関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第761話 発進! シースルー時代

どったんばったん
ウェンディ「1,2,3,4…(はぁはぁ)」
イェリ「2,2,3,4…(ふぅふぅ)」
スルギ「3,2,3,4…(ひぃひぃ)」
ばたーーん! どやどやどや!
Oh!GG「フリーズ!!」
Red Velvet「わぁっ」
ヒョヨン「手を上げろ、床に伏せろ、動くんじゃねぇ!」
スルギ「ショ、ショ、ショ、ショシねえしゃん…(ジョジョジョー)」
ユリ「この稽古場はウチらが占拠した。もはや貴様らに練習する自由はないで」
アイリーン「えー? 今月からアジアサーキット始まるんでっけど」
ウェンディ「マジで稽古せんと間に合わんのです」
テヨン「ウチらかてカムバックしたんでこれから忙しゅうなるんや。貴様らはラジカセ持って向かいの区庁の庭で稽古しとれ」
イェリ「なんで今更学生ダンサーみたいなことせにゃあかんの(ぷんぷん)」
ユナ「なんやと、こら(ぎろっ)」
イェリ「ひえーっ」
ユナ「貴様、一番年下のくせに言葉遣いがなってへんのじゃ! このアヒル口が悪いんか?(ぐいーーん)」
イェリ「ひてて、ひてて(く、口が裂ける〜っ)」
ソニ「まぁまぁ、世間に対して少しでもちゃんとしたパフォーマンスを見せたい気持ちはみんな同じ。上から抑えすぎてパワハラ疑惑でスキャンダルになってもつまらんし、ここは話し合いで解決しよう」
ヒョヨン「それはそおやな。よし、そこの歯茎」
ジョイ「ウ、ウチでっか?」
ヒョヨン「裏のセブンイレブン行って人数分ホームランバー買うて来い。ウチらが稽古しとる間アイスでも食うて休憩しとれや」
ジョイ「はぁ」
イェリ「そんならウチはシロクマちゃんの方が…」
ユナ「贅沢ゆうな!(ぐいーーん)」
イェリ「ひたいひたい!(涙)」
ジョイ「そんでお金は?」
ヒョヨン「ああ、そやったな。よしポンコツ、カードを出せ」
アイリーン「は?」
ヒョヨン「貴様、いつも支払い係やっとるやないか。チームメイトが食うんやから自分が出すのが当然や」
アイリーン「なるほど、そおゆうもんでっか(はい)」
スルギ「(かくん)出すんかい」
ジョイ「さすがポンコツ(呆)」
テヨン「よーし、ほんなら早速稽古を始めよう。久しぶりの団体活動やから気合い入れるで」
ソニ「おー!」
スルギ「わ、ソシ先輩の新曲、見るの初めてや(どきどき)」
ウェンディ「ええ機会やから勉強させて貰お」
テヨン「ミュージック、Ride On!」
♪どーん!



イェリ「ひゃー、さすがにオーラすごいや」
ウェンディ「アジアン無国籍路線とは新しい」
スルギ「そしてゴージャス。ソシ先輩のアイデンティティは健在や」
ソニ「誰が建材屋じゃ、こら(ぜひーぜひー)」
ユリ「舐めた口利いとったら痛い目に遭わすど(ごほごほ)」
ウェンディ「(ひそひそ)さすがやと思うたけど、一曲踊っただけで息上がってるやないの」
スルギ「(ひそひそ)やっぱ寄る年波には勝てんちゅうことかなぁ」
イェリ「(ひそひそ)Oh!爺々やなくて大婆々や」
ウェンディ「(呆)あんた、そおゆうとこだけは天才的やねぇ」
テヨン「おい、お団子(はぁはぁ)」
スルギ「ひゃ、ひゃい!」
テヨン「今見ててどおやった?」
スルギ「えー、良かったと思いますぅ」
テヨン「ふん、ええのは判っとるわ。そこを敢えてさらなる向上のために意見を聞きたいゆうてるんじゃ」
スルギ「そ、そおでっか。そんなら、えーと…♪早く Lalalalalaってとこで、皆さんの右手の角度がもっと揃ってたらよかったかなぁーと」
テヨン「なにケチつけてるんじゃ、ガキが!」
スルギ「しえーっ!(泣)」
ウェンディ「どっちやねん(呆)」
ソニ「なんやむかついたけど、意見は意見として聞いておこう。むかついたけど」
スルギ「うぇええ(そやからこの人たちと絡みたないねん)」
ヒョヨン「ほなその意見を参考に、もお一回やるか?」
ユリ「(ぜいぜい)そやな。あと10分休憩したらやろう」
イェリ「効率悪っ」
ウェンディ「こりゃいつまでもこっちの番は回って来んで」
がちゃ
ジョイ「アイス買うて来ましたー」
アイリーン「ごくろーはん」
ジョイ「いま廊下でクッキーマンさんと会うたんでっけど、今回ねえさんたちテレビ活動ないらしいっすね」
Oh!GG「えっ?!」
ジョイ「なんでも全員のスケジュールが全然合わないのが原因やって。そんで音源のみの勝負になるらしいですよ」
ユナ「マジか?(がーん)」
ソニ「初耳やぁ」
テヨン「なんでそーゆー情報、ちゃんと伝えてくれへんかなぁ。リーダーの怠慢やで(ぎろっ)」
ヒョヨン「ちょっと、なんでウチを睨むねん」
テヨン「そやかてOh!GGの名付け親は自分やろ? てことはリーダーは自分てことや」
ヒョヨン「アホゆうな。少女時代のリーダーは自分なんやから、ユニットの面倒もちゃんと見ろや」
テヨン「それじゃオーバーワークやろ。毎回リーダーは代わるべきなんや」
ユリ「テティソの時は誰がリーダーやったん?」
ソニ「確かマンネやったな」
スルギ「うーむ、面倒な仕事と責任の押し付け合いか」
イェリ「町内会の役員みたいやね」 
ウェンディ「ウチらのリーダーが人間に逆らわない性格でよかった」
ユリ「とにかく! 音楽番組で1位総なめにするつもりで山程稽古したっちゅうのに、この努力をどないしてくれるねん」
ソニ「そおじゃそおじゃ。アラサーにとって、こないハードな練習は命縮める覚悟なんやで」
アイリーン「ウチらにゆわれましても」
スルギ「まぁまぁ、お怒りは一旦おいといて、溶ける前にアイス食いまへんか?」
ユナ「やかましい! 食うことばっかり考えてるんじゃねぇ!(ぐにゅーん)」
スルギ「ひててて」
テヨン「おのれ、口惜しや。猛稽古の成果、誰かに見せずにはおるまいぞ」
ソニ「見せるって、誰に?」
ヒョヨン「そおや、最近セレブぶった写真ばっかりインスタに上げてるあいつにしよう。みんな、BLANC & ECLAREの店の前でゲリラライブやってやろうで!」
ユリ「おお、それはええ!」
ユナ「さすがリーダー(笑)」
ソニ「さっそく西大門へ移動じゃ!」
Oh!GG「おーっ!」
ウェンディ「イヤミやなぁ(呆)」
スルギ「なんでクビにしたメンボにいつまでも絡むんやろ」
イェリ「こんな大人にはなりたないわぁ」