関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第143話 日曜視聴率戦争、あるいは、魁!!女塾

ぽぴぽぴぽ
ティパニ「ぴゃー、今度の日曜は凄いことになっとるな」
ヒョヨン「どないした? 戦争でも始まるんか?」
ティパニ「ある意味戦争やな。KBSの『一泊二日』が女優特集。チェ・ジウキム・ハヌル、ソウ、イ・ヘヨンなど大挙出演やて」
ユナ「ババァばっかりやな。吉高由里子とか武井咲とか出さんかい」
ソヒョン「若手女優のひがみは置いといて、そうそうたるメンボやんか」
ソニ「スタッフも大変やったろうな」
ジェシカ「そりゃ、実際には間違っても同じ部屋で”一泊二日”させられへんからな(笑)」
ユナ「ふん。どうせ使い古された芸人が合流して、ぬるーい番組になるに決まっとる」
ソニ「いくら妬んでも、自分は呼ばれません。今やT-araのウンジョンの方がずっと格上や」
ユナ「うがーっ(がんがんがん!)
スヨン「その『一泊二日』って、あれか、『私は歌手や』の裏番組?」
ティパニ「そうゆうことや」
スヨン「『不朽の名曲2』を前日の土曜日に打って、当日はこれか。KBSも必死やなぁ」
ティパニ「SBSはもっと必死やで。『私は歌手や』の裏にキム・ヨナがMCの番組を立ち上げたんやて」
スヨン「ひゃー、ついに国民の妖精を担ぎ出したか?」
テヨン「SBS側はどんな要請の仕方をしたんやろうか?」
ソニ「座布団全部とれ」
ジェシカ「その番組、クリスタルも出るんよ(ニタァ)。ヨナにスケート習うとるゆうてえらい喜んどったわ」
ソヒョン「そやけど、どう考えても主役はヨナやろ。引き立て役ちゃうの?」
ソヒョン「そうそう、メイクとかライティングとかいい加減な扱いを受けた上、変な顔に映った瞬間をスローで何度も使われるんや」
ジェシカ「ノーメイクでもどんな表情でも、ウチの妹は世界で一番可愛い。ヨナこそ引き立て役や!(きっぱり)」
ティパニ「ほお、出演者はフィギュアスケートを2ヶ月に渡り練習、その成果を22日の放送で披露。
  クリスタルは黒のミニドレスに赤をあしらい、アイユは杏色の衣装で清純さを強調…」
ソニ「アイユ? また出とるんか?」
テヨン「ゴールデン総なめやな」
ヒョヨン「よっぽど勉強が嫌いで学校行きたくないんやで」
ティパニ「そうゆう問題か?」
ソニ「それにしてもタフやな。実は双子なんやないか?」
ティパニ「五つ子かもな(笑)。太ったアイユに痩せたアイユ、歌担当のアイユにバラエティ担当のアイユ、あとは勉強担当な」
ユナ「ホンマにアイユが五つ子やったら、5人グループ作ればええのにな(笑)」
ソニ「グループ名は?」
ユナ「シスター」
全員「…(つ、つまらん)」
テヨン「四人囃子
ソニ「5人ゆうとるやんか。…大体なんでシスターからそっち方面に行くねん?」
ヒョヨン「頭脳警察
ソヒョン「人間椅子
ソニ「もお突っ込まへんよ、くだらなすぎる(呆)」
わいわいわい


ずんずんずん、ばーん!
イ・ヒョリ「こらーっ、クォン・ユリ!」
全員「わーっ、びっくりした!」
ヒョリ「自分、日本に行って痩せやがったな」
ユリ「すんまへん。焼き肉屋でユッケ食ったら…」
ヒョリ「言い訳無用(バチーン)!」
ユリ「どひゃー(ごろごろごろ)」
ヒョリ「こんな色気の欠片もないグループで、自分だけは見所がある思うて目を掛けていたのに…情けない」
ユリ「お、押忍、塾長!(平伏)」
全員「塾長?」
ヒョリ「ええか、このイ・ヒョリが、いまだにセクシーアイコンと呼ばれているのは何故か?
  それは常に女を磨いているからや。見てみい、ウチの最新のグラビアを」


    


ティパニ「おおっ、なんかスゲえ」
ソヒョン「なんでこんな場所でこんなカッコしとるんやろ?」
テヨン「33にもなってこんな恥知らずな写真出すの、他にはほしのあきくらいやな」
ヒョリ「なんとでもゆえ。このウチの絶品スタイルを見て、今夜も全韓2000万の男が眠れぬ夜を過ごすんや」
ジェシカ「スタイルならウチかて自信あるで。ファッションモデルやからな(ポージング)」
ヒョリ「そんな鶏ガラみたいなスタイル、女子供は憧れても、飢えた男を満足させることは出来へんのじゃ、ボケ!」
ジェシカ「と、鶏ガラ?」
ヒョリ「女の身体はなんのためにあるのか? それは男と一戦交えるためであーる!
  男もまた女と一戦交えるために生まれてくるのであーる!
  然してそのような痩せた肉体に男と一戦交える戦力、いや体力はない。ゆえに男はそれを好まんのじゃ!(喝)」
ジェシカ「(ガーン!)男はウチのスタイルが嫌いやて?」
ヒョリ「所詮自分らの人気は女子供に支えられたまがいもの。女性アイドルたるもの、男性の股間を膨らませてこそ存在価値がある」
ソニ「極論やなぁ」
ヒョリ「極論やない、常識や。最近の芸能界を見てみい、おねえキャラの男ばっかやろ?
  あれは女が女の魅力を失くしたために、男同士で補完し合おうという自然の摂理なんやで」
ソヒョン「まさか!」


 最近、多摩川に住むオスの鯉から精巣の中に卵を持つものが見つかり、
 また、巻き貝のメスにペニスが生えるという現象も起きてる。
 こうしたインポセックスを始めとした「生殖異常」の例が、近年世界各地で報告されてるのである。
 巣を作らないワシ、孵化しないワニやカモメの卵、子供を生まないミンク等その数は非常に多い。
 これらの生殖異常の原因として、男性の女性化、女性の男性化、と言う単性生殖への進化が進行していると見られ、
 このままでは、男か女、どちらか弱い方が不必要として淘汰されることは火を見るより明らかなのである。
  …ワイ・キモデングリ著「生命の淘汰40億年大全」(民明書房刊)            


ユナ「てことはキムタクとチャン・グンソクがラブラブになったり」
テヨン「ダニエル・へニーとジョニー・デップがイチャイチャしたり」
ソヒョン「ありえる…ありえるで(ポワーン)」
ソニ「ありえへんわ! なにがポワーンや。レディスコミックばっかり読んどるからヘンな想像するんや」
ユナ「でも、妙に説得力あるし」
ヒョリ「ふふふ、そこのちびっ子にもいずれ判る日が来る。
  とにかく、そんな時代に対処すべく、ウチが創ったのが『女塾』じゃ。
  女が女としての魅力を磨き、男の股間に眠る雄パワーを引き出すことで、正しい男女像を実現し世界平和を達成することが目的である。
  ひいては夜な夜な行われる自家発電行為によって、日本の電力不足も補うことが出来るはずや」
ユリ「さすが塾長(へへー)」
ヒョリ「自分ら鶏ガラグループの中で、ユリだけは痩せすぎてない女性らしいスタイルやと、ウチの後継者はユリしかおらんと、そう思てたのに(わなわな)」
テヨン「ウチかて別に痩せすぎやないけど」
ヒョリ「幼児体型に痩せもデブも関係あるか。”女性らしい”て何度もゆうてるやんか!」
テヨン「はぁ…(この女がいつかババァになって言い返す力が失うなったらじっくり仕返ししてやろう)」
ソニ「お言葉ですが、ヒョリ姐さん。ユリかてバストは自慢する程でも…」
ヒョリ「ふふふ、唯一の自慢が胸ゆう自分らしい意見やが、”胸は胸のみにて胸にあらず!”(バーン!)」


 『胸は胸のみにて胸にあらず!』
 北方領土に多大な貢献をしたササキムネ●国会議員が残した言葉が語源。
 乳幼児を持つ母親のための施設(ムネ●ハウス)の完成祝賀会で口にしたと言われている。
 もともとは「母親の胸というものはふくらみさえあればいいのではなく、きちんと乳児のための母乳を出してこその胸である」
 と言う意味だが、いつしか転じて「腰のくびれがあってこそ女性らしいスタイルは成立する」と言う語源とかけ離れた意味になった。
 その原因については補足21-4を参照。
  …松山千晴著「母性の起源〜ミトコンドリア・イブからマツコデラックスまで」(民明書房刊) 


ヒョリ「女性の肉体の魅力は1におっぱい、2にお尻、34がなくて、5にうなじと言うが、ひとつ大事なことを忘れとる。
  ”くびれ”なくして、胸も尻も成立せんのじゃ!」
ティパニ「うーむ、たしかに」
ヒョリ「よって多少バストが寂しい女性も、ビリーズブートキャンプやヨガやタヒチアンダンスをやって腹筋を鍛えることが重要。
  逆に適度な量の食事を規則正しく摂取して、ヒップには脂肪をため込まなくてはならないんじゃ。
  それでなくてはオカマ相手に“大威震八連制覇”を勝ち抜くことは出来ーん!(どーん)」
ユリ「返す言葉もございません」
ジェシカ「そうなのか? 単に作者がお尻マニアちゅーだけの話やないのか?」
ユリ「だまらっしゃい! 塾長の言葉に間違いないんじゃ」
ヒョリ「よおゆうた。その言葉に免じて、今回の激やせは不問にしてやろう」
ユリ「押忍! かたじけのおございますぅ」
ヒョリ「ほな今から失くした肉を取り返すために、焼き肉屋さんに行くで。カルビ、ハラミ、ロースを食いまくるんや。もちろん自分の奢りでな」
ユリ「は?」
ヒョリ「教えを請うとるんやから当然やろ。それに前回のアルバムで大損したウチに、焼き肉食う金なんかある訳ないわ」
ユリ「は、はぁ」
ヒョリ「さぁ、行くで行くで(ぐいぐい)。生ビールも飲んじゃおうかなっと」
ユリ「ちょ、ちょっと塾長…」
がちゃん
テヨン「…結局タカリに来ただけちゃう?」
ソヒョン「そおみたいやな」
ソニ「それにしても”日曜視聴率戦争”から”女塾”てどうゆう流れやねん? 作者の頭膿んどるんか?」
ユナ「”日曜視聴率戦争”は前回に入れるべきネタやもんな」
ソヒョン「時事ネタが多すぎて、古くなる前に消化しようと焦るあまり、構成がガチャガチャになったんちゃうの?」
スヨン「だいたい今の芸能界のスピードにジジイがついて行こうなんて無謀なんや」
ジェシカ「時事ネタなのに?」
…ひゅーううう
全員「久しぶりのシカ効果…油断したで(バッタリ)」