関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニそにょ20

わし「焼酎おかわり」
ひげ八オヤジ「はいよ(どぼどぼ)」
わし「(ぐびぐび)くーっ、ワシの意気地なし野郎! …おかわり!」
ひげ八「どないした、今日はいつにもましてやさぐれてるやないけ?(どぼどぼ)」
わし「オノレの駄目さを思い知らされて、今夜はもお飲みつぶれるしかないんじゃ(ごくごく)」
ひげ八「そら迷惑な話やな」
わし「聞いてくれや。今日、仕事で名門私立女子高に行ったんや」
ひげ八「羨ましい話やないけ」
わし「たまたま”愛しテヨン”さんとこで作った少女時代Tシャツを着て行ったんやけど、もお女子高生の食いつきがすごいのなんのって。
  『おじさん、それ、少女時代のシャツやないでっか?』『どこで手に入るんでっか?』
  『おじさん、少女時代好きなんでっか?』…質問攻めや」
ひげ八「あの不良どもが今や女子高生のカリスマとは、マジで笑えへん冗談やな」
わし「わし、得意になってな、仕事仲間が呆れるのも構わずゆうたったんや。
  『おっちゃんに向かって”好きでっか”とはなにごとや。このTシャツは全国の選ばれたペンが集うて作ったもんや』
  『えっ、おじさんは有名なペンの方なんでっか?』
  『おっちゃんは少女時代の有名な研究家やぞ。ブログかてやってるんやぞ』」
ひげ八「妄想家やのに?」
わし「ほたら女の子たちが目をキラキラさせて『じゃあそのブログ、教えて下さい』ゆうんや。『そのブログいけばTシャツも作れるかもしれないんですね?』
  …わしはしばらく返事が出来へんかった。すると女の子たちが紙とボールペンを押しつけてきて、『ここにアドレスを書いて下さい』ゆうんや」
ひげ八「書いてやったらええやん」
わし「出来るか! こんな無垢な子たちにあんな変態ブログの存在を知られたら軽蔑されてしまうがな。
  『このおっちゃん、ふた言目には下ネタばかり書きやがってド変態やな。そんな変態がウチらの学校に来るなんて、それだけでもお犯罪や。先生呼ぼうか。いや警察呼ぶ方が先や』
  なんてことを思われるかと思うと嫌な汗が滲んできて、気がつくとわしは『愛しテヨン少女時代』とだけ紙に書いて、『アドレスは忘れたからこれで検索してえな』ゆうて渡していたんや」
ひげ八「最低やな」
わし「ああ、わしは自分の書いたものを誇ることも出来ない根性なし野郎なんや!(ごろごろごろ)
  無垢なあの子たちに嘘をついて申し訳ない。ババロアさんに申し訳ない。亡き団鬼六先生に申し訳ない。なによりこの変態ブログを楽しみにしてくれている読者に申し訳ない」
ひげ八「しかしまぁ気持ちがわからんではない。(どぼどぼ)飲め飲め、飲んで忘れるんや」
わし「(ごくごく)次の機会があれば、堂々と胸を張って『ワシは少女時代をネタに下話ばっかり書いとる変態ブロガーなんじゃよ、げっへっへ!』と叫ぶで!」
ひげ八「それはやめとけ」







※この話は9割実話です。