関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニれべ28

わし「あーっ、しもおた!」
ヨジン「(どっきんこ)ど、どーしたでやんすか!?」
わし「表彰式の時、グランプリ獲ったレッベルちゃんに賞品あげるの忘れてた」
ヨジン「(かくん)今更でやんすか? どーせロクなもんじゃないでしょおから、あっちもいらないと思いますで」
わし「でも記念は記念やから」
ヨジン「一体なにをあげるつもりでやんす?」
わし「そらぁエンゼルパイに決まってるがな」
ヨジン「絶対いらないって。…ん、エンゼルパイ? チョコパイやなくて?」
わし「チョコパイは一般名詞やん。ワシにとってチョコパイゆうたら森永製菓のエンゼルパイに決まっとる」

ヨジン「決まってるゆわれても(困) これ、馴染みがないなぁ」
わし「アホか。エンゼルパイはワシが幼少のみぎり学校給食にも出て来たくらいメジャーなチョコパイやで。年イチくらいの割合やったけど」
ヨジン「給食? 江戸時代に?」
わし「誰の少年期が江戸時代じゃ! 誰が勤王の志士やっちゅうねん!」
ヨジン「勝手にかっこよく言い換えない」
わし「とにかく、チョコパイゆうたらエンゼルパイ。あのねっとりしたマシュマロの食感が実にエロくて美味い。ロッテのチョコパイには出せん奥深い味や」
ヨジン「いや、ロッテはロッテで美味いっしょ。ちゅうかチョコパイゆうたらロッテかオリオンに決まってるでやんす。森永なんてパチモンですわ」

ヨジン「“チョコパイはロッテ”ゆうてはるし」
わし「(カチーン)黙れちびっ子! エンゼルパイこそチョコパイのオリジナル。あまたの類似商品の元祖なんである。赤福餅なら伊勢の和菓子赤福、ミルク餡まんなら博多通りもんなのである。韓国のチョコパイなんざ、所詮ジェネリック商品じゃ」
ヨジン「(むっかー)ちゃうでしょ。チョコパイのオリジナルは韓国のオリオンに決まってます~」

ヨジン「ほらね」
わし「(ずこっ)ロシア語やないかい!」
ヨジン「ロシアは韓国の属国でやんすから」
わし「出たな、半島人お得意の歴史ねじ曲げ思想」
ヨジン「ねじ曲げてるのは島国の方やないでっか! 悪いことしてもいっこも謝らないし」
わし「謝らへんのはそっちやろ!」
ヨジン「世宗様が島国には謝らなくてええっておっしゃったんですぅ!」
わし「まーた史実をねじ曲げたな。こうなったらどっちが正しいかここで白黒つけたろおやないか」
ヨジン「望むところでやんす。島国の卑怯もんには負けないでやんす」
わし「お、ちょうどええところにポンコツが通りかかった。これこれ、そこなお嬢さん」
アイリーン「(ぴたっ)ウチでっか?」
わし「うむ。そのiPhoneにも劣るストレージと限界の低い演算能力を駆使してワシの質問に答えたまい」
アイリーン「そおゆう言い方されると答える気なくなっちゃうんですけど」
わし「やかましい、黙ってロボット工学三原則に従うのじゃ」
アイリーン「ウチにそんなものはプログラムされてまへんで」
わし「(かくん)マジで安もんやな」
アイリーン「ロボット工学三原則なんてアイドルには不必要ですさかい。それより一体どないしたんです?」
ヨジン「実は、かくかくしかじか…って訳なんですよ~」
アイリーン「またつまらんことで争うて(呆) 隣国人同士仲よおしたらどないだす?」
わし「仲よお出来るならとっくにひとつの国になってるわい」
アイリーン「ふーむ、それは道理ですな。それで、ウチに訊きたいこととは?」
わし「そやった。日本のエンゼルパイと韓国のチョコパイ、どっちが先か問題に決着をつけたいのじゃ」
ヨジン「負けた方が謝るんでやんすよ」
わし「貴様こそその生意気な顔が地面にめり込むまで平伏して貰うで」
ヨジン「ウチが負ける訳はありません。世界中のあらゆるものは韓国が発祥ですから」
アイリーン「やれやれ、くだらない(溜息) とにかくちょっとググってみますわ…(ぽくぽくぽくぽく)」
わし「一休さんかよ(呆)」
アイリーン「(ちーん)出ました。Wikiによるとエンゼルパイが商品化されたのは1958年ですね。対して韓国のチョコパイはオリオンの前身である東洋製菓が商品化したのが最初で、その年は…」
ヨジン「年は?(ごくっ)」
アイリーン「1974年です」
ヨジン「(がーん!)しょ、しょんにゃパボな!」
わし「わっはっはっは! 貴様の負けじゃガキンチョ。さぁ、謝れ。国家を代表して今すぐ謝れ」
ヨジン「ひーん」
わし「なーにが“世界中のあらゆるものは韓国発祥”じゃ、アホめ。これでチョコパイのルーツは日本ゆうことがよお判ったやろ」
ヨジン「くやぴー」
アイリーン「はぁ? チョコパイのオリジナルはアメリカでっせ」
わし「なぬ?」
アイリーン「テネシー州のチャタヌーガ・ベーカリーが1917年に作ったムーンパイがこの手のお菓子の元祖やとゆわれております」
わし「マジで?」
ヨジン「ホンマに?」
アイリーン「へえ。Wikiは嘘つきまへんから」
わし「けっこう嘘書いてあるやんけ」
アイリーン「これが証拠です(ぽち)」

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ヨジン「ホントだ~。“since 1917”て書いてある」
わし「認めへんで! ワシは認めへん! たとえそれが、イデの意思によろうともな!」
アイリーン「それ、表彰式でJYPEのパク代表がゆうてましたで」
ヨジン「ギャグの使い回し、禁止~」
わし「ちぇー」
アイリーン「とにかく、世の中の大概のことは西洋がルーツなんです。アジアの端っこでちっちゃいことで意地張り合ってても、世界から見たらまるで意味のないことですよ」
わし「急に西洋人みたいなことゆうやんけ」
アイリーン「だってRed Velvetは西洋のアイドルグループなんですもん。アイリーン、ウェンディ、ジョイと大半が西洋人ですし」
わし「本名はぺ・ジュヒョンとソン・スンワンとパク・スヨンじゃねーか。バリバリの朝鮮血筋やっちゅうの」
アイリーン「(無視)コンサートかてアメリカやカナダをメインにやっているのです。半島やら島国やらもおアホらしくて相手にしてられません」
ヨジン「(ぴゃー)メジャーに行った野球選手みたいなこと言い出した」
アイリーン「そやからチョコパイが先かエンゼルパイが先かなんて、どーでもええのです。ウチらの新曲にもそんな歌詞ありまっせ」
わし「ちゅうと?」
アイリーン「♪どちらでもいいわ~
ヨジン「(かくん)ギャグの使い回し、禁止やって」
わし「しかもそれ、西洋どころか島国で出した曲やんけ(呆)」
アイリーン「♪ちゃんちゃん
わし「強引に終わろうとするじゃない!」





※『SAPPY』…
 
 「どっちどっち?」とやたらしつこく迫った挙句「どちらでもいいわ」と突き放すドSな曲