関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第198話 身代わり

ソニ「ちょいと、いい加減に起きぃ。シカやあるまいし、いつまで寝てるんや」
??「んん? …(むくり)こ、ここは?」
テヨン「もおみんな飯すませて出発の準備してるんやで。さぁ急いだ急いだ(パンパン)」
??「その顔は…確かテヨンねえ?」
ティパニ「ボーッとしてるんやない。二日酔いか?」
??「パニねえ? ソニねえ? ううう、頭が…」
ソニ「どないしたん。頭抱えて?」
??「ウ、ウチは誰や?」
全員「はぁーーーー?」
??「自分の記憶がない…ど、どおしよお?(涙目)」
テヨン「わぁ、みんな来て来て。こいつ、記憶喪失になりおったで(笑)」
ユリ「またマンネが変な薬飲ませたんちゃう?」
ソヒョン「飲ませてへんわ、失礼な(ぷんぷん)」
スヨン「昨夜ひげ八でチャミスル飲み過ぎてたのは確かやな」
ヒョヨン「寝てるときに、タンスの角に頭でもぶつけたんちゃうの?」
テヨン「アホやからなぁ」
ソニ「まぁええんちゃう。この国で記憶喪失になるのはそう珍しいことやないし」
全員「そらぁそうやな、ぎゃははは!」
??「そ、そうゆう問題なん?」
テヨン「自分以外のことは憶えてるみたいやから問題ないやろ。とにかくもおカムバックの日取りも決まったし、それまでは地道に営業をこなすのみや」
ヒョヨン「今日もこれから地方に行って『ソマル』と『Oh!』と『Gee』を演らなあかん。振り付け、憶えてるか?」
??「え、えーと、こうかな(振り振り)」
スヨン「お、結構憶えてるな」
ヒョヨン「そやけど、自分のパートの振りはこうやで(クルクル)」
??「あ、そやったっけ? こう?」
ヒョヨン「そうそう。上手いやんけ」
テヨン「(ぐっ)うん、これならいけるで」
??「いけるて、なにが?」
テヨン「なんでもない、なんでもない。さぁ興行に行って一稼ぎするで!」
全員「おーっ!」
ジェシカ「うう…(これもSME全体のためや、堪忍やで)」


スマン「例の作戦はどおなっとる?」
クッキーマン「現場のロードマネージャーからは問題ないとゆう報告です」
スマン「そうか(ほっ)。しかし、ユン・ソクホ監督のわがままにも困ったもんやで。”どうしてもこのシーンまで撮りたいから”ゆうて、ユナを帰してくれへんのやもんなぁ」
ヨンミン「カムバック目前にセンターが欠ける訳にはいきませんもんね」
スマン「で、どうやって記憶をなくさせたん? やっぱりソヒョンの秘薬か?」
クッキーマン「いえ。テヨンが後頭部を金属バットでどついたそうですよ」
スマン「ぴゃー、へたすりゃ死ぬがな」
クッキーマン「SM虎の穴出身者がそう簡単に死ぬはずはありまへん。ただ一生記憶が戻らない可能性はあるかも(笑)」
スマン「うひゃひゃひゃ。そん時はずっとユナとして扱えばええねん。ユナとテヨンはそれぞれ5人ぐらいおってもかまへんからな」
クッキーマン「(ぞー)面倒見る側の立場にもなってくださいよ」
ヨンミン「5人ユナでグループ組ませたりして」
スマン「そらあかん、耳が腐る」
スマン/ヨンミン「わっはっは」
スマン「それにしても、あの娘がユナに似とって助かった」
ヨンミン「姉よりユナの方に似てますもんね」
スマン「実はユナの妹やったりして」
ヨンミン「とりかえでっか? まぁこの国じゃ珍しいことやおまへんけどな」
クッキーマン「自分としては先輩グループのダンスをキチンと練習させてたSMのプログラムに感謝するのみです」
スマン「ふふふ、それもみな常に不測の事態を考えに入れたワシの戦略のたまものや」
クッキーマン「…(いっつも結果オーライのクセに)」


ででで!
ルナ「大変やーっ! クリが部屋におらへん!」
ビクトリア「なんやて? 今から大事な営業なんやで」
エンボ「考えたら昨夜から見かけてへんな」
ソルリ「ど、どおしよう? まさか、誘拐とかじゃ?」
ビクトリア「ぴゃー、怖いことゆうなや。とにかく事務所に相談しよ」


クッキーマン「あ、f(x)も今日営業あるの忘れてた」
ヨンミン「かまへんかまへん、ソシさえ問題なけりゃそれでええねん。はっはっは」
スマン「”f(x)てもとから4人グループやったんちゃう?”てゆうたら、ビクちゃん怒るやろうな。うひー、超叩かれそう(わくわく)」
クッキーマン「…だめだこりゃ(呆)」