関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第673話 ピンクのエクレア(あるいは星虹の果ての黄金)

スマン「ウガーッ!(怒) 誰か、ティパニを…、ピンクの豚をここへ呼べぃ!」
クッキーマン「え? え?(おろおろ) あやつがまた何かしでかしましたか?」
スマン「しでかしたもしかぶったもあるかい。この記事を見ろや(ばさーっ)。あの桃色ピッグめ、こともあろうに日本マンセーしやがってからに」
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2050680
クッキーマン「うひゃーっ、。これは致命的な…(笑)。御意、直ちに呼んで参ります!(どたばた)」
ソニ「相変わらず空気の読めん奴やな〜(呆)」


クッキーマン「おやびーん、ホシをしょっぴいて参りやしたで」 
どん!
ティパニ「あっ(よろよろ)。いきなりなにすんねん、乱暴な」
スマン「乱暴もきかん坊もあるか、ドアホ! 
 言葉もおぼつかないうちから手塩にかけて育て上げ、SM最高の作品と呼ばれるまでに仕立てたと思うたら、最近の貴様はてんでゆるんどるやないか」
ティパニ「ゆるんどるのは昔からやけどなぁ(ニパァ)」
クッキーマン「これこれ、そおやって愛嬌を振りまくことをゆるんどるとゆうのではない」
ティパニ「え、ちゃうの?」
スマン「ほれみろ。言葉もまともに理解しとらんから、国民感情を逆なでしたりするんや。
 ええか、この国では、たとえ北の人民に同情することはあっても、決して東の島国を褒めてはあかんのや」
ティパニ「え、うそ?」
クッキーマン「嘘やない。渡韓して10数年間、今まで何を見てきたんや」
ティパニ「そやかて、韓国は日本の植民地なんやろ? 属国ってゆーの?」
スマン「ちゃうわ、ボケ」
ティパニ「おかしいなぁ。『英雄時代』や『カクシタル』では確かそおゆうてたよおな」
スマン「う…」
クッキーマン「まぁそおゆう不本意な時期もあったことはあったけどやな」
ティパニ「ほんで朝鮮の女は日本の男に自ら抱かれてたんやて。日本人は金持ちやからな。日本人からしたら韓国の女は味がええんやて。“ええ塩梅の女”ちゅう意味で“いーあん婦”てゆうようになったとか」
スマン「な、なんやと…(わなわな)」
ティパニ「あと、イ・スンシンは世間の空気も読まずに日本海軍を撃破したアホ将軍らしいで。そんな名前の役を演じたIUもアホやな(笑)」
クッキーマン「ブ、ブタのくせに国民の娼婦IUたんを笑うんやない!」
スマン「国民の娼婦?」
ティパニ「そもそも太極旗自体日の丸や旭日旗のパクリなんやから、ちょっとくらいインスタに掲載したってそんな目くじら立てんでもええのになぁ」
スマン「うきーっ! もお勘弁ならん! 先日のシカ抜き8人写真の掲載といい、今回の件といい、アホな言動にも程がある。
 KBSから『おねーはん連中のスラムダンク』降板の申し込みが来とったが、もはやかばう気もなし。貴様は今日限りでクビじゃ!」
ティパニ「ぶひーっ マジ?」
クッキーマン「先生、さすがにそれは…」
スマン「やかましい! クビゆうたらクビ! ジェシカもおらんよおなったし、少女時代は今後かつての巨人や広島カープのように純国産チームとして活動する!」
ティパニ「執行猶予とか?」
スマン「あるかボケ! さっさと美国に帰れーっ!」
ティパニ「ぶひぶひーっ」


    
    ホームレスパニさん


とぼとぼ
ティパニ「ああ、腹減ったなぁ。宿所追い出されて、もお3日かぁ。
 まさかこんなちょっとしたことで、山本圭壱やまいけるみたいに即日クビになるとはなぁ。
 あの峰岸かて坊主にするだけで済んだし、指原も左遷程度やったのになぁ。むしろ指原なんか大分の田舎モンなんやから、HKTなんて栄転みたいなもんやろ。しかもそれがきっかけで総選挙2年連続1位になったわけやし。
 ああ、ウチもこれをきっかけにカリフォルニアみたいな田舎やなく、大都会ニューヨーク…そお、NYK48に所属できないものやろか」
JC「なんや、このビッグイシューさん、さっきからブツブツ独り言ゆうとるで」
JC「マジ気持ち悪いんですけどー」
JC「(覗)うわっ、こいつ、親日家のティパニじゃね?」
JC「は? あの空気読めない言動でババァ時代をクビになったアメリカ人すかー?」
ティパニ「あかん、バレた」
JC「こんな漢江のほとりをひとりでトボトボ歩いてるなんて、仕事も家もありませんてか?」
JC「受けるんですけどー」
ティパニ「タチ悪いなぁ。逃げよ(ささ)」
JC「おっと(引っ掛け)」
ティパニ「あっ」
ずててて
JC「わはは、親日家が転けた」
JC「年寄りやから体幹が弱ってるんや」
ティパニ「いててて。ちょっとアイドルになんてことすんねん。ウチら少しのキズでも命取りになるんやで」
JC「アイドルやてー(笑) 少女時代なんてアイドル聞いたことあるー?」
JC「ありまへんなぁ」
JC「そやろ。今の時代、アイドルゆうたらヨーチン、Twice、I.O.Iの時代やねん。ゼロ年代デビューのお年寄りはさっさと引退するか解散するかした方がええでっせ」
ティパニ「うう…くちおしやぁ」
つかつか
女の声「これこれ、カメをいじめてはあきまへん」
JC「カメちゃうわ、神田うの並みに空気の読めん元アイドルや」
女の声「神田うの並みにKYなアイドルゆうたら、ウチの知る限りユリかパニしかおらんけど…」
ティパニ「え? …てか、その声はチョン・スヨン?」
ジェシカ「あらーっ。そおゆう自分はファン・ミヨンやないのぉ」
ティパニ「ウチをミヨン呼ぶな!」
ジェシカ「そっちが先にスヨンゆうからじゃ、ボケ」
JC「うわっ、仲悪ぅ」
JC「さすが分裂しただけのことはある」
JC「そやけど、今じゃどっちもクビ組でお仲間や」
JC「受けるー(笑)」
ジェシカ「これこれ、子どもたち、BLANC&ECRALE特製のエクレアあげるから、このカメを譲っておくれ」
JC「お、最近ファミマの濃厚カスタードエクレア(税込168円)より人気のBLANC&ECRALEの氷姫エクレアや。よっしゃ、カメちゃうけど譲ってやるわ。おおきに、おばはん!」
とててて
ジェシカ「おばはんゆうな! …て、もお行ってもおたか」
ティパニ「うう…まさかシカにエクレア数個で買われるとは(しくしく)。てか、なんでファッションブランドがお菓子作ってるねん」
ジェシカ「流行に乗って女子に消費されるとゆう意味じゃ、ファッションもスイーツも同じようなもの」
ティパニ「訳判らんわ」
ジェシカ「とにかく、ここで出会うたのも何かの縁。腹が減っとるならなんぞ食わせたるからウチの家まで来いや」
ティパニ「え、あのネットで話題になった豪華マンションかいな」
ジェシカ「そおや」
ティパニ「それはありがたい。そやけど、自分はウチらのこと恨んでるんやなかったんかいな」
ジェシカ「確かにあの一件にはむかついたし、いまだに根に持っとる。そやけど、ウチもあるお人に救われて今がある。それを思うと、プータロ姿の自分を無下にも出来んのじゃ」
ティパニ「あるお人と言うと、例のクォン…?」
ジェシカ「ちゃうわ。…それは今から2年前、ウチが少女時代をクビになって路頭に迷うとる時のことやった。チュヒねえさんがわざわざ訪ねて来てくれたんや」
ティパニ「チュヒ? 保険会社の?」
ジェシカ「それはチューリッヒ! なんで保険の外交員が訪ねて来て救われにゃあかんのや。チュヒやチュヒ、乳のでかいモデル出身の歌手や」
ティパニ「あー、元8eightのボーカルの?」
ジェシカ「そや。以前ウチは8eightとコラボしたことあって、その縁でチュヒねえさんがウチのこと覚えててくれたんや」※第31話参照
ティパニ「またえらい懐かしい名前が出てきたもんやな」
ジェシカ「ここは今となってはデビュー当時の少女時代の様子を伝えることが出来る貴重なブログ。伝道師として務めを果たさねば」
ティパニ「どの立場でしゃべってんの?」
ジェシカ「とにかくチュヒねえさんはこおゆうてくれた。“ウチも8eightがのおなってもうたから、いっそこのナイスボディを生かして喫茶店ででも働こうかと思うた。そやけど、やっぱり歌が好きやねん。そやからひとりでも歌手続けていくことにしたんや。自分はウチよりずっと才能あるねんから、くじけたらあかん。振り返ってみぃや。自分、少女時代に入る前から歌ってたやろ? 人はもともとソロ歌手なんやで”て、寝るな!(うきーっ)」
ティパニ「(ズビ)あ、悪い悪い。話長かったさかい、つい」
ジェシカ「他人の話の最中に寝るなんて最低のやからやで」
ティパニ「自分がそれをゆうか?(呆)」
ジェシカ「そんで、そのちょっと後にチュヒねえさんは『覆面歌唱王』に出てソロでも立派に歌うて見せてくれた。その姿を見て、ウチはくじけたら負けや、ひとりでも頑張ろう、と思い、立ち直ることが出来たんや」
http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=7&ai_id=203897
ティパニ「へー。その話のどこにクォン何某が入ってくる訳?」
ジェシカ「タイラーはこの話に関係ないわっ!」
ティパニ「でもそおしたら、BLANC&ECRALE、自分ひとりでこさえたみたいに聞こえるやないか。実際にはクォン何某が社長なんやから、無視する訳にはいかんのちゃうの?」
ジェシカ「話をシンプルにしよう思うて奴の話は切り捨てたんじゃ。わざわざ複雑にするんやない」
ティパニ「ペンはそっちを聞きたがるんやないかなぁ」
ジェシカ「ゴシップ雑誌か! そんなエロ目線しか持ってないなら、このままここに捨てていくで」
ティパニ「ぴゃー、それは勘弁して。家に連れてって、なんか食わせてーな。飲ませてーな。酔わせてーな」
ジェシカ「酒まで飲む気か(呆)」
ティパニ「まぁまぁ。お返しに、一緒に歌うたうてあげるからさぁ」
ジェシカ「は?」
ティパニ「考えてみたらウチらは同じ病院で生まれ、同じ稽古場で練習し、同じ高校に通い、同じグループでデビューし、同じ時期にソロデビューし、今じゃ同じようにソシをクビになった。なにか尋常やない因縁を感じる訳や。前世じゃ双子やったかもしれん」
ジェシカ「気持ち悪いことゆうな」
ティパニ「いや、ウチが今ここでこうしておるのも、結局自分とデュエットする運命やったからに違いない。とりあえず自分ちで飯食った後、一杯やりながらコンビ名を考えようや」
ジェシカ「さっきの話を聞いてなかったんか? ウチは“ひとりで頑張ろう”思うて立ち直ったんやで」
ティパニ「そっちこそJCの話を聞いてへんかったんか? ウチは神田うの並みに空気を読まへんのじゃい。デュエット組むでー」
ジェシカ「うへー、疫病神拾うた気分や(がっくり)」


どたどたどた
ユリ「たたた、大変やーっ!」
ソニ「どないした?」
ユリ「や、奴と奴が、コンビ組みやがったで」
ヒョヨン「奴と奴?」
ソヒョン「バルタン星人とゼットンか?」
ユリ「それはウルトラマン、ピンチやな…って、そんなことで泡食うかい、ボケ」
スヨン「ほな、JYPとヤン・ヒョンソク社長がコラボを?」
ユリ「そおそお、ヤン社長も半裸で、JYP師匠と抱き合うねん…て、放送できるか!」
ユナ「てことは、TwiceのツゥイとOMGのスンヒが合体?」
ユリ「うむ。ツゥイの美貌にスンヒの歌声だけが聞こえてきて、目にも耳にも美しい夢のコンビやねん…て、これはマジで強力なコラボやな、怖い怖い」
ユナ「ちゃうの?」
ユリ「残念ながら。2年前にクビになった奴と最近クビになった奴が、まさか手を組みよったんや」
ソニ「ええっ? あの仲の悪いアメリカ娘同士が」
ユリ「そやねん。コンビ名は『ピンクのエクレア』」
ソヒョン「ださっ」
ユリ「“BLANC&ECRALE”のBLANCがフランス語で白って意味やから、そこをピンクに変えたんやて」
テヨン「なんか往年の女性漫才コンビを思い出させるなぁ」
ヒョヨン「ひとりがハイボイスで、ひとりがブタやしな」
ユリ「とにかく、そのデュオのデビュー曲がめっちゃ売れてて、音源配信オールキルなんや」
スヨン「マジで?」
ユリ「昨日出たばっかりやのに、もおヨーチンの年間1位記録抜いて30冠達成やとか」
ソヒョン「どゆこと? 不可能やん」
ユリ「んなことゆうたかて、テレビでそおゆうてたもん。あとTwiceのCD売り上げも軽く抜いて、『泳げたいやきくん』の売り上げも抜いて、あとはルートヨンの『ワクワク It's Love』さえ抜けばギネス記録なんやって」
スヨン「あれは抜けんやろう。シングルCD2億枚やから」
ユリ「判らんで。なにしろMVは『江南スタイル』の再生回数記録、一晩で抜いたって言うし」
ソニ「ぴゃー! 一晩26億回?」
がちゃ
ジェシカ「(ばーん)いんや、30億回や!」
ソヒョン「うわっ、出たー!」
ティパニ「(ずい)ルートヨンの記録もすぐ抜いたるからなぁ」
スヨン「あか〜ん、それだけは絶対に抜いたらあか〜ん!(泣)」


………
……


スヨン「はっ(がばっ!)……ゆ、夢か」
ソニ「懐かしいパターンやなぁ(笑)」
ソヒョン「今度はどんな夢見たん?」
スヨン「そ、それが、パニと奴がコンビ組んで、ものすごいヒットを飛ばして…」
ティパニ「ウチが奴と? そんなアホな(笑)」
スヨン「そ、そやな」
ソヒョン「そもそもそんなイージーなユニットが売れるわけあらへん」
ユリ「その通り。ユニットは結局企画力と相性。そおゆう意味では少女時代にはTTSともうイッコ強力なユニットあるよって完璧やで」
スヨン「そやったそやった。自分とウチとヒョヨン、3人のユニットは無敵やもんな」
ユリ「は? なにゆうてんねん」
ヒョヨン「あれはお遊びの宴会芸ユニットやろ。まさかマジでSHYやってたん?」
スヨン「ち、違うの? ほんならなに?」
ユリ「ウチとソヒョンのダイナミックボディユニット、ユヒョンやがな。エロいでぇ」
スヨン「ユ、ユヒョン?」
ソヒョン「そや。再生回数ひと晩で140万回や」
スヨン「ぴゃー!」


    
    유리 X 서현『Secret』


スヨン「す、すごい勢いや。(南無なむ)どおか、この曲が『ワクワク It's Love』の記録を抜きませんよおに」
ソヒョン「とっくに抜いとるっちゅーの」
テヨン「起きたまま夢見れるなんて幸せな奴(呆)」






※「乳のでかいモデル出身の歌手」…
    
 チュヒは8eight消滅後ソロでOSTなど歌っている。


    
 『覆面歌謡王』でのチュヒ。
 相変わらず正体を明かした後の周囲のリアクションが嘘くさい。ほとんどの人が「チュヒて誰や?」と思ったはず。


※おまけ…
    
    Route O『ワクワク It's Love』