関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第213話 アジョシ仮面マン PART.02

かっぽかっぽ、かっぽかっぽ(男歩き)
ジェシカ「はぁ〜、テギョンと別れはしたものの、独りでお茶すんのはアホらしいなぁ。
  誰か呼び出そうかな。
  そやけど、甘やかすと癖になるからハゲはやめておこう」
声「待てい!」
ジェシカ「…ん?」
声「絵心ない芸人のチョン・スヨンやな」
ジェシカ「本名で呼ぶなよ。誰や?」
アジョシ仮面マン「(ぬぅ)貴様に名乗る名前などない」
ジェシカ「なんや、アジョシ仮面マンか。今、誰にも襲われたりしとらんで。ウチを助けに来たならNo Thank Youや」
アジョシ仮面マン「む、ワシの正体をひと目で見破るとはさすが少女時代、ただモンやないな」
ジェシカ「誰かてわかるわ」
アジョシ仮面マン「まぁええ。それより今回は貴様を助けに来たのではない。反対や」
ジェシカ「え? 助けられに来たってこと?」
アジョシ仮面マン「その反対やないっ(むきー)。貴様を成敗しに来たってことや」
ジェシカ「なんでやねん? アジョシ仮面マンて少女アイドルの味方やないの?」
アジョシ仮面マン「貴様が『ストッキング』で描いたソニたんの肖像! あれは酷すぎる。
  これほどの重罪、いくらアイドルとゆえども許し難し。よって全世界80億人のソニたんペンに成り代わり、ワシが成敗してくれる!」
ジェシカ「ええー? めっちゃ可愛く描けたやん」
アジョシ仮面マン「絵心のない奴ほど、自覚なしにそおゆうんや。画才もないくせに、よおデザイナーになりたいとかゆうたもんやな」
ジェシカ「デザイン画と肖像画は違うやろ。見てろや、いずれウチが誰にも履けん程の革新的靴をデザインして、世界をあっとゆわせたるからな」
アジョシ仮面マン「(ズル)誰にも履けん靴になんの価値があるんや。デッコ(もおええ)、話すだけ無駄や、覚悟(だーっ!)」
ジェシカ「む、マジでやる気か?」
アジョシ仮面マン「それ、オクト甲殻斬!」
ジェシカ「オクト神拳やと? まさか、自分の正体は…」
アジョシ仮面マン「ウチの正体など気にしとる場合か、それそれそれ!」
ジェシカ「く…、やむを得ん、究極奥義”夢中放精”(ぶぅん)」
アジョシ仮面マン「ふははは! ”夢中放精”は愛の力で発動する奥義。彼氏と別れたばかりの自分に愛の技など使えるはずがないわ」
ジェシカ「し、しまった…」
アジョシ仮面マン「たぁ! 最終奥義”オクト八足吸盤”!」
どかーん!
ジェシカ「む、無念…(がく)」
アジョシ仮面マン「ダウンタウンの松ちゃんも罹患したという股関節唇を突いた。自分はこれから今まで以上にがに股で歩くことになるで」
ジェシカ「い、いややぁ、そんな仕打ち」
アジョシ仮面マン「すべては自分に絵心がないせいや。恨むなら己を恨むがよい。さらばだ!」
ジェシカ「くそー、絶対仕返ししてやるからな!」


ヒョヨン「いやー!(ひえええ)」
スヨン「なんやなんや、どないした?」
ヒョヨン「ウチの大事なキムタクの写真集がぁ…(わなわな)」
スヨン「わ、これは非道い。キムタクの顔が、全部TOKIOのリーダーに替えられてる」
ソヒョン「へったくそなコラージュやなぁ。よっぽど絵心のない奴がやったんやで」
ジェシカ「ふふふ…(こんなん序の口や。次はリップの先にウン○付けといたるからな)」
ソニ「それは災難やったなぁ。(いっしっし、案の定ヒョヨンを犯人と思うとるようやな、アホな奴。ヒョヨンがウチのために働くなんて事あるわけないのに。
  ウチかて『青春不敗』のロケでオクト神拳を取得しとることは当分伏せておこうっと)」







ジェシカは将来靴のデザイナーになりたいと語ったことがある。
 実際以前本屋でパパラッチされたとき見ていたのは靴のデザイン集だった。


※2011年11月9日に放送されたMBCのトークバラエティ『黄金漁場〜ラジオスター』に少女時代のテヨン、ティファニージェシカが出演した。
 この中でジェシカは熱愛が噂される2PMのオク・テギョンとは「ただの友達」と釈明した。
 ジェシカとテギョンは8月に六本木で深夜デートを目撃された他、10月にはドサン公園近くのカフェでブランチをとっている姿がニュースとなり、熱愛説が持ち上がっていた。
 これに対しジェシカは「テギョンとは本当にただの友達。自分は友人が少ないのでどうしても同じような人と会うことになるが、テギョンとは何故かいつも写真に撮られる。
 これではもう気楽に会うことも出来ないので、今後会わないことにした」と語った。
 この過程で、ジェシカが運転免許を取得済みで自分の車まで所有していることが発覚した。
 これで少女時代メンバーの内免許を持っているのは、少なくともジェシカ、サニー、ヒョヨン、ユリ、ソヒョンで、テヨンは現在取得教習中と思われる。


※同年11月12日に放送されたSBSのバラエティ番組『スターキング』にはソニ、ティファニージェシカ、ヒョヨンが出演した。
 その中で絵を描くマリオネット人形がティファニー肖像画を描いて絶賛された。
 番組では続いて、その人形と対抗で、ロック歌手のユ・ヒョンソン、BOOM、そしてジェシカがサニーの肖像を描くことになったのだが、ジェシカの描くサニーが酷すぎて会場はどん引き。
 ジェシカの新たな才能(無能)が世間に知らされた貴重な番組となった。
     絵の説明をするジェシカさん。