関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第629話 第4回関西ソニョシデ歌謡祭:表彰式04

JOO「続きまして、6ポイントの59位タイを発表しまーす」
NC.A「受賞した10曲にはなんとチョコパイ半ダースを差し上げますっ!」
ティパニ「いくら豪華そおにゆうたかて、順当に一個増えただけやないか」


♪ダラララララ…じゃん
第59位(6P)
 心/IU/テジャングンさん
 Girls/少女時代/djすてぱにさん
 知ったらケガするで(Love game)/Lim Kim/のぶさん
 DORAMANine Muses/スン崎さん
 見るで(Allday Allnight)/ヤコップ、レイナ、ウノ、デイデイ/ひろさん
 膝/IU/めいびすさん
 Glitter/f(x)/パトさん
 白い風/七學年一班/レインボウさん
 Feeling/April/たこすけさん
 天気予報/Cheeze/u1729


テヨン「(ぴく)IUが2曲…」
NC.A「強いですなぁ。ケンシン・マエダくらい強い」
JUNIEL「じゃあどっちか紹介しますか。売れたのは『心』の方やと思うけど」
テヨン「じゃ、それで」
JOO「なんでおねえが仕切るねん?」


     IU『心』


テヨン「はい、次ー」
JOO「待って、待って(焦)」
クッキーマン「雑過ぎる」
JUNIEL「投票者はテジャングンさん。“ドラマ「プロデューサー」の劇中歌?音源公開されたら大人気になりました。人気になった経緯は知りませんでしたが、ほのぼのした曲でヘビロテしました。”
ヨンミン「IUは演技の評価も高いよね」
クッキーマン「容姿に恵まれ、声がよく、歌が上手く、作詞作曲も出来、演技も上々となると、まるで…」
NC.A「まるで?」
クッキーマン「福山雅治のようやな」
NC.A「男やん(こけ)」
IU「♪君よずっと幸せに〜 風にそっと歌〜うよ
テヨン「歌うんじぇねぇ!(怒)」
ソヒョン「IUの曲って身体的なものが多いね」
ティパニ「本質的にエロい奴やからな」
スマン「映画でも歌でも、身体的な表現は韓国の特徴や。そおゆう意味じゃ、正しい」
クッキーマン「まさしく国民の妹ってところですね」
テヨン「ふん」
JUNIEL「まぁまぁ。『Girls』紹介しますから、機嫌直してくださいよぉ」


     少女時代『Girls』


NC.A「この曲は『Catch me if you can』のB面ですね」
テヨン「B面ゆうな」
JUNIEL「投票者はdjすてぱにです。ジェシカの残り香が色濃いこの曲。お蔵入りにあった9人バージョンが今もどこかにあるのでしょう。”
ソヒョン「どーかなぁ(へっへっへ)」
NC.A「あ、なんか悪いコト企んでる」
JOO「裏で流して金儲けする気やな」
運転手「売ってくれ〜、いくらでも出すから」
JOO「ええから運転に集中しなさいよ」
NC.A「あとこの順位で初めてなのは、f(x)ねえさんの『ぐいたー』ですかね」
ルナ「『グリッター』や。『ぐいたー』てどんな読み違いねん」
NC.A「あー、てっきり『Guitar』かと思うたもんで」
ルナ「(かくん)『おれは直角』かっ!」
ヨンミン「ふるっ」


     f(x)『Glitter』


JUNIEL「投票者はパトさん。“シカ様不在の悲しさを埋めてくれたのがf(x)クリスタルでした。声が似てるので、シカ様が歌っているような錯覚に陥りながら聞いておりました。
  「4 Walls」のアルバムはタイトル曲も含め、どれもいい曲で、アルバム賞があれば間違いなく1位にしたと思います。
  その中から2曲目に収録されているこの曲はかなりのお気に入りです。変則的なリズムですが、聞いているとクセになります。
  2番のBメロで聞こえるコーラスがシカ様?と思うほど似ているのも投票理由の一つです。
テヨン「シカシカやかましいんじゃ、ロス患者どもめ。シカ刺しにして食っちまうど」
運転手「ワシもこの曲好きやなぁ。アルバム聴いてると『4 Walls』の後にすぐこの曲が始まるよってその落差にビックリするよね」
スマン「そおゆう狙いで作ったのじゃ(えっへん)」
JUNIEL「あとAprilの『Feeling』も初物ですが」
JOO「Aprilも評価高いよね、主にカミリアから」
NC.A「あの人たちもKARAロスを乗り越えて、Aprilに乗り換えようと必死なんでしょう」
クッキーマン「DSP自身、もおAprilイチ推しに切り替えたようやで」
JUNIEL「それ、本当なのー?」
クッキーマン「KARA唯一の生き残りがAprilの専属司会者に成り下がって、外部にも下克上をアピールしとる訳やから」
JUNIEL「祇園精舎の鐘の音か、恐ろしい世界ねぇ」


     April『Feeling』


JUNIEL「投票者はたこすけさんで−す」
JOO「そやろなぁ。それしか考えられん」
JUNEIL「“ん?これってAKBじゃないの?と誰もが思ってしまう、オタ向けアイドルソング。まぁ、カワイイから赦したろ。”
クッキーマン「おっしゃる通り、完全に日本のアイドルソングですな」
ヨンミン「まぁターゲットが対馬の向こうやから仕方あるまい」
クッキーマン「なんかテポドンみたいなグループやな(笑)」


きききーっ
全員「わぁーっ(がたがたた)」
運転手「非常にタイムリーなコメントが出たところで、最初の目的地に到達しましたで」
ソニ「マジか?」
スヨン「どこや、ここ?」
ソヒョン「えーっと、建物になにか書いてある…と、ら、さん?」
テヨン「♪おーれがいたんじゃ およめ〜にゃ ゆけぬ〜
スヨン「てことは、ここは金町?」
ソニ「んな訳あるかい! スカタンが」
スマン「ここは、あれじゃな、京義線都羅山駅」
ヨンミン「ええっ、民間人統制線の中やないですか」
スマン「そおなるなぁ」


    


JOO「はーい。よくできました。
  今回のツアーは世界唯一の分断国家朝鮮の今を知る旅“DMZ&JSA観光ツアー”でーす」
ソニ「ひゃー、禁断の観光旅行や〜」
ウンジ「そげんところ、韓国人は立ち入り禁止やなかとね?」
JOO「確かに自分がゆう通り、国境から2キロ以内のDMZ(非武装地帯)に、韓国籍の人間は入るのが難しい。観光客は憲兵にパスポートを提示する必要があるし」
エンボ「私は以前行ったことがあるあるよ。おもろかったあるね」
ルナ「エンボはアメリカ人やから、観光出来たんやな」
ボミ「韓国の中なのに、韓国人が出入り出来なくて、外国人には開かれてるちゅうのも変な話やね〜」
JOO「それも、まだ北側と戦争が続いているため。そこら辺を学んでいただくツアーでもあります」
JUNIEL「そのため、普段なら国境警備の軍人か特別な許可を貰った人でないと入れない部分にも、どんどん押し入って見て回りますから」
チョロン「(ずこ)押し入るってなんだよ」
ナウン「…」
ナムジュ「ヘタしたら撃たれるんちゃうか?(汗)」
ハヨン「北からも南からもな」
クッキーマン「そやけど、考えてみたら日本みたいな島国でもないのに、国境を歩いて越えられないって妙な国ですなぁ。ある意味島国状態かも」
ヒョヨン「(ふん)国境なんぞ珍しくもない」
ウンジ「そらーねえさんたちゃ世界中飛びまわってるけん、そぎゃん思うとやろけど」
ヒョヨン「そうやない。ウチらは以前38度線を越えて北で営業したことがあるんや」※第171〜172話参照
ソニ「そおそお、あれは大変やった。DMZの地雷原突っ切って帰って来たモンな」
ハヨン「マジッすか?」
ナムジュ「よお生きて帰って来れましたな。地雷踏まんで良かった」
スヨン「いんや、踏んだとも」
ナムジュ「えー?」
ヒョヨン「そやけど、爆風が身体に届く前に、素早く駆けて殺傷半径の外に逃げたから大丈夫」
ウンジ「島村ジョーね!」
ナウン「…」
ユナ「それでソン・ガンホだのチョコパイだのと」
ヒョヨン「一応伏線は張ってあったんやな」
ティパニ「てか、なんで表彰式やのに、ツアーを織り込むかなぁ」
ソニ「ホンマやなぁ。まぁななつぼしの時は確かに楽しかったけども」


    


スンヨン「おお、改札口にホンビョンが」
ギュリ「国境って感じがするねぇ」
ハラグー「なんでも往復の切符持ってないと逮捕されるらしいっすよ」
スンヨン「なんで?」
ハラグー「だって片道切符じゃ亡命するみたいやないっすか」
ギュリ「本気で亡命する気やったら、往復切符買うててもやるがな」
ヨンジ「てか、北に逃げたい人っておるんですかねぇ」
運転手「おるで。田宮高麿とか」
スンヨン「誰やねん」
ヨンジ「あー、キヨスクまである〜」
運転手「キヨスクゆうより土産物屋やな。ワシはかつてここでJSATシャツとホンビョンTシャツを買うたけど、日本並みの値段した上に、イラストがプリントやなくシールやったので、2〜3回洗濯したらベロベロに剥げてしもうたわ(怒)」
ハラグー「それは酷いなぁ」
スマン「そんな粗悪品作ってるのは北の奴らの方や」
運転手「うそつけ」
スンヨン「てか、おっちゃん、以前来たことあるならウチらより詳しいやろ。ちょっとガイドしてんか?」
運転手「ガイドするほど詳しゅうはないけど、他ならぬスンヨンたんの頼みとあれば断れへんな。判る範囲で説明したろ」
スンヨン「よ、太っ腹」
運転手「まずここは京畿道坡州市で、韓国鉄道公社KORAIL京義線の最北端の駅や。南と北を鉄道で連絡するその拠点となっておる。つまり終点ではなく、北への始発駅とゆう位置づけや。
  南北が友好的やった2002年に完成し、キム・デジュン大統領とブッシュ父がここで講演した。朝鮮半島統一の願いを象徴する場所となったんや」
ギュリ「そやけど、すぐ南北間の関係が悪化してあかんようになったんやろ? 聞いたことあるで」
運転手「そやねん。通勤列車や観光列車、定期貨物列車の運転が実際に行われておったけど、どれも長続きはせんかったみたいや」
ヨンジ「ほえー」


    
  

運転手「あの丘の向こうはすぐ北の土地やけど、政治的には南北間の距離はとても遠いんやね」
ギュリ「なるほどー」
ハラグー「そんでこの駅は、今や観光名所として存在してるんやね」
運転手「まぁざっくりゆうたらそんなとこや」


JOO「さぁ、ではここで、次の順位を発表しますよ〜」
JUNIEL「7ポイント獲得した53位タイになりまーす」
NC.A「受賞者にはチョコに変えて、ホンビョンTシャツをプレゼント!」
ハラグー「いらんわっ。すぐシール剥がれるやろ」
NC.A「いらない人はチョコパイ7個に交換も出来まーす」
スンヨン「それもいらん」


第53位(7P)
 気になる(Like)/CLC/テジャングンさん
 Automatic/Red Velvet/鈴木妄想さん
 美しくて(You're beautiful)(Feat.Louie of Geeks)/ユ・スンウ/去年はラブームに投票したさん
 Fire Alarm/少女時代/ふぇしかふぉんさん
 SHAKE IT/SISTAR/去年はラブームに投票したさん、レインボウさん
 肩(Lean On Me)/ソユ、クォン・ジョンヨル/MOMI-1さん
 #White Style(Feat.キム・ホヨン of Dal Johnbam)/Kisum/u1729


JUNIEL「まずはコミカル路線に転じたCLCからご紹介」
NC.A「このタイプのMVはMAMAMOOの『Um Oh Ah Yeh』など最近増えてきましたね」
スヨン「うちらの『Lion Heart』もそのひとつかもしれんな」


     CLC『気になる(Like)』


JUNIEL「投票者はテジャングンさん。“ポミニの妹分。曲のはじめのユジンの愛嬌がすばらしい。目がなくなってしまうので余り笑わないでほしいイェウンの方が好みですが。”
ヨンミン「『PEPE』よりはだいぶ垢抜けた気がする」
ユナ「そーかな?」
NC.A「続きまして、Red Velvetの『Automatic』も初登場」
テヨン「♪It's Automatic 側にいるだけで その目に見つめられるだけで
ソニ「やると思った(溜息)」


     Red Velvet『Automatic』


NC.A「投票者は鈴木妄想さんですね〜。“なんというか、今のSMエンタは陰鬱にするか狂騒的にするかの二択、という感じで、こちらは陰鬱なMVが素敵だし、なにか(会社)内部に抱えてるのかも、という不穏な感じは好きです。”
JOO「じゃあ『Damb Damb』は狂騒的やったのかなぁ?」
ヨンミン「さぁ?」
NC.A「社長がそんな態度じゃあかんでしょ(呆)」
ヨンミン「そやかて、陰鬱とか狂騒とか考えてなかったもん。売れさえすりゃ、どっちでも構わんし」
クッキーマン「とにかくレッベルが方向性を模索してる時代の歌ですよね」
ヨンミン「そやねん。ただやろうと思えば何でも出来るSM出身者の実力は見せられたと思うで」
JYP「たしかに、それは否定出来ませんな」
スマン「自分とこは最初からヒップホップとかバラードとか、歌手を枠にはめて出し過ぎるで。デビュー後ももっと可能性を探ってやらにゃあかん」
JYP「いやまったく耳が痛いですわ」
JOO「で、『美しくて』は去年はラブームに投票したさんが投票されてます」


     ユ・スンウ『美しくて(You're beautiful)(Feat.Louie of Geeks)』


ユリ「学園ホラーかと思うたら『桜エンディング』みたいなMVやった」
NC.A「去年はラブームに投票したさんのコメントっす。
  “何年か前のスーパースターK出身者。同期にロイ・キムやチョン・ジョンニョン、エディ・キムというのがいる。
  当時16歳とかで不細工ながらセクシーな歌声だなと思ったものです。
  この曲は曲自体よりMVが印象的で落ちを言っちゃうと主役のユ・スンウ君が幽霊だったというホラー映画のような内容。
  ヒロインをGFREIENDのウナが演じていてこれがタイトル通り美しい。彼女は子役出身で演技もいけそうだ。”
ユリ「やっぱりホラーやった(がくぶる)」
ヒョヨン「なんやねん、もお」
NC.A「Sistarの『SHAKE IT』は紹介すみなんで、お次は『肩』っすね」


     ソユ、クォン・ジョンヨル『肩(Lean On Me)』


JUNUEL「投票者はMOMI-1さん。“ソユ(Sister)としては、2014年にチョンギゴと組んで大ヒットした「Some」の二匹目のどじょうを狙ったのだろう。
  10cm(シプセンチ)のクォン・ジョンヨルとのデュエット「肩」は前回ほどはヒットしなかったものの、洗練度や完成度は相当なものだ。
  Sisterではビッチぽさ全開のソユが、ここでは繊細な眼鏡インテリ女子に変貌を遂げてしまい、そのホワイトノイズの充分に利いた心地よい声ごと大好きにならずにいられない魔法めいた傑作。”だそうです」
JOO「クォン・ジョンヨルはインディーズ出身のふたり組バンド『10cm』でボーカルとジャンべを担当。元々は路上ライブを行っていましたが、冬になって寒くなったので、それをしのぐためライブハウスに活動を移しました。
  その際バンド名が必要なので、急遽でっちあげたのが『10cm』だそうです。MOMI-1さんのコメントにある通りこれは“シプセンチ”と読み、“シプシーエム”や“シプセンチミト”ではないとされております」
ユリ「なんで“10cm”なんやろ?」
ティパニ「そらやっぱり、アレのサイズやないの?(げっへっへ)」
ユリ「みぢかっ」
JOO「10cmには『愛の天の川喫茶で』ちゅうヒット曲がありますね」


     10cm『愛の天の川喫茶で』


運転手「その曲、『K-Pop Star』でAKMUが歌うてデビューのきっかけになったんやで」
NC.A「へー、そおなん?」


     AKMU『愛の天の川喫茶で』


運転手「ああ、可愛ええ(うっとり)」
JUNIEL「声だけはね」
運転手「(むか)…で、お次は?」
JUNIEL「次はKISUMの『#White Style』やけど」
運転手「おおっ(喜)」
ティパニ「ブス2連発はきついなぁ」
JOO「そやね。それに『#White Style』は何度も紹介しとるからもおええでしょう」
運転手「ええっ(がーん) …つ、つまらん表彰式やのぉ。
  仕方ないからTシャツでも買って来ようっと」
JOO「(かくん)買うんかいっ!」


    






※韓国人が参加出来るDMZツアーもあります。


※「なんでも往復の切符持ってないと逮捕されるらしいっすよ」…往復切符を持ってないとそもそもこの駅に来れないので逮捕はされまへん。