関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第190話 マンネの毒日記

×月●日
日本公演の真っ最中やとゆうのにテヨンねえとパニねえが大喧嘩していた。


  テヨン「(怒)ちょいと、それが具合の悪い仲間にゆうことやの?」
  ティパニ「そやかてラーメン大盛りにコーンとゆで卵トッピングして、半チャーハンまで食うたのは自分やないか。ウチ、あんなにとめたのに」
  ユリ「半チャーハンはいかんなぁ」
  テヨン「そん時は食える思うたんや」
  ティパニ「その結果胃もたれして具合が悪いとか騒がれても、こっちのテンションが下がるだけや」
  テヨン「せめて”大丈夫なん? 胃薬あげよか?”くらいゆうてもええやろ」
  ティパニ「あー、うるさい。近づくな。こっちまで気分悪うなるわ」
  テヨン「むっきー、何様のつもりや、ファン・ミヨンのくせに」
  ティパニ「ウチをその名で呼ぶなーー!(うがーっ)」
  テヨン「自分とはもおデュエット解消や!」
  ティパニ「こっちの台詞じゃ、田舎モン!」
  どったんばったん


あのテヨンねえが、半チャーハン追加したくらいで胃もたれする訳がない。
ホンマはウチがこっそり試薬を垂らしたからやけど、そのことは黙っていよう。
それにしても、中国から仕入れたこの薬は青酸カリの数百倍という殺傷力を持つはずなのに、ちっとも効かへんやないの。
実験台がテヨンねえだったのが失敗だったか。まさか胃もたれぐらいですんでしまうとは…。
実験がうまく行ったら、金町浄水場に流そう思うてたのになぁ。
今ならなんでも放射能のせいに出来るからチャンスやったのに、けけけ。


●月▲日
スヨンねえの家にお見舞いに行った。


  ソヒョン「おねえ、具合はどお?」
  スヨン「もおだいぶええ。まだときどき腰が痛むけどな」
  ソヒョン「そう思うて、心安らぐようにお花持って来たわ。これ枕元に生けとくな」
  スヨン「おおきに。…ああ、なんやええ香りやなぁ」
  ソヒョン「そうやろ? この香りをかいでれば痛いのも忘れる」
  スヨン「ほんまや。なんや、ポワーンとええ気持ちになって来た…」
  ソヒョン「ふふふ」
  スヨン「ああ、もう腰も痛くなく…なってき……(すぅすぅ)」
  ソヒョン「おやすみ、おねえ(ふふふ)。もお一生目が覚めることもないやろ。あの世で幸せにな」
  …
  スジン「わー、誰や、スヨンの顔にハンカチかぶせてるのは!?」


残念なことに、ウチが帰った後、スジンねえさんがポピーに気づいて捨てたらしい。
おかげでスヨンねえは、未だ元気にカールを食ってる。
ちぇ。


●月●日
KBS2の『ビッグブラザーズ』の収録に参加した。


  ソン・スンファン「最近ソニさんが『強心臓』で”メンボの半数は恋愛中”ゆうてはったけど、あれ、ホンマでっか?」
  テヨン「ホンマやありまへん。あいつ最近、鶏糞の毒が脳に回って変なことばかり口走るんです」
  スンファン「事実やない? とすると”半数以上が恋愛中”ちゅうことでっか?」
  チョ・ヨンナム「げへへ、その若い身体をもてあましとるンやなぁ」
  ティパニ「黙れ、エロジジイ。世界中駆け回っててそんな余裕なんかあるか」
  テヨン「ホンマでっせ。恋愛なんかしたらかえってストレスになってまいますわ」
  ヨンナム「嘘つけや。おっちゃんが若いときは、寝ても覚めてもエロいことしか考えてへんかったで」
  スンファン「ちょっと先生…」
  ソヒョン「(はいっ)恋愛してへんからゆうて、おねえたちがエロいこと考えてない訳やないですよ」
  ヨンナム「ほーらな」
  スンファン「例えばどんな?」
  ティパニ「ちょっと、ソヒョン、やめてえな」
  ソヒョン「パニねえの部屋はクロンボのマッチョがニタニタ歯ぁむき出しとる写真がペタペタ貼ってあります」
  テヨン「そうそう、そやった(うぴゃぴゃぴゃ)。それもIQ低そうな野郎ばっか」
  ユリ「ピンク色の壁が真っ黒になるくらい一面に(笑)」
  ティパニ「いやーん」
  スンファン「へー、ティパニさんはクロ専かぁ」
  ヨンナム「その写真見て、夜な夜ななに妄想してるのかなぁ?」
  ティパニ「テヨンかてデブ専やから、太ったコメディアンの間抜けな写真ばっか張ってるやないの」
  テヨン「太ってへん。みなさん、ちょっとふっくらしてはるだけや」
  ユリ「以前はモムチャンの写真ばかりでしたで。おねえはすぐ好み変わるから」
  ソヒョン「最近じゃこんな写真も貼ってます(バーン!)」
    
  全員「ぴゃー、こ、これはあかん」
  テヨン「えー、おいしそうやないの(もがもが)」
  ユリ「貴様、芸能界から抹殺されたいのかっ!」
  テヨン「くそー。ソヒョンかてサツマイモの写真貼ってるくせに」
  スンファン「サツマイモなら可愛いモンやないの」
  テヨン「そやけど、こんな写真ですよ(バーン!)」
    
  全員「どひゃーっ!」
  スンファン「おー、ビッグブラザー!」
  ユリ「マンネの変態!」
  ヨンナム「がはは、ワシのビッグブラザーも負けてへんで。見てみるか(かちゃかちゃ)」
  スンファン「見せんでええです」
  ユリ/ソヒョン「いやーん、先生たら…(どきどき)」
  ヨンナム「遠慮せんで近う寄れや」
  ソヒョン「え、恥垢?」
  ティパニ「黙れ!」
  ヨンナム「(ジャーン)これがチョン・ヨンナムの13ピヨピヨ…」
  スンファン「やめんかーーー!(パッコーン)」


不思議なことに、このシーンは放送されなかった。ずいぶん頑張って収録時間も一番多く費やしたのに。
日本ならもっときわどいことだってOKやのに、まだまだこの国の編集技術は遅れていると思った。
それにしても、ウチの可愛いコグマちゃんの写真を部屋から勝手に剥がすとは許せん。
あのコグマちゃんは2年もかけて品種改良した傑作やのに。
もちろん食用に作った訳やないけどね、へへへ。


●月◆日
新曲のタイトルが決まった。


  スマン「いろいろ紆余曲折したが、新曲は『Keet(ケッ)』に決まった」
  ヒョヨン「紆余曲折て、自分がひとりでかき回しただけじゃ」
  仲宗根「さっそく練習しましょう。はい、ワン、ツー…」
  ♪ジャーン
  少女時代「先に触れた皮膚が まけかな
       消毒は苦めの胆
       地味に 虎汁(とらじる) 虎汁 虎汁
       ロケのせいよ
       うるし しゅしゅしゅ
       うるし Keet(ケッ) Keet Keet〜
  ジェシカ「(はぁはぁ)意味わからんわ」
  ユナ「(はぁはぁ)ロケしてたら、漆の葉の先っちょで皮膚がまけたから 虎の胆汁で癒してると言う内容や」
  ヒョヨン「聞いたって想像できへんわ、そんなシチュエーション」
  ソニ「とにかく、いろんなネガティブなシチュエーションを笑って吹き飛ばそうゆう歌らしい」
  ティパニ「その笑い声が、最後のあれか? いややなぁ」
  仲宗根「はい、ラスト大きく回ってえ−、決めっ!」
  ソヒョン「ケケケケケーーーー!
  スマン「オーケー! 素晴らしい!」
  ヨンミン「名曲や」
  少女時代「うそつけ」


後で聞いたら、この曲を書いたのはJYP師匠らしい。
JOOねえさんに歌わせようとしたら泣いて嫌がったのでウチらに回ってきたとのこと。
JOOねえさんの尻ぬぐいさせられるとは、ウチらも舐められたモンや。
そのうちJYPの事務所に漆30トン送りつけてやる。


●月×日
ドラマ『ハイキック3』の放送が始まったので、みんなで観た。


  クリスタル『ペラペラペラ…』
  ジェシカ「いやー、可愛いで、スジョン。その表情も最高や!」
  ソニ「ひとりで大騒ぎやな」
  ジェシカ「そやけど褒めるとこばっかりなんやもん。おっ、その英語の発音、完璧や。ウチが教えた通りやで」
  ティパニ「なまってるて」
  ジェシカ「やかましい! ドラマが終わってからコロス」
  ティパニ「そやけど、スジョンが頑張ってるのは確かやな」
  ジェシカ「許す」
  ティパニ「(ずこ)なんやねん、自分」
  

●月■日
ユナねえのドラマ『愛の雨』の読み合わせがあった。

  
  ユナ「おはよーございまーす!」
  ソヒョン「おはよーございまーす!」
  グンソク「あら、少女時代ちゃんじゃない。ソヒョンちゃんも来たの?」
  ソヒョン「はぁ、後学のために」
  グンソク「いいんじゃない。ボク、そんな子嫌いやないわよ。こっちにいらっしゃい、ええ席用意してあげるから」
  ソヒョン「それはおおきに」
  グンソク「ユン・ソクホ監督に気に入られたらええことあるわよ。女優を綺麗に撮ることには定評のあるお人やし。
    おばちゃんのチェ・ジウも、すきっ歯のハン・ヒョジュも、大した顔やないのに監督のおかげでスターになったんやから。
    ああ、ボクもどんだけ綺麗に撮ってもらえるのか、今から楽しみ」
  ソヒョン「お前は女優か!」


最近のSMは演技ラッシュだ。
パニねえさんはミュージカル、クリスタルとユナねえはドラマ。
テヨンねえもジェシカねえもミュージカル経験者だし、演技したことないのはソニねえ、ヒョヨンねえとウチだけや。
ウチはまだ声優しかやったことがないけど、やれば誰よりも上手なのは判ってる。
だって小学生の頃から今まで、毎日24時間演技をし続けて来たんやもの。
みんなはウチのことを、真面目で融通が利かない堅物の末っ子だと思い込んでいる。
ウチの心の中に住む、もうひとりのウチには気づいていない。
そやから、ウチの目標はこのまま私生活で演技を続けて、将来チャン・ツィイーにも負けない国際女優になることや。
女優、それは詐欺師と紙一重の存在。相手を幸せにするか、不幸にするかだけの違い。
彼女を信じないでください』のキム・ハヌルばりに生まれついての詐欺師であるウチは、女優としてもきっと成功するに違いない。


ソヒョン「うけけけけけっ!」
ソニ「ちょっと、ソヒョン。夕食の材料の中に毒キノコ混ぜるのやめてちょうだいよ」
ソヒョン「ぴゃー、ばれてた(ガーン)」



ヒョヨン「(むきーっ)なんでこのタイミングでマンネ主役の話やねん!」
わし「そやかて、マンネの毒話が読みたいゆう声が多くて」
ヒョヨン「あかんあかん。人気アンケートとってるときにそんなことされたら結果に影響するやんけ」
わし「そんなことゆわれても」
ヒョヨン「しばらく更新は見合わせるように」
わし「そんなことしたら永遠に締め切りの第198話がやってけえへんで」
ヒョヨン「うーむ、面倒な。そんならウチ主演であと8話書き続けたらええ。そや、そうしいな」
わし「ええけど、自分にそんだけのネタあるんか?」
ヒョヨン「…さぁ、夕食の買い物行こうかなっと」
わし「逃げんなよ」
JOO「(さささ)こうゆうときこそジュちゃんのネタで…」
わし「閉店ガラガラ!」
JOO「えーっ」
わし「そんな訳で、関西ソニョシデ人気キャラクター・アンケートはまだまだ実施中でーす」
JOO「ウチ以外の票はいらんで」


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※2011年9月21日に放送されたKBS2『ビッグブラザーズ』の中で、
 テヨンが「日本公演中ティファニーと喧嘩して、公演の中で行っているデュエットを解消しようと思った」と語った。
 以下は2chから拾ったネタだが、移動中テヨンが具合が悪くなり、「胃もたれしたみたい」と言うと、
 精神的にピイピリしていたティファニーが「そんなこと言うとこっちまで胃もたれするじゃん」と言ったらしい。
 激怒したテヨンはホテルの部屋でティファニーをつかまえ、「それが具合の悪い仲間に言う台詞か」と怒鳴った。
 事態を重く見たマネージャーは、ふたりを部屋に呼び、「一度しか言わないが、君たちにはとても感謝している」と言ったそうだ。
 これでふたりは涙を流しながら仲直りしたとのこと。
 関ソニョのクッキーマンには真似の出来ない芸当である。


※「半チャーハンはいかんなぁ」…
    
    中年オヤジの星、多部未華子
    『Jiu』では大人ニキビが出てたどー


※同じく『ビッグブラザーズ』の中で、MCのひとりソン・スンファンが「サニーが『強心臓』の中でメンバーの半数が恋愛中だといったが本当か」と質問したところ、
 テヨンは「事実ではない」と否定した。「今の多忙な状況で恋愛する暇はないし、すれば本人にとってストレスとなる」 
 ティファニーとユリもこの意見に賛同し、恋愛こそ活力と言ってる日本の某女性タレントとは正反対の立場を表明した。


※鶏糞…文字通り、ニワトリの糞。動物性肥料としては一般的なものである。
 サニーやユリも『青春不敗』ではよく利用したと思われる。
 乾燥しているがやっぱり臭い。
 袋の底の方になると粉になっていて、これがそこら中に舞い、結構吸い込んでしまう。
 寄生虫とかいたら確実に感染するんじゃないかと思うほどだ。


※13ピヨピヨ…昔佐賀の老漁師に聞いた話だが、彼らは男のシンボルを図る物差しにヒヨコを使っていたらしい。
 この漁師は「ワシんとは13ピヨピヨじゃけん」と大いばりしていた。
 詳しく聞いてみたら、おのれの一物にヒヨコを乗せていき、全部で12匹乗ったと。
 で、13匹目は片足しか乗らなかったのでバランスがとれず竿の先でピヨピヨと暴れていたそうである。
 あれからずいぶんたったが、未だに酒の席でこの話をするとオヤジには受ける。



※『愛の雨』…2011年9月19日のニュースによると、すでに制作が伝えられていたドラマ『愛の雨』のヒロインにユナが選出された。
 『愛の雨』は『冬のソナタ』などの四季シリーズで知られるメロドラマの巨匠ユン・ソクホ監督による新作ドラマ。2012年上半期放送予定(放送局・編成は未定)。
 脚本は『秋の童話』『冬のソナタ』で知られるオ・スヨン、男性主人公に現在1番人気のチャン・グンソクと鉄壁の布陣。
 韓国だけでなく、アジア圏全域でのヒットが期待されている。
 ストーリーは少々複雑なようで、ユナは70年代の清楚な女性ユニと現代の奔放な女性ユリの二役を演じるとアナウンスされている。じっくり作品世界に浸る必要がありそうだ。
 ユナは『シンデレラマン』に続き2年ぶりのドラマ出演。前作は視聴率的にパッとしなかったが、ユナの評判が悪かった訳ではない。
 おとなにの女性に成長した現在、どんな魅力的な女性を演じてくれるかファンならずとも興味が持たれる。