関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第519話 そして目覚めると、わたしはこの肌寒い丘にいた

01:ユナ
ぶぅー
ユナ「ふぁわわわー」
イ・スンギ「(あ、あくび!?)た、退屈ですか、ユナ様」
ユナ「いや、そおでもないけど、撮影で朝早かったからなぁ。もお帰ろか?」
スンギ「ぴゃー、も、もうでっか? まだデート始めて30分もたっておりませんが」
ユナ「そやけど、眠いもんは眠いがな。寝るならこんなクルマの中より、ちゃんとベッドで寝た方が美容にええし」
キキキキーッ、バタン
スンギ「(土下寝っ!)なにとぞ! なにとぞ、あとひとときだけ、このイ・スンギにデート気分を味あわせていただけないでしょうかーーーー(おーいおい)」
ユナ「泣くなよぉ、そんくらいのことで。…んー、今夜はいくら持って来た?」
スンギ「へえ、100万ウォンばかし所有しております。これでなにか美味しいディナーでも…」
ユナ「出しな」
スンギ「は、はい(ぷるぷる)」
ユナ「(さっ)これはボッシュートね!」
スンギ「ああっ!」
ユナ「100万ぽっちじゃ、あと1時間しか付き合えないよ」
スンギ「1時間も! あ、ありがたき幸せ(平伏) …そ、そやけど、お金取られたら、お食事は?」
ユナ「カードで払えや!(がおー)」
スンギ「はい、はい、カードで払います。ですからあと1時間だけ、このイ・スンギにお付き合いくださいませ」
ユナ「け、卑屈な野郎だぜ」
スンギ「(がーん!)ほ、誉められた。最高に幸せや!」
ユナ「…」


02:ティファニー
ぽち
♪ドブネ〜ズミ みたいに 美しくなりたい〜
ティパニ「わぁ、なんじゃこの下品な歌詞は?」
ニックン「ブルーハーツの名曲『リンダリンダ』やがな。知らんの?」
ティパニ「知らん(ばっさり)」
ニックン「あら」
ティパニ「そもそもデートの相手がステファニーなのに他の女の名前の曲を掛ける、しかもピンク大好きゆうてるのにブルーハーツの曲て、どうゆう了見じゃい」
ニックン「いや、これは、つい(しもた)」
ティパニ「さすがタイ人、全てが大雑把やで、ニッチクン・バック・ホルベチクル」
ニックン「フルネームで呼ぶなよぉ」
ティパニ「掛けるなら、ドブネズミとかではなく可愛らしい歌詞を、ブルーではなくピンクのグループでお願いしますよ」
ニックン「ほんなら(がさがさ)APinkで『고양이 (猫)』とかいかがでしょう?」
ティパニ「ライバルの曲を掛けてどおする!(タイ式エルボーパンチ!)」
ニックン「ひでぶっ」
ティパニ「ピンクフロイドの『原子心母』を掛けるがよい」
ニックン「ピ、ピンクフロイドはさすがに…」
ティパニ「持ってないんか? けっ…タイ人め。
  あーあ、やっぱ全身タトゥーとピアスでバッチリ決めたアフリカンなブラザーとつきあえば良かったなぁ。
  後悔先に立たずや」」
ニックン「ワシのブラザーはさっきから立ちっぱなしやけどね(げへへ)」
ティパニ「威張るな! そのブラザーもモンキーバナナクラスのくせして。…タイ人め」
ニックン「ああ…もっと差別して欲しいわぁ。これやからアメリカ娘はたまらんねん(快感)」


03:スヨン
スヨン「もうすぐマリア昇天祭ですねぇ、ギョンホ様」
チョン・ギョンホ「おう。自分も昇天させてやろうか(げっへっへ)」
スヨン「そ、そうですね。結婚したらそうゆうことしてもええかもしれませんね(きゃっ)」
ギョンホ「(け、つまらん女だぜ)ふぁわわわー」
スヨン「(あ、あくび!?)た、退屈ですか、ギョンホ様」
ギョンホ「めちゃ退屈」
スヨン「こ、これはあかん。じ、実はカップケーキ作ってきたんですよ(がさがさ)。ほら、ウチ結構家庭的なもんで」
ギョンホ「こんな夜中にケーキやと? ワシの売りが体脂肪3%の彫刻ボディやと知っての狼藉か、このタイ人め!」
スヨン「いや、ウチはタイ人違うけど」
ギョンホ「口答えするんじゃねぇ!(タイ式首相撲)」
げしげし
スヨン「いたたたた」
ギョンホ「デートゆうたらやることはひとつやろうが! さっさとパンツ脱がんかーい!」
スヨン「ひえーっ! これも24歳で結婚するための試練。主よ、どうぞこの人をお救いください」


おまけ
クリスタル「おねえ…タバコ」
ジェシカ「はい、はい、すぐ買うて参ります。ジタンやったね(さっ)」
クリスタル「なんや、この手?」
ジェシカ「あの、タバコ代…」
クリスタル「そのくらい出しとけや! ウチの何倍も稼いでるんやから」
ジェシカ「そ、そうやね。そんならすぐ買うて来るさかい」
したたたた
クリスタル「ふん、使えない奴」
ジェシカ「ああ、スジョンの役に立てて、ウチめっちゃ幸せやぁ」