのソロ曲で連勝や!」
ユリ「発表者はジェシカさんから時計回りにお願いしますよ。次はヒョヨンさんです」
テヨン「えー?」
ジェシカ「よーし、自分もどーんとソロ曲で勝負したれ!」
ヒョヨン「イヤミか。ウチにソロ曲ないことくらい知っとるやろ」
ジェシカ「ぴーぴー(知らんぷりん)」
ヒョヨン「2曲目で外す訳にはいかんからな。(パラパラ)ここはやはり手堅く”少女時代”のジャンルから…」
ソニ「意外に慎重派やな」
ヒョヨン「歌に関してはヒラメちゃん並に及び腰になるねん。えーと、『The Boys』でどうやろ?」
ユナ「面白味にはかけるけど、ええんちゃうの。作者の奴が、もし去年唯一の活動曲をランクインさせてへん程のパボなら、ソウォンの資格がない」
スヨン「『運転手はん』も一応活動曲やけどな。日本ではずいぶん演ったし」
ヒョヨン「そーか『運転手はん』もあったな。…どっちやろ?」
ジェシカ「急に迷うなよ」
ソヒョン「作者はポッと出のソシペンやない。ほぼ最古参、つまり韓国で活動するウチらの姿が一番自然に感じられるはずや」
ヒョヨン「てことは『The Boys』か」
テヨン「もしくはウチのソロ曲か」
ヒョヨン「『The Boys』にするわ」
テヨン「無視すんなよ(シクシク)」


     소녀시대 『The Boys』
ヒョヨン「(はぁはぁ)一曲ごとに歌い踊っとったら、終いには相当疲れるで」
ソニ「(はぁはぁ)そやな。さっさと全部当てて帰ろう」
ユリ「それではヒョヨンさんが選んだ少女時代の『The Boys』。何位ですか?」
ナレーション「ヒョヨンが選んだ少女時代の『The Boys』は…第4位!
全員「よっしゃーっ!(パチパチ)」
1729「『The Boys』はテディ・ライリーの起用や初の世界戦略ソングということでこの位置ですが、個人的にはあまり少女時代らしさを感じられず、大好きな歌とまでは思っていません」
ソニ「贅沢な奴やな」
1729「もちろん少女時代でなければこのパフォーマンスは不可能だとは思うのですが、特有の一糸乱れぬ群舞感が薄く、センター付近に集中してごちゃごちゃ踊ってる感がありました」
ティパニ「お、世間で評判のダイアモンド・フォーメーションを否定しやがったぞ」
ソヒョン「ひ〜、邪教徒や〜。魔女狩りにあうで〜(がたがた)」
1729「歌では、個々の声も、またアンサンブル感も目立たず、なにより少女時代にラップが必要なのだろうかと、思ってしまいました」
ジェシカ「(けっ)これだから古参はよお」
ユナ「こんな奴に限って『タマンセ』や『Kissing You』がいまだに一番と思うとるんやで」
ソニ「今更アメ持って踊れるか!」
全員「そーだ、そーだ、ブァーカ!」
スヨン「それにしても4位ちゅうのは、予想外に低かったな」
テヨン「そやから上位にはウチの曲が並んでるんやって」
スヨン「ウチ、そんな冒険をする気はないで」
テヨン「冒険てどおゆう意味やねん」
ソニ「そうか、次はスヨンの番か」
ソヒョン「まだ3曲目やで。外したらアカンよ」
スヨン「判ってるがな。確実にいくって」
こんこん、がちゃ
店員「失礼しまーす。ミックスピザとハニートーストとメガ盛りポテトフライをお持ちしましたー」
スヨン「はーい、ウチでーす!」
全員「(がくん)いつの間に頼んでたんや」
スヨン「(もんぎゅもんぎゅ)なにが確実か、とりあえず食ってから考えよう」
テヨン「(パカーン!)さっさと決めろ、ボケ!」
スヨン「きゅうう」


スヨン「いくら少女時代の曲が弱いからって、『運転手はん』くらいは入ってるやろ」
ソニ「さっきから話題になってたしな」
ジェシカ「去年の日本を席巻した歌だし」
ヒョヨン「カタいんちゃうか?」
スヨン「じゃあ『Mr.Taxi(JPN.Ver)』で行くで? ええか?」
テヨン「それでええってば」
スヨン「押すで? 外したらみんなの責任やからな?」
ソニ「さっさと押せや! 肝っ玉の小さい奴やなぁ」
スヨン「怒るなよぉ(ぽち)。お、押したからな」
ヒョヨン「待てよ、ひょっとして『Kor.Ver』の方が良かったかも」
スヨン「(ひ〜)い、今更なに言い出すねん」
ヒョヨン「わははは!」


     少女時代 『Mr.Taxi』
テヨン「♪…は行〜かな〜いの〜よ!(ぴっ) げほっ、げほげほっ」
ソヒョン「おねえ、老けたなぁ(呆)」
ユリ「さぁ、3連勝なるでしょうか?」
ティパニ「スヨンさんが選んだ少女時代の『Mr.Taxi(JPN.Ver)』は何位ですか?」
ナレーション「スヨンが選んだ少女時代『Mr.Taxi』は第…」
スヨン「お願い、入っとって!」
ナレーション「…14位!
全員「どっひゃ〜!(ごろんごろん)」
スヨン「じゅ…じゅうよんいぃ?」
ソニ「(よろよろ)お、終わってる…作者の中で少女時代はもお終わってる…」
テヨン「んなアホな。あの日、ウチの足に香油を塗りながら一生ついていきますて誓うたやないか」
ティパニ「マグダラのマリアか!」
ソヒョン「ジーザス・クラ〜イスト、ス〜パスタ〜…
ジェシカ「いちいち歌わんでええ」
ユリ「とにかく作者のコメントを聞いてみましょう」
1729「え? 選外にもコメントするんですか?
  そうですねえ、まぁ初の日本語オリジナル曲と言うことで、曲もダンスもとっても良かったんですけど…
  う〜ん、アルバムも良曲揃いだったし、ぶっちゃけ『The Boys』よりは気に入ってるんですよ」
スヨン「歯切れ悪いな」
1729「でも、やっぱソシは韓国語で歌わないとねえ。
  もちろん韓国語の『Mr.Taxi』もありますけど、なんかとってつけた感があって。
  それに2011年は他にも良い歌いっぱいあるでしょ? ソシの日本語曲が入る余地がないんですよね」
スヨン「(ず〜ん)今年前半の活動曲を切り捨てやがった」
ユナ「日本で最低のペンやな」
ナレーション「とにかく、スヨンが外したため、3曲目にして早くも連勝はストップ!」
こんこん、がちゃ
店員「100万ウォン、回収させていただきます」
ティパニ「はい(とほほ)」
店員「(ぺらぺら)99万ウォンしかありまへんけど」
ティパニ「え?」
全員「じー…」
ユナ「な、なんや、なんでウチを見るねん?」
ユリ「他に思い当たる犯人がいないから」
ユナ「なんやてー(ウキー)、人聞きの悪いことゆうなや。ウチは『ラブレイン』のユナやぞ。たった1万ぽっちくすねたところで…(はらり)あっ」
ティパニ「(拾い)たった1万ぽっちでガツガツするのが自分や(はい)」
店員「確かに。それではごゆっくり(がちゃ)」
ユナ「お、おっかしいなぁ。いつの間にポケットに入ったんやろう、アハハ、アハハ」
テヨン「やかましい! 自分とスヨンは床に土下座しとけ」
スヨン「ウチも?」
テヨン「当たり前や。連勝を止めた罰や」
スヨン「だってぇ、まさか『運転手はん』で外すとは思わへんもん」
テヨン「作者の好みを読み切らんからや」
スヨン「ほんなら自分にはベスト10が判るとでも?」
テヨン「勿論や。作者がテヨンペンなのは関ソニョをちゃんと読んでればすぐ判る話や。
  2年前のAIEAでも『テヨンのソロ曲は無条件でランクインさせねば』とゆうとる」
ティパニ「(読み)まぁ、確かにそうゆうてはるな」
テヨン「ウチが去年出したソロ曲はなんですかーーーー!?」
ヒョヨン「わぁ、うるさい」
ティパニ「ま、まさか、禁断のドデカ注文をする気か?」
テヨン「連敗を免れるためにも、ここは勝負や!」
ナレーション「ドデカ注文とは、出せる限りの大きな声で注文し、正解を引き寄せるというテヨン・オリジナルの注文方法である。
  だが、体力の消耗が激しいため、1日に1回しか使えない諸刃の剣なのだ」
テヨン「ちょうどウチの番やしな。行くで、ドデカ注文!」
全員「わぁ(耳塞ぎ)」
テヨン「(うおおおお〜)”少女時代”のジャンルから、テヨンの『愛してます』、お願いします!!」
…シーン
ティパニ「あ、カラオケの番号は自分で押してくださいね」
テヨン「(がくん)なんだよ。編集でさも注文したように見せればええのに」
ぽち


     태연 『사랑해요』
テヨン「うんうん、アイリッシュ・ホイッスルの音色が哀しい名曲や。間違いなくベスト3に入っとるやろ」
ユナ「そうかなぁ。イ・ジアチョン・ウソンが出逢うて恋人同士になったけど、すぐ別れたゲンの悪いドラマやで」
ソヒョン「ソテジ・スキャンダルはブランバンドール・スキャンダルくらいみっともない話やったからなぁ」
ユリ「また訳の判らんことを」
ジェシカ「そやけど、認めたくはないが、過去2年、作者のAIEAではテヨンのソロが1位2位を獲得しとるからな」
ソニ「これはあるかも」
ユリ「では宇宙リーダーが選んだ『愛してます』は何位ですか?」
ナレーション「テヨンが選んだ『愛してます』は第…20位!
全員「わははははっ!」
テヨン「ぴゃ〜(じょじょじょじょ〜)」
ティパニ「ドデカ注文、破れたりぃ(爆笑)」
テヨン「そ、そんなアホな…」
ソヒョン「もおおねえの時代は終わったんや」
スヨン「連敗の責任をとって土下座しろ」
テヨン「ううっ。この屈辱、一生忘れへんぞ」
1729「テヨンのソロOST第3弾。『マニャゲ』『トゥリナヨ』と来て今回の『サランヘヨ』ですが、いずれも男を思う女心を歌った切ないバラードです。
  もうテヨンはこの路線は完全に手にしていると見えて、まったく危なげない歌唱ですね。レコーディングもわずか1時間で終わったそうですし。
  その分新鮮味に欠けたきらいもあります。またテヨン本人も大人になって、『マニャゲ』の時のように背伸びした感じがない。身の丈の歌になってしまったのも、面白くないと言うか…」
テヨン「等身大の歌を否定すんな。この変態野郎め」
1729「テヨンは『Devil’s Cry』で見せたようなスケールの大きな歌も出来ますし、可愛い歌も似合う。バラードだけの歌手になって欲しくないので、今回は選外とさせていただきます」
ティパニ「まぁこれも一種の愛やね」
ソヒョン「大リーグボール養成ギブスのようなもんやろ」
ユリ「判りにくいって」
テヨン「そんなもんいらんねん。愛より何より…」
ソニ「♪わたしゃも少し背が欲しい〜
テヨン「(うきーっ)お前がゆうな!」


テロップ:午後11時(1時間経過)
ナレーション「開始から1時間が経過。ここまで4曲歌って、ランクインしたのは2曲のみ。まだまだ先は長いぞ」
ソニ「(溜息)しかしテヨンソロで外すとは」
ヒョヨン「かくなる上は少女時代ローラー作戦で行ってみるか」
スヨン「いやや。去年出した曲だけでも20曲以上あるんやで。歌うてる間に朝日が昇るわ」
ヒョヨン「そやかて、万が一『卵の歌』なんかがランクインしとったらローラー作戦するしか当たりようがないやろう」
ソニ「そもそもそんなカラオケあるか」
ヒョヨン「可能性の問題をゆうとるんや」
ジェシカ「だったら全部自分ひとりで歌えや」
ヒョヨン「アホか。ウチは自分のパート以外よお知らんねん」
ユナ「駄目な奴(ボソ)」
ヒョヨン「なんやと?(ムカムカ) おねえにむかって、聞き捨てならんことゆうやないか」
ティパニ「まぁまぁ、落ち着けや」
ナレーション「2連敗ですっかり雰囲気が悪くなってしまった少女時代の面々。と、そこへ思わぬ助っ人が現れた」
がちゃん
Piggy Dolls「おばんですぅ」
Sweet Revenge「失礼しまーす!」
ぞろぞろ…
ソニ「わ、自分らなんやねん?」
ミンソン「お手伝いに来ました」
ソヨン「ウチらにも歌わせて下さい」
スヨン「とかゆって、自分らの曲を推す気やな?」
ジェシカ「無駄や。『運転手はん』すらランクインせんのに、自分らの歌が入っとる訳ないがな」
ソヨン「そおゆわんとチャンスくださいよぉ。一回だけでええから」
ミンソン「これ、この通り(土下寝)」
ソニ「ふん、新人の土下寝に価値なんかないわ」
ヒョヨン「自分らどさくさに紛れて準レギュラーに食い込もう思うとるんやろ」
ソヨン「ぎくっ」
ヒョヨン「”第2のテヨンコンテスト”みたいな美味しいシチュエーションはそうそうないで」
ミンソン「で、でも、去年作者はんは結構あちこちでウチらのこと話題にしてはったし」
ソヨン「CD買おうかなぁ、なんてゆうてたらしい噂も」
テヨン「そんな噂、聞いたこともないわ」
ミンソン「あ、忘れとりました。ねえさん方、ひとつこれを…(すっ)」
スヨン「なんや、ずっしり重い包みやな」
ユナ「(喜)も、もしや小判か?」
ソニ「小判の訳あるかい。悪代官かよ(げしっ)」
ユナ「きゃんきゃん」
スヨン「(がさがさ)あ、とらやの羊羹やった」
ジェシカ「ちっ、そんなもんで誤魔化そうなんて…」
テヨン「仕方ない、ひと組1曲ずつやで」
ジェシカ「は?(こけっ) 自分ともあろうモンが、えらい甘いな」
テヨン「しゃあないやん。もお土産に手ぇつけた奴がおるんやから」
スヨン「ん?(もんぎゅもんぎゅ)」
ジェシカ「(こ、この牛女め)せめていただきますぐらいゆえよ」
スヨン「いただきもんぎゅ」
ジェシカ「なんにもかかってへんわ」
ミンソン「やったーっ! それでは”その他のヨジャアイドルグループ”のジャンルから、ウチらの『Trend』をお願いします」
ユナ「自分でやれ、自分で」
ジェシカ「その間にちょっと仮眠しよっと(ゴロン)」


     Piggy Dolls 『Trend』


どっすんばったん!
ジェシカ「わーうるさい! 寝てられへんわ」
ミンソン「(ふごーっふごーっ)お、終わりました」
ユリ「では早速いきましょう(アホらしいなぁ)。ピギードールズが選んだ『Trend』は何位ですか?」
ユナ「100位じゃ、100位」
ナレーション「ピギードールズが選んだ『Trend』は…第10位!
Piggy Dolls「ピギーッ!(ぼよよ〜ん)」
全員「マジで?(驚愕)」
Piggy Dolls&Sweet Revenge「わーい!(ハイタッチ)」
ソニ「『運転手はん』が14位で、ブタの歌が10位…(わなわな)」
テヨン「嘘や、誰か嘘ゆうてくれ」
スヨン「うむ、この小豆はホンマもんやな(もんぎゅもんぎゅ)」
ユナ「おねえもブタの仲間入りしろ!(スカターン!)」
1729「Piggy Dollsのデビュー曲『Trend』は文句なくかっこいいです。今年最も感銘を受けた曲のひとつですね。
  アメリカにはよくある黒人女性3人組みたいで、しばらく関ソニョでも『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』ネタをかましたほどインパクトがありました。  
  特にセンターのミンソンは見た目も歌唱も存在感充分で、文字通り大型新人だと思います。
  秋になってカムバックした時は、ちょっとウケ狙いの方向にシフトしたのが残念。かっこいいパワフルな曲を堂々と歌ってこそ、その持ち味が生きると思います。
  ガールズグループが溢れる中で、飛び切りの個性を持っているグループなので、今年はテイク7の常連になって欲しいですね」
ミンソン「ピギーッ、がんばりまーす(どっこん)」
テヨン「四股を踏むな」
ユリ「いやいや、まいりましたね、ティパニさん」
ティパニ「そうですね、まさかのベスト10入りでしたが、こうなるとスウィート・リヴェンジのみなさんにも可能性が出てきましたよ」
ヒョヨン「自分らもどうせオノレの歌を選ぶんやろ」
ファヨン「へえ、そうさして貰います」
ガラガラ、ゴロゴロ
ヒョナ「すぐ組み立てますよって」
ヒョヨン「な、生演奏…(ズル)」
ソニ「こんな狭いところにドラムセット持ち込むな!」


     Sweet Revenge 『Rule Breaker』


ジェシカ「美語の発音がめちゃくちゃやんか(ぶつぶつ)」
ティパニ「さぁ、スウィート・リヴェンジさんが選んだ『Rule Breaker』、何位ですか?」
ナレーション「スウィート・リヴェンジが選んだ『Rule Breaker』は…第9位!
ソヨン「やったーっ(ぴょんぴょん)」
Sweet Revenge&Piggy Dolls「イエーッ!(ハイタッチ)」
少女時代「…(眼が点)」
ヒョナ「おおきに、おおきに」
ファヨン「うえ〜ん、おかん、ウチらやったよ」
ソニ「弘大の少女時代に本家が負けるなんて…くくく」
テヨン「笑うてる場合か」
ソニ「泣いてるんや!」
ユナ「何度も同じギャグを使うなよ」
1729「アイドルグループ全盛期に出てきたレディース・ロックバンド。韓国では貴重な存在です。
  ただのお飾り的なバンドではなく、インディーズでライブ経験も充分重ねてのデビューなので、特に演奏が上手い訳じゃないけど、音とかセンスはいいしちゃんと存在意義のあるグループだと思います。
  なんといっても可愛いですよね、彼女たち。テヨンそっくりと言われるソヨンが似てるとはこれっぽっちも思いませんが、可愛いのは確かです。
  それに声も可愛いし、60年代風の衣装も可愛い。他のメンバーもそれぞれちゃんと粒は揃ってる。まるで事務所が組んだみたいで、インディーズ上がりとは思えないですね。
  まぁ弘大の少女時代と言う売り文句はどうかと思いますが(笑)
  今年はヒット曲を出して、ぜひノラゾとコラボして貰いたいです」
ソヨン「はい、ノラゾさんとコラボします!」
テヨン「うそつけ」
ナレーション「思わぬ助っ人の力で連勝達成。これで4曲がランクイン。残るは6曲。
  果たして朝になるまでにすべてを当てることが出来るのか!」
ソニ「どおだっていいわ、もお」
ジェシカ「やる気ゼロです」
ティパニ「やる気があろうとなかろうと、すべて当てるまで宿所には帰れません」
ヒョヨン「マジなん?」
ユリ「最初からそおゆうとるやん。マジです」
全員「こ、これは大変かも」
ティパニ「ふっふっふ。ようやくこの企画の恐ろしさが判ったようやな」
ユリ「さぁ、では気を取り直して、どんどん行きましょー!」
全員「もおやだよぅ(しくしく)」


次回に続く







※卵の歌…