関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニそにょ298

わし「気がつくと今年もあと40日」
NC.A「急にどおしたの?」
わし「歌謡祭の季節…正月が近づいて来たのだ」
NC.A「え? あれ、来年もやるの?」
わし「当然です。氷河期が来るまで続けます」
NC.A「げー。毎回駆り出されて手伝わされる割りには、ウチの順位毎年下がってるんやで。
  早よ氷河期に来て欲しいわ」
わし「ぶつぶつゆうんやない! そんな訳で、下半期のまとめをちゃっちゃとやらないと、あっという間に年が明けてしまうのだ。
  特に今年の下半期は、過去2年間と比べてもめっちゃ豊作で、大賞候補が目白押しやからな」
NC.A「去年までが下火やっただけにねー」


わし「ちゅうても、7月のNC.Aの分まではもう紹介済みだよね」
NC.A「そやね、前回はウチが大トリやった」
わし「てことで、本来はNC.Aの後、7月半ばの新曲から紹介していけばええはずなんやけど、例によって漏らした曲がいくつかあった」
NC.A「またかよ(呆)」
わし「大した曲やないと無視してもええんやけど、ワシの良心がそれを許さへんのじゃ」
NC.A「ふん。キカイダーほどの良心もないくせに」
わし「てな訳で、1発目はヒョゴの『Comes And Goes(行きつ戻りつ)』」
NC.A「聞いたこともないわー」


     hyukoh(혁오)『Comes And Goes(와리가리)』


NC.A「めちゃめちゃアンダーグランの臭いがしますやん」
わし「もちろんインディーズ出身や。けど、『無限挑戦』なんかのバラエティにも出演しとるし、この7月、Epik Highのタブロが立ち上げた独立レーベル“HIGHGRND”に最初に契約することになった実力派バンドやで。
  それだけやない。この曲は発表当時少女時代の『Party』と共に音楽番組で1位候補になったんや」
NC.A「マジで?」
わし「うむ。まだあるで。タイムリーなことに、ヴォーカルのオ・ヒョクが歌うドラマ『応答せよ1998』のOST『少女』が昨日(11月21日)発売され、リアルタイムで各チャートをオールキルしました」
NC.A「ぴゃー、ウチですら経験ないのに、こんなド新人が…(わなわな)」


     オ・ヒョク『少女』


わし「オ・ヒョクは見た目こそ鑑別所帰りのようやけど、なかなか雰囲気のあるええヴォーカルやと思います。
  多分コロコロチキチキペッパーズくらいの注目株です。そうゆうたらオ・ヒョクて、コロチキのナダルに一瞬似てますな」
NC.A「坊主頭ってとこだけやん」
わし「まぁこれはビデオ部門狙いで紹介しただけやから、実はオ・ヒョクはどおでもええ。Girl's Dayのヘリが超ぶっさいくで笑えます」
NC.A「それには賛成するわ(笑)」
わし「次もビデオ部門狙い。イム・スロンで『話してくれ(7E77 ME B43Y)』」
NC.A「おー、男が続く。珍しい」


     スロン『話してくれ(7E77 ME B43Y)』


NC.A「確かに曲はええけど、なんかストーカー臭、ロリコン臭が漂うね」
わし「うむ。キム・ユジョンの表情と太ももが大変素晴らしいやろ?」
NC.A「(こけっ)スロンにいさんはどおでもええんかいっ」
わし「だからビデオ部門向けやって。
  この年齢としては恐ろしいくらい深みのある表情してるよね。末は大女優になること間違いなしや」
NC.A「すでに大女優なんじゃね?」
わし「そりゃそうか。なんか画面のアスペクトがおかしいのが残念やが、魅力的なMVや。
  ビデオ部門候補が続きます。KISUM(キソム)のヘナヘナラップが印象的な『見せて、#ホワイトスタイル』!」


     KISUM『見せて、#ホワイトスタイル(with Krystal)』


NC.A「あー、クリねえさんや」
わし「KISUMは以前4人の女性ラッパーとコラボした『フィードバック』ちゅう曲を紹介したことがある。
  そん時はよお知らんかったんやけど、若い女性を中心に大人気のラッパーなんやてね」
NC.A「そうやで。ライブとか超可愛ええの」
わし「この曲も発表当時音源チャートをオールキルしたそうで、上半期で紹介出来なくてまことに申し訳ない」
NC.A「クリ姉さん出てるけど、曲自体はねえさんが歌うてる訳やないんでしょ?」
わし「うむ。この曲そのものは『#ホワイトスタイル』ちゅうタイトルで、インディーズ系バンド”ダル・ジョウンバム”のヴォーカル、キム・ホヨンがフィーチャリングされとる。曲の長さも普通に3分12秒ある」


     Kisum『#ホワイトスタイル(feat.キム・ホヨン Of ダル・ジョウンバム)』


NC.A「聴きやすいええ曲やね」
わし「そやろ。ワシもダウンロードして、結構ヘビロテやねん。こっちは正規のGP部門に入れていただいてもよろし」
NC.A「間違えないように書いてね」
わし「そもそもこの曲は、衛生用品ホワイトのキャンペーンのためのもの。クリスタルは以前からこの商品の広告キャンペーンモデルを務めとるんで、彼女を利用した短いMVが作られたっちゅう訳やな。
  MVの内容はKISUMとクリスタルだけやなく、それぞれ交差する女性たちの日常を切り取ったような構成になっている。何か裏ストーリーがあるのかも知れんが、そこまでは調べがつかんかった。
  どなたか情報をお持ちなら教えてくださーい」
NC.A「他力本願やなぁ」
わし「その代わり、ダル・ジョウンバムについて調べて来たで」
NC.A「いや、インディーズはいらんねん」
わし「そおゆうなや。ダル・ジョウンバム(月の良い夜)はソウル出身の都会派ロックバンドで、ヴォーカルのキム・ホヨンを始め、ドラムがイム・チェヨン、ベースがイ・ヒョン、ギターがチョン・ビョンファ、キーボードがチョ・ソインと男性3人女性ふたりの5人組やねん。
  去年『ダル・ジョウンバム(月の良い夜)』ちゅうグループ名と同じ曲でメジャーデビューを果たした、メンド臭い奴らです」


     ダル・ジョウンバム『月の良い夜』


わし「ベースの子が若い頃の彦麻呂のようやけど、気にしたらあきまへん」
NC.A「いや、気にしまへんけど。ただ、キム・ホヨンさんの目が小さいなぁとは思うた」
わし「ほぉ、鋭いねえ。結構ワシの好きな傾向の顔やねん。Cheezeのダルチョン、AKMUのスヒョンと並んで、3大点目ヴォーカルに数えられると思う」
NC.A「ホンマ点目好きやなぁ」
わし「さーて、そんじゃいよいよ本題、NC.A以降の下半期新作を紹介していこうか」
NC.A「よっ、待ってました!」
わし「一発目は、これ。KISUMで『尋常やない(You & Me)−Feat. ジュヨン』」
NC.A「またKISUMかよ(かくん)」
わし「好きなんだよねー」


     KISUM『尋常やない(You & Me)−Feat. ジュヨン』


わし「ヒップホップってラップだけやなく、生活やファッションのスタイルも含んだジャンルやない?
  その点では、この娘は曲やファンション、ちょっとゆるい顔が全部調和してるんだよね。ユル可愛いちゅうか」
NC.A「脱力系ヒップホップやな」
わし「そうやね。それがジュヨンの端正な歌声と好対照で、耳にも身体にも気持ちがいい。
  ただ、すじ田さんみたいに、脱力系は結局ハルカリにたどり着くので、ハルカリだけ聴いてりゃええという意見もある」


     HALCALI『Strawberry Chips』


NC.A「K-Popの存在を根底から否定しやがったな。そうゆう奴は山口百恵だけ聴いてればええんじゃ」
わし「確かに(笑)
  続きましてHELLOVENUSで『ウチは芸術や(I'm ill)』
NC.A「こりゃまた大胆なタイトルで」


     HELLOVENUS『ウチは芸術や(I'm ill)』


わし「頭痛がしてきそうなブリブリに刺激的なクラブサウンドやけど、それ以外はセクシーコンセプトとしては平凡なMVやね」
NC.A「美人揃いやとは思いますが」
わし「セクシーに転んでからは、もはや誰がアリスで誰がライムなのか、おっちゃんには見分けがつかん。
  昔のちょいセクシーで可愛さメインの頃がよかったなぁ」
NC.A「それで売れないから転向したんでしょうが。あとからそんなことゆうなら、最初から応援してあげなさいよ」
わし「ご、ごもっとも」
NC.A「いくらやっても売れないと、いろいろ考えて疑心暗鬼になってくるんやで。ウチかてセクシー歌手に転向するかも」
わし「それはマジで勘弁してください」
NC.A「…(むか)」
わし「ヘロビと同じ日、注目の新人がカムバック」
NC.A「え、だれ?」
わし「ヨーチンや」
NC.A「あー」
わし「ヨーチンすなわち여자친구は“女友達”とゆう表記で間違いないはずやけど、日本でもほとんどが“GFriend”とか“ヨジャチング”と表記しているのはなぜやろう?」
NC.A「さぁ?」
わし「だって소녀시대は日本では“少女時代”で、“Girls' Generation”は少数派、“ソニョシデ”に至ってはヲタクしか使ってないんやで」
NC.A「そおゆうたらそうやね」
わし「やっぱセフレとかカキタレと思われるからやろうか?」
NC.A「そう言う心配はあるかもねー」
わし「そやけど、こいつらどーせ業界のお偉いさんのカキ…」
NC.A「やめれ! 炎上する」


     女友達『今日から俺は


わし「実はこのグループ、わしは非常に買っておるのよ」
NC.A「はぁ? そうとは思えん発言でしたが」
わし「こうゆうブログであるゆえ、際どいジョークは不可欠なのじゃ。許せ。
  とにかくデビューの『ビー玉』で少女時代『また出会うた世界』の露骨なパクリとゆわれていた時から、こやつらはただ者ではないと思うてたんや。
  そもそも少女時代を真似ること自体が大変なことやからな。自分、あんな風に踊れるか?」
NC.A「あはは。ウチはコミックダンス専門やから」
わし「そやろ? あの尋常やない運動量、全身が若鮎のように跳ねつつ、あくまでキレのある所作。よく鍛えられとる証拠や。
  昨年から増えてきた制服コンセプトやが、その中で体育会系という戦略も新しい。
  AVでゆうなら『女子マネージャーは、僕達の性処理ペット』シリーズのような…」
NC.A「おっちゃん、なにゆうてんの?(怒)」
わし「大人しそうな顔してやる時ゃやる娘なのも、『女子マネ』シリーズに共通するし」
NC.A「謝んなさい。怒られない内に土下座して世間に許しを請うんや」
わし「そお、ひとつだけ謝罪せねばならんとしたら」
NC.A「お、素直やないの」
わし「実はヨーチンのデビュー曲『ビー玉』って、このブログでちゃんと紹介してなかったんだよねー」
NC.A「(ずるっ)そんなことかいっ!」
わし「なにしろ1月は歌謡祭の集計で忙しかったから(てへへ)」
NC.A「てへへ、じゃねーわ。あかーん、もお炎上確実やー(ひーん)」


わし「7月27日にはベトナムの4人組“LIME”がイ・ヒョリの『Toc Toc Toc』をカバーして韓国に殴り込んできた」
NC.A「ほー、K-Popもついに他国からの侵略を受けるほど成長したか」
わし「MVがある訳でもないので、テレビでのインタビュー動画だけ紹介しときまーす。
  興味のある人は各自Youtubeをあさってください」
NC.A「だったら紹介しなくてもええんじゃね?」


    


わし「あと、今年はFresh Girlsがタルタルプロジェクトを展開中。この7月には第6弾『人を探します』が出た」
NC.A「はぁ?」
わし「ワシもよお判らんのやけど、Fresh Girlsちゅうのはそこそこ可愛いフォークデュオで、韓国語では풋풋ともゆうらしい。タルタルプロジェクトちゅうのは彼女らが2015年2月から2016年1月まで毎月季節にあった曲を出し、最終的にそれがアルバムになるっちゅうことらしい」
NC.A「かつての原田真二“3ヶ月連続レコードリリース”デビューみたいなもんかな?」
わし「なんでそんな生まれる前の出来事を知ってるねん(呆)」


     Fresh Girls『人を探します』


わし「ま、曲はこんな感じ。なかなか爽やかではある」
NC.A「そやけど、LIMEとかFresh Gilrsまで紹介してたら、とんでもない数になるで」
わし「確かになぁ。多少間引きながらやっていくか…となるとお次はBladyやな」
NC.A「ぶれいでぃ?」
わし「以前第476話で紹介したことのあるグループで、鈴木妄想さんとパトさんがそこそこ評価されていた。
  カムバックする度にメンバーが入れ替わってる謎の多いグループや」


     Blady『Secret number(秘密の鍵)』


わし「悪くはないんですが、あえてBladyちゅう要素もあまりないかと」
NC.A「インパクトはPeach Girlの方があるからねー」
わし「ん? Peach Girlも紹介する?」
NC.A「いらんわ」
わし「この手の奴はまとめてどんどんやっちゃおう。次はFlasheがカムバック」
NC.A「フレッシュ!」
わし「おー、三村マサカズみたい。なつかしー(笑)」


     Flashe『スターの中のスター(The Star of stars)』


わし「もう解説する気もおきません。次は新人A.N.D.Sによる『タンタタン(Ttan Tta Dan)』」
NC.A「なんか焼酎の名前みたい」


     A.N.D.S『タンタタン(Ttan Tta Dan)』


NC.A「(ひそひそ)ちょっとあれやね、Peach Girlに匹敵するものがあるね」
わし「うむ。本来こうゆうアイドルは生まれて来てはあかんのや。まぁ幸いに20歳になるまで長生き出来る個体は限られておるそうやが」
NC.A「『ストレイヤーズ・クロニクル』かっ!」
わし「で、そのあとにやっと評価に値する楽曲が登場する。BEGのミリョねえさんがカムバック」
NC.A「あー、なんかホッとするー(笑)」


     ミリョ『Queen


わし「さすがの安定感やな。ヴォーカルには同じBEGからガインが参加。グループだとなかなかラップメインの曲は少ないので、ミリョのファンには嬉しいプレゼントではないやろうか?」
NC.A「おっちゃんも最近ラップ好きやから、嬉しいんやない?」
わし「そうやけど、どうせ聴くなら若いKISUMの方が…」
NC.A「…台無しや」
わし「その次はワシの個人的な趣味でユン・ジョンシンの『ビューティ・インサイド』を紹介しまーす」


     ユン・ジョンシン『ビューティ・インサイド


NC.A「あ、この映画観たーっ」
わし「今ノリにノッている女優ハン・ヒョジュが主演した、寝て起きる度に違う人物になっている男と彼を愛する女の不思議なストーリーや。上野樹里も出演して話題になった。
  ギターメインのシンプルな楽曲やけど、なかなか染みるええ曲やと思う」
NC.A「そやね。ま、だれも投票はしないと思うけど」
わし「ヒョジュたんの美しさを堪能するだけでもえええやないか。ビデオ部門やと思うて受け入れろや」
NC.A「うーん。ウチの方が美人やない?」
わし「貴様、殺すぞ!(真剣)」
NC.A「ぴゃー、ガチでリアルな殺気やー(ガクブル)」


     Cheetah(チーター)『My Number』


わし「KISUMと同様Mnetのオーディション番組『UNPRETTY RAPSTAR』からデビューしたラッパー。映像が結構エロいのとマイナンバーってのがタイムリーなので紹介してみました」
NC.A「それだけかい(こけ)」
わし「さて、以上で7月までの新曲は終わり。次回は8月分を紹介しますよ〜」
NC.A「長い旅路に出発した気分やなぁ(溜息)。いつになったら帰ってこれるんだろう」
わし「出だしからしんみりすんなよ(ぷんすか)」