関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第181話 優しいお姉さん(チェ家の場合)

スヨン「(もんぎゅもんぎゅ)はぁー、暇やなぁ。テヨンは妹と千葉でOFFを楽しんどるゆうのに、ウチは床擦れが出来るほど寝たきりや」
スジン「寝たきりでも、よお喋るし、よお食うし、口だけは誰よりも動かしとるけど」
スヨン「おかげで口周りだけは床擦れせえへんねん、って口が床擦れする人間がおるか!」
スジン「はいはい」

スヨン「(もんぎゅもんぎゅ)ん? おねえ、カールがのうなったわ。買うて来て」
スジン「カールは一日10袋までて決めたやろ。いかくん食うとけや、長持ちするから」
スヨン「ち…」

スヨン「(くっちゃくっちゃ)はぁー、いかくんは長持ちするけど、味にインパクトが足りんな」
スジン「うっさいガキやな。食うてばかりおらんと新曲のひとつでも覚えろや」
スヨン「もお全部覚えたわ、ウチのパート、ちょっとしかないねんから。
  そや、『ワンピース海賊無双』買うて来てくれへん? ゲームでもして気を紛らわせよう」
スジン「『海賊無双』は開発が決まったばっかりや。まだ出来てへん」
スヨン「マジか…ああ、ウチがこんなに退屈しとるのに、バンダイナムコのお偉いさんたち、なにしとるんや」
スジン「わがままばかりゆうな。…せめてエンタメニュースでも読んで、時代に置いてゆかれんようにしとき」
スヨン「字を見ると眠うなる、おねえ読んで」
スジン「幼児か、貴様は!」
スヨン「ああ、ハヨンはええなぁ。誕生日にディズニーシーに連れてってくれる優しいおねえがおって(ごろんごろん)」
スジン「…ち、仕方ない(いっそ寝てしまえばええのに)」


スジン「なになに、”f(x)が来年の初めから日本デビューするとSMTOWN LIVEでファンたちを前に発表した。”
  …へえ、猫も杓子も日本デビューなんやね」
スヨン「誰でもっちゅう訳やないで。日本で活動するには金がかかる。国内でも赤字出しとるような売れない歌手にはほとんど可能性はないやろう」
スジン「例えば?」
スヨン「JOOとか」
スジン「そやけどあの子、今日本で歌うとるんやろ」
スヨン「ワンゴルの金魚の糞としてな」
スジン「そんな品のないことゆうもんやないで。他には?」
スヨン「あとはジュとか、チョン・ミンジュとか」
スジン「…」
スヨン「あ、でもいくら金があってもJYP師匠が日本デビューしたところ絶対売れへんやろうな」
スジン「それはウチも見とおないわ」


スジン”スーパージュニアのイトゥクが来年の入営を発表”
スヨン「もお歳やし、行かん訳にもいかんやろ」
スジン「男の子は大変やね。これでSJは何人になるの?」
スヨン「何人かなぁ、9人? 8人? それでもU−KISSよりはましや」
スジン「U−KISSて7人組の? どないしたん?」
スヨン「ドンホが先月膝の軟骨故障したと思うたら、スヒョンは過労で病院送り。つい昨日か一昨日にはイライの膝の筋肉が破裂したんやて。
  7人グループが実質4人でカムバックや(がっはっは!)」
スジン「自分かて入院しとるのに笑てる場合か」
スヨン「いやー、少女時代も呪われとって、これからメンボが続々と入院してきたら思うたら、笑いが止まらへんねん(うひゃひゃひゃ)」
スジン「これこれ、冗談でもそんなこと書くと実現するで」
スヨン「そやった。ここはそんなブログやったな(反省)」


スジン”人気グループKARA、新曲『STEP』を発表。” ああ、これの作詞作曲は竹内まりやさんやね」
スヨン「ええ? それは知らんかった」
スジン「ねえちゃん、日本におったときよお聴いたで。♪セプテンバー、そしてあなたは…(ルンルン)」
スヨン「…いくらなんでも『STEP』と『SEPTEMBER』は強引すぎるやろ」
スジン「じゃあアースウインド&ファイアの方にする?」
スヨン「そやから『SEPTEMBER』から離れろ!」
スジン「しくしく、ウチの電子目覚まし時計の表示には9月は”SEPT”って表示されるのに」
スヨン「知らんわ」


スジン”カン・ホドン脱税で公式に謝罪”
スヨン「年間50億は稼ぐゆうおっさんやからな。マルサが目を付けとるくらいわかってたろうに」
スジン「そやけど、自分で汗して稼いだ金のほとんどを税金で持って行かれるのは悔しいやろうね」
スヨン「そらそうや。そやから利益は全部必要経費にして、食うてしまえばええんや。
  カン・ホドンの稼ぎなら年間カール何箱買えるやろう(うっとり)」
スジン「…(アホな妹やなぁ。真面目に読むのがバカバカしくなってきたわ)」


スジンイ・ヒョリ、カムバック!”
スヨン「ホンマ? このカムバックラッシュの中でヒョリ姐さんも帰って来るとは。これは手強いなぁ」
スジン”カムバックの度に盗作疑惑が浮かぶイ・ヒョリ氏。そのため今回のカムバックでは最初から「新曲は盗んだものです」と表明した”
スヨン「ええー?」
スジンイ・ヒョリ氏は続けて”結局バレなきゃええんや。曲を盗まれた本人が気づいて手を挙げて来なければ、これはウチの曲や、と開き直った”
スヨン「ぴゃー、モラル無視かい」
スジン”新曲のタイトルは『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』と発表されている”
スヨン「すぐバレるて(がたがた)」


スジン”SBS人気歌謡のMCソルリとアイユが下車、後続にMiss AのスジとA−Pinkのウンジを投入”
スヨン「まぁソルリもアイユも忙しいからなぁ」
スジン”新MCのウンジとスジは共同で所感を述べ、
  ”伝統ある人気歌謡のMCに選ばれて幸せだ。これから先輩たちの功績を汚さないよう努力していきたい。新MCのウンスジを応援してください”
スヨン「待て待て、その呼び名はまずいやろ」
スジン”私たちはこれからウンジでもスジでもなく、ウンスジだ。みなさんもパンツにシミを作って見て欲しい”
スヨン「嘘つけ。おねえ、段々ヤケクソになってきたんやないの?」


スジン”骨接ぎ屋・念仏の鉄、逮捕”
スヨン「惚れさせ屋?」
スジン「骨接ぎ屋(イライラ)。”江戸の下町で整体業を営む念仏の鉄こと骨接ぎ屋の鉄が、殺人罪で逮捕された”
スヨン「江戸てなんやねん、江戸て?」
スジン”念仏の鉄は正業に隠れて仕置人と呼ばれる暗殺稼業を営んでおり、その方法は怪力で被害者の脊椎を外すという強引なもの。
  先頃薦骨を骨折した少女時代のスヨンさんも、念仏の鉄に仕置きされたものと思われる。奉行所では今後スヨンさんが生来のわがままで人に恨まれることをしていなかったか捜査する予定である”
スヨン「うひゃー、わかったわかった。そんな皮肉ゆわんでもええやんか」
スジン「皮肉とは失礼な。いつまで起きとっても、妹思いのウチはちっともかまわへんのやで。必殺シリーズは30作以上あるさかい、ニュースのネタは当分つきへんし」
スヨン「勘弁勘弁。日本でどんなネタ仕込んで来たんや」
スジン「次のニュース。
  ”キム・ハヨン、ディズニーシーでわがままを言う………少女時代テヨンさんの妹ハヨンさんは、姉の招待で誕生日を祝って貰っているにも関わらずわがままを言い続けたため、テヨンさんを激怒させた。
  テヨンさんはハヨンさんをアクアトピアのプールに叩き込んだ末、今後アホな妹のためにはなにもしてやらないと語っている”
スヨン「ごめんなさい、ごめんなさい。もお大人しく寝るから許してえや」
スジン「わかればええんや」
スヨン「でも寝る前にカール一袋買うて来てくれへん?」
スジン「…」







※『SEPTEMBER』…竹内まりや3枚目のシングル1979年。作詞・松本隆、作曲・林哲司
 今ではシンガーソングライターとして認識されているが、デビュー当時の竹内まりやは美人女子大生シンガーとしてアイドルよりの売り方をされていた。
 その頃のヒット曲『SEPTEMBER』も当時のヒットメイカ松本隆林哲司による作品だが、
 彼女の歌は全部自作と思っている人が多いので、あえてスジンには勘違いして貰った。
     『SEPTEMBER』