関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第746話 そに散歩 〜日南編〜(その1)

ソニ「(下からフレームイン)あんにょ〜ん、よろぶん!」
テロップ:散歩人 イ・スンギ
ソニ「最近歩いてますか? 散歩ってええですよー。さぁ、散歩に出かけましょう!」
♪ポロロ〜ン


OP
テーマ曲:BIG BELL「ほのか」
テロップ:散歩は 大人の休み時間
     一歩 踏み出せば 冒険が始まる





01:オープニング


ソニ「今回の旅のお供は…こいつですっ!」
ユナ「あんにょ〜ん、よろぶん(えへへ)」
ソニ「何故こいつかとゆうと、今メンボの中で一番ヒマやからです」
ユナ「え、そんな理由なん? 一番人気やからとかそおゆうことやなくて?」
ソニ「それがちゃうねんな。ユリはドラマ、ココマは日本ソロデビュー、ヒョはDJ活動と、他のメンボはみな忙しい。元メンボにまで範囲を拡げてもそれぞれ大活躍や。なんならシカが一番多忙かもしれん」
ユナ「いや、ウチかてモデル業とかイベント参加とか、それなりに忙しいんやで」
ソニ「忙しい奴が民宿でバイトなんかするか!」
ユナ「そ、それはテレビの企画…」
ソニ「案の定ブッキングしたらすぐスケジュールとれたやないか」
ユナ「すぐて…だいぶクッキーマンが調整したと思うけどなぁ(ぶつぶつ)」
ソニ「とにかく今回はこのユナと共にいろいろ散歩したいと思います」
ユナ「はーい、よろしくでーす。…て、ここは一体どこやねん?」
ソニ「お教えしましょう。我々は今、日本のだいぶ南の方のクソ田舎におります!」



どーん


ユナ「ぴゃー、『笑神様』の鉄道BIG4みたいなオープニング場所やんけ」
ソニ「大丈夫、ここから鉄道に乗る様なことは一切無いし、無人駅でもないのでマニア受けを狙うてる訳でもない」
ユナ「あ、無人駅ちゃうの?」
ソニ「さっき中覗いたら切符売り兼もぎり兼掃除のおばちゃんがひとりおった」
ユナ「ほぼ無人やん(呆)。ほんならなんでこの駅前でオープニングを?」
ソニ「画的に判りやすいやんけ。JR日南駅ゆうたら世界中でここだけや。これがもしセブンイレブンマクドの前やったとしたら視聴者はどこでロケしとるのか瞬時に判断がつかんやないか」
ユナ「そおかもしれんけど」
ソニ「ケンタッキーフライドチキンに至ってはスフィンクスの真ん前にもあるんやで。もしケンタの前でオープニング撮ったらエジプトかと思われるかもしらん」
ユナ「あー、はいはい、そおね確かにここなら場所が判りやすいわ(うんざり)。ほな、何故に今回の旅が日南になったんでしょーか? それを教えてください」
ソニ「それや。今日本は空前の『西郷どん』ブームやねん」
ユナ「セゴドン? 怪獣?」
ソニ「150年ばかし前に活躍した鹿児島のヒーローや。NHKの国家的ドラマでえらいフィーチャーされとるおかげで、日本全国から観光客が鹿児島市に押し寄せとるらしい。そこで今回『そに散歩』でもブームに乗って鹿児島市を訪れることにしたんや」
ユナ「てことはここは鹿児島市?」
ソニ「話は最後まで聞け。番組では市の観光協会に連絡してセゴドンゆかりの地をいろいろ廻ろうと根回しをした。ところがもお日本中のテレビ局から取材が殺到して観光協会がパンク状態。とても韓国のテレビなんかに協力しとる余裕はないとケンモホロロや」
ユナ「ポロンポロンポロロ?」
ソニ「内耳膿んでるんか?(怒) イソジン耳穴に注入するど。とにかくそんな訳で鹿児島市内巡りは難しくなったんやけど、すでにソウル−鹿児島空港行きの飛行機だけはおさえてあってなぁ」
ユナ「キャンセルしたらええやん」
ソニ「それがイースター航空とタイアップしてて、違約金発生するから行かない訳にいかんとプロデューサーが」
ユナ「(かくん)それであんな格安航空で来た訳かぁ。てか鹿児島の観光協会とは上手く連携出来んくせに、なんでタイアップの手回しだけは素早いねん?(呆)」
ソニ「知らんがな。ウチが手配したわけやないし。とにかくスタッフがいろいろリサーチした結果、鹿児島空港から比較的近い、なんとなくセゴドンがいそうな町ってことで、ここが今回の旅場所に決まった訳や」
ユナ「雑やなぁ」
ソニ「急遽決まったよって、この町に関してはスタッフもあんまり知識がない。てことで、今回こいつも同伴することになった。どぞ、こちらへ!」
アイリーン「どもー(ふりふり)」
ユナ「無表情でやる気なく手を振るこのからくり人形はチュヒョン2号! えらい忙しい奴ブッキングしたやないけ。ゆうことに統一性がないど」
ソニ「まぁまぁ。こいつはいくら働かせても疲れへんよって無理効くから(わはは)」
アイリーン「どもー(ふりふり)」
ユナ「その分ポンコツじゃん。てか、こいつ、日南の町に詳しいんけ?」
ソニ「日本の田舎なんか知ってる訳ないやん。そやけどこの辺りのことに関してはWikipediaの情報丸ごとメモリにコピーしてきたから」
アイリーン「そうですねん。そやからウチちゃんとガイド出来まっせ」
ユナ「うーむ(ぽりぽり)。やったらスマホWiki調べたらええんとちゃうかなぁ?」
ソニ「アホか。こんな田舎に電波飛んでる訳ないやん」
アイリーン「そやで。それにメガテクボディ社自慢の躯体を持つウチよりスマホの方が役に立つゆうんでっか?」
ユナ「いや、それはまぁすまんかったけど…(絶対スマホの方が役に立つ)」
ソニ「ぶっちゃけてゆうとアイリーンは今韓国で一番人気のある女子ドルやからな。視聴率的にも是非欲しいとプロデューサーが」
アイリーン「ウチ、数字持ってまっせ(にひっ)」
ユナ「やっぱりそれが狙いかい! (はっ)自分、すぐ電池あがるクセがあったよな。田舎の散歩とか大丈夫なんか?」
アイリーン「大丈夫。いざとなったらこれ使うて(はい)」
ユナ「こ、これはモバイルバッテリー!」
ソニ「なるほど。これで手軽に充電出来るな」
アイリーン「ウチ最近USBのMini-B(2.0)にも対応出来るよおなったんでっせ(えっへん)」
ソニ「Mini-Bて(呆) プレステか」
アイリーン「これがケーブルね。USB-A→Mini-Bはあちこち売ってないから無くしたらあきまへんで」
ユナ「メンドくさ。USB→Lightningならどこのコンビニにも売ってるやろうに」
アイリーン「Lightningはあきまへん。あれはiPhone専用。ウチはアンドロイドですさかいな」
ユナ「(かっくん)く、くだらねぇ」


ナレーション:てことで、どー言う訳か日本でもずいぶんと知名度のない田舎に来てしまった今回の『そに散歩』。一体どんな旅になりますことやら。では始まり始まり〜。