関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第656話 FLYE対高山

    
    JESSICA (제시카) (Feat. Fabolous) - FLY Official Music Video


ティパニ「おのれー、チョン・スヨンめ。シロウト事務所のクセに、まさか予告通り曲をリリースしてくるとは(ギリギリギリ)」
スマン「(ぬぅ)ええなぁ、ジェシカのソロ曲」
ティパニ「わぁ! ど、どっから入った?」
スマン「そら、入り口からに決まっとる」
ティパニ「そやけど入り口には鍵を掛けて…」
スマン「ふっふっふ、ワシは天下のスマン先生やど。テレビ局の楽屋の鍵の一つや二つ、どおにでもなるわ」
ティパニ「乙女ひとりのとこに押し込みかけてきて偉そうにゆうな、変態め」
スマン「どこが乙女やねん?
 そんなことより、ジェシカの曲聴いた? MV観た? 甘くて軽やかでふんわりして、実に彼女らしいテイストやないか」
ティパニ「そーお?」
スマン「デビュー曲やのに、意図的に力を抜いておるようで、それが成功したみたいやな。
 ジェシカはテヨンとはちゃう。緊張感は似合わんよってな」
ティパニ「えらい誉めるやないか」
スマン「そやかて、ええモン。ええモンくまモンぼくドラえもん
ティパニ「はぁ?」
スマン「たったひと晩で5つの音源チャートで1位になったそうやで」
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2044950&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
ティパニ「(ふん)ウチは6つで1位やったもんねー。今日なんか1位候補やもんねー」
スマン「そやけど、自分の『I just wanna dance』はおもしろみに欠ける。すぐ飽きられるよって、来週辺り『FLY』に越されるで」
ティパニ「やなことゆうなぁ」
スマン「だって、いかにもアメリカ娘が歌いそうな平凡な曲やないか。意外性がないんじゃ。
 『ウチめっちゃ踊りたいねん』ゆうタイトルも、誰でもゆいそうなことや。テヨンの『I』やジェシカの『FLY』みたいに、個人の想いを込めたって感じがせえへんねん。
 唯一おもろいのは、IUが『KIss & Cry』に出た時のような、だっさい膝当てをして踊るとこくらいやろ」
ティパニ「放っとけや。
 だいたいシカのMVのどこがええの? あんなアメリカのタイガーバームガーデンみたいなとこでロケしよってからに」
スマン「タイガーバームガーデン? ちょっとオモロイやんけ」
ティパニ「最後の方の映像かて『亀は意外と速く泳ぐ』みたいやし」
スマン「あの映像と上野樹里の映画を同一視するのって超無理やない?
 『バグダッドカフェ』みたいってんならまだ判るけど」
ティパニ「『バグダッドカフェ』? シェーンに振り向きざまに撃ち殺された男が、バスの中で太ったドイツ女をヌードにして喜ぶゆう映画のこと?」
スマン「すんごい湾曲してるけど、間違いでもないような」
ティパニ「これを湾曲ゆうなら、おっちゃんとは映画の解釈、一生合わへんような気がする」
スマン「こっちの台詞じゃ、ボケ! 
 とにかく、同じカリフォルニアの同じ産院に生まれたふたりが、今や遠い極東の地でソロ歌手として1位を争ってるなんて、すごい運命やと思うで」
ティパニ「『牡丹と薔薇』みたいな言い方すんなよ。敢えて言うなら、あっちが小沢真珠やからな」
スマン「懐かしな…てか、そうゆうことちゃうねん」
ティパニ「ほな、“ワシがその産院の院長なら、ヘリでドバイの空を飛んじゃうぜ”とゆいたいんか?」
スマン「イエス高須クリニック! …て、アホか。
 あり得ないくらいの確率で同じ少女時代としてデビューしたふたりが、今また同じ時期にソロとしてデビューし、競い合っておる。そこに運命を感じへんか、ゆうてるんや」
ティパニ「そおゆわれたら、ないこともない気もする」
スマン「そやろう? そやねん。
 自分とシカの人生は、今後何度も交錯する運命。いわば一病院性双生児とゆうべき関係なんや」
ティパニ「一病院性双生児?」
スマン「そやから、シカを敵対視せず、切磋琢磨する良きライバルと思って大事にして欲しいんや」
ティパニ「なんでおっちゃんがそんなことゆうの? いつもは辞めた人間に厳しいクセに」
スマン「(ドキ)い、いや、だってホラ、シカは辞めたくて辞めた訳じゃないし。JYJとは事情が違うから」
ティパニ「ふーん。まぁええけど。ウチもシカが少女時代より男を取ったこと、反省してくれたら、許したってもええよ」
スマン「まー、反省してるんやないかな? ああゆう性格やから自分から折れたりはせんけど、反省してると思うで。いや、もお絶対反省してるって。
 その証拠に、ヘタしたらソシの『Gee』の記録抜いちゃうから今回は正式活動せえへん、ゆうてたし」
ティパニ「それ、ホンマに反省してるんかなぁ?」
スマン「う…」
コンコンコン
がちゃ
AD「ぼちぼちリハの時間でーす」
ティパニ「あ、はーい!」
スマン「いってらっさーい(ニコニコ)」
ティパニ「こら、ウチがいない間に、バッグの中見たり、飲みかけのジュース飲んだり、歯ブラシぺろぺろしたりすんなよ」
スマン「イジリー岡田じゃねーわ!」
ティパニ「ふん!」
ばたん
スマン「うーむ、先生に変装して潜入してみたら、姫ったら結構嫌われてるじゃんか(困)」
ぺりぺりぺり…
タイラー「これじゃあ、ソロが売れなかった時にもっかい少女時代に混ぜて貰うって手が使いにくいなぁ。
 インタビューとかではもっと少女時代やティパニに寄った発言をするよう、姫に言っておかねば」







※「今日なんか1位候補やもんね」…
 2016年5月17日(火)、ティファニーはSBS funEの音楽番組『The Show』で1位となった。
 http://www.wowkorea.jp/news/enter/2016/0517/10166306.html
 テヨンに続きソロでも1位となった訳だが、少女時代の正式音楽活動ですべて1位となる記録はこれで継続されることとなった。
 恐るべし少女時代である。