関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第547話 解放

こんこん、がちゃ
JOO「おばんでやんすぅ(てへへ)」
ソニ「あー、ここはテレビ局の楽屋です。一般人の来るところやありまへんよ」
JOO「いや、ウチですがな。JYPの宝石、ミンジュちゃんです」
少女時代「んー……………?」
JOO「え、どしたん?」
1分経過
少女時代「ああーっΣ(゚□゚(゚□゚*) そおゆうたら」
JOO「時間かかりすぎや!(ぷんすか)」
ユナ「まだ芸能界の周辺をウロウロしとったんかい?」
JOO「なにその転生したグリフィス(フェムト)みたいな台詞! こっちはガッツ一味かい! 所詮は贄かい!」
ユナ「ちょっとなに言ってるかわかんない」
JOO「…(コロス)
  まぁ、まだ芸能界おったんは確かやね。そやけど、先週JYPとの契約が切れて今はフリーの身です」
テヨン「まだJYPやったん? 逆にビックリや」
JOO「JYPやったんですわ。7年契約でしたもんで」
ユリ「7年?(ぴゃー) 『男のせいで』からもおそんなに?」
ヒョヨン「考えてみたら、自分、ウチらと同期みたいなもんやもんねえ」
JOO「へえ。実は少女時代はんとは4ヶ月遅れのデビューやし、ユナとも同い歳やし」
ユナ「一緒にすんな。生物としての格は100段階くらい違うがな」
JOO「ひゃ、100段階?」
ソヒョン「ゼットンとサイモン星人くらいの差やな」
JOO「判りにくいわ! さっきの『ベルセルク』的比喩で説明せえ」
クッキーマン「JYPに7年おって、何曲CD出したん?」
JOO「シングルが3曲ですかねぇ。イトゥクにいさんとのデュエット入れて」
ソニ「ああ、あったなぁ(爆笑)」
JOO「笑うとこ違いますよ。まぁデビュー曲以外は見事に売れまへんでしたけど」
クッキーマン「JYPの宝石ゆうて鳴り物入りで売り出したのになぁ」
ソニ「デビュー後事務所はなんもしてくれへんかったん?」
JOO「なんの努力もしてくれまへんでした」
ティパニ「あそこはそおゆうとこやなぁ」
スヨン「なんでまたJYPEなんか入ったん?」
JOO「SBSの『スーパースターサバイバル』に出たら半裸師匠にスカウトされたんで。
  あの頃のJYPEはワンゴル売れてたし、なんちゅうか勢いがあったんですわ」
クッキーマン「うむうむ、そうやった」
テヨン「それやのに『韓国の加護亜依事件』でつまずく訳やな」
JOO「それは確かに自分が悪いんですけど、事務所がアレじゃその件がなくても成功したかどうか疑問ですわ。
  正直7年契約は長すぎやったと思います。ここ3年ばかり曲も書いて貰えなかったし」
ソニ「へー。ほならその3年間はどないしてたん?」
ユナ「つまりIUが大成功して国民の妹になっていった裏ではなにしてたかってことやけど」
JOO「…(いちいちゆわんでええやん)まぁOST歌うたり、ミュージカル出たり」
ソニ「あ、そおゆうたら『Catch me if you can』じゃウチとWキャストやったな」
JOO「(今頃思い出したんかい)正確にはクアドラプル・キャストでしたけどね」
クッキーマン「ほな今後もミュージカルを?」
JOO「ミュージカルはやりますけど、ソロ歌手としてもおひと花咲かせたいゆうのが正直な気持ちですわ。
  今はそんな手ぇ繋ぎ甲斐のある事務所を探してるところで」
ティパニ「確か弟が歌手やったやろ?」
JOO「へえ、イルフンゆうて、BTOBゆうグループでラッパーやらせてもろうとります」
スヨン「ああ、イルか。あの子は可愛ええな(じゅるー)」
ソヒョン「涎よだれ」
ヒョヨン「BTOBの事務所ってどこやった?」
JOO「CUBEエンタっす」
ヒョヨン「ほならCUBEに移籍して、姉弟で頑張るってのもありやな」
ユナ「そやそや。弟に全部おんぶして貰え」
JOO「まぁそれもちょっとは考え…」
ソニ「CUBEゆうたらAPinkやBeast、4分とかおって、今ノリノリの会社やないか」
ヒョヨン「JYPより全然エエで」
JOO「そこは否定出来ない魅力ですけど」
テヨン「待てよ。CUBEに移籍したら芸名変えんとあかんで」
JOO「はぁ?」
テヨン「だってJYPやからJooやもんな。CUBEやったらCoo違うんかい(がっはっは)」
JOO「誰が遠い海から来た首長竜や!」
ヒョヨン「ふるっ(呆)」
ソヒョン「パボにしたらあきまへんよ。あのアニメは凄い人出てるんやから。
  えーと、家弓家正さんに青野武さん、石田太郎さん…」
JOO「物故者ばかりやないかっ! ウチはまだ芸能界で生きる気バリバリじゃい」
ソヒョン「Jがついた事務所がエエのならJJホリックメディアなんてのもありますで」
JOO「いや、事務所の頭文字とって芸名にしてる訳違うから」
ヒョヨン「JJホリックって誰がおった?」
ソヒョン「ヨジャアイドルではNC.Aやね」
ヒョヨン「ああ、あのソン・ヨンジェ似の?」
ソヒョン「最近じゃずいぶん丸くなって、ソン・ヨンジェゆうより太陽の塔みたいになっとるらしい」
ヒョヨン「へー。中に<生命の樹>とかあるんか?」
ユリ「ある訳ないがな。ところで、NC.Aてどおゆう意味なん?」
ソヒョン「”New Creative Artist”やって。つば九郎の格好して愉快なダンス踊ってる姿のどこが”New Creative Artist”なんか、いまいちよく判らんけど」
テヨン「ほんなら自分がJJホリック行ったらJC.Aゆう名前に変わるんやな」
JOO「変わりまへんて。…て、JC.Aてどおゆう意味ですねん?」
テヨン「”Junk Creat Alcoholler(クズを生み出すアル中)”かな」
JOO「ええ加減にしてください!(うきー)」
ティパニ「とにかく知名度がないんやから、ここは無理せずローエンに入ってIUの付き人になり、イチから叩き直したがええと思うけどな」
JOO「今更でっか?」
ティパニ「この世界でプライドなんて邪魔なだけや。売れっ子IUに頭を下げて、あのえげつないまでのセルフプロデュース術を学ぶのも手やで。
  そのためにはIUのパンツを洗うくらいなんてことないと思わねば」
クッキーマン「ワシなら喜んで洗うけどなぁ、IUちゃんのパンツ」
ソヒョン「やかましい!」
テヨン「で、正直、何処に移籍するつもりやねん?」
JOO「え?」
テヨン「ん?」
JOO「ウチが世間話をしにここに来たと?」
テヨン「違うの?」
JOO「世間話ならアヨンとでもしますがな。まぁなんですわ、SMさんところはフリーのソロ歌手受け入れる体制があるのかなぁってちょいと気になりまして」
ソニ「あー、そゆこと。そらウチは大手やから、今更ひとりやふたり屁でもないけど」
JOO「やっぱそうでっか?(喜)」
テヨン「そやけど自分が入ったら芸名がSooになる訳やろ?」
JOO「まだこだわってるの!?(ぴゃー)」
テヨン「そおなると、うちとこにはSooYoung(スヨン)ゆうのが先におるし」
スヨン「えへへ、悪いねー」
JOO「別にええっすよ。名乗る気ないし」
ユリ「自分、本名はなんやったっけ?」
JOO「そやからミンジュですわ。チョン・ミンジュ」
ユリ「ほなMooかな?」
JOO「何故そこでMをチョイスする?」
ヒョヨン「SMやしSooMooでええん違うの?」
ティパニ「それやとなんか頭が重ない? SoMooでどお?」
ソヒョン「シド・ミードデザインのモビルスーツみたいやな」
テヨン「SoなMooってことでSoNaMooってことにしようや」
JOO「ヒップホップの新人かっ! もお全然別人になってもうてるやん!」
ティパニ「(ピーン)そおゆうたら、少女時代にもう一枠スヨンが入る余地があった」
ソニ「え?」
ティパニ「そいつもチョンやったし、Jの要素もあるし、欠員も埋まる。ぴったしや」
少女時代「ああー(納得)」
ティパニ「てな訳で、自分、明日からジェシカと名乗りなさい」
JOO「ええ加減にしなさい。もおええわ」
♪ちゃんちゃん






※2015年1月、当ブログでお馴染みの歌手JOOがJYPとの契約を終了した。
 JYPエンターテインメントの関係者は20日午後、インターネットのニュースサイトOSENの取材に対し「JOOの専属契約が、先週満了した。お互いのための選択として、JOOのより良い未来のために話し合い、良い雰囲気の中で契約を終了した」と明かした。
 つまりJYPE側にもJOO側にも契約延長の意志はなかったと言うことだ。
 2014年のJYPネーションにJOOが参加していなかったことからも、両者の関係が冷え込んでいたことは伺われていたので、当然の結果と言えよう。
 2008年のワンダーガールズ大ヒット以来、JYPEは2PMを例外としてスターを生み出すことが出来ず、長い下り坂の時代に入った。その後デビューしたMissAやペク・アヨン、15&などの売り込みにも熱心ではなく、ほぼ年間1曲程度与えられるだけの飼い殺し。JOOに至っては放置プレイとしか言えず、芸能企画社としての資質が大いに疑われた。JYP本人も自分を売ることで精一杯という状況のように見受けられた。
 JOOは今後、新しい事務所を探し、活動を続けるという。
 今度こそちゃんとした事務所に所属出来たらいいと願っております。


※イトゥクとJOOのデュエット…
     『Ice Cream』
    スーパージュニアのリーダーとのコラボで見事に売れなかった。


※JOOは20012年12月14日から2013年2月9日まで城南アートセンターオペラハウスで上演されたミュージカル『Catch me if you can』で、ブレンダ役として出演した。
 このブレンダ役にはJOOと少女時代サニーの他に、天上智喜のダナ、ネモ(元Shinvi)がキャスティングされていた。
    
    えらい太ってるなぁ