関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニそにょ233

わし「今年も半年が過ぎたなぁ」
JOO「早いっすねえ」
わし「年々時が過ぎるのが早くなる。これも宇宙の膨張が加速してるからやろうな」
JOO「…違うと思うけど」
わし「それはともかく、ここらでぼちぼち上半期のK−Popのまとめと行こうか」
JOO「はぁはぁ、歌謡祭対策やな」
わし「そう。ちなみにこのまとめはアイドル中心、ただしナムジャアイドルはほぼなし、例外的にインディーズのアーティストが入ることもある」
JOO「なるほど。さしずめ女子レス以外はストロングスタイルもデスマッチも扱うプロレス団体ってところやね」
わし「うんうん、さすがアシスタントや。判って来たやないか。それでは行ってみよう。まずはODD EYEや!」
JOO「(こけっ)いきなりインディーズかい!」
わし「思いっきり、押しも押されもせぬインディーズやね(笑)。昨年の曲なんやけど、歌謡祭で紹介しきれなかったんで今紹介する」


     ODD EYE『Never』


わし「彼女らの売りであるストリングスを強引に前面に押し出した感じやなくて、自然な感じが良いよね。ブスさ加減も薄らいだし、これは心地よい一曲だと思うな」
JOO「まぁおっちゃんが好きな路線なのは判るけど、問題は他にどれほど需要があるかやね」
わし「そうね。せめてルックスがもうちょっとなぁ…(とほほ)。
  で、次も去年の曲で申し訳ないけど、IUで『金曜日に会いましょう』です」
JOO「おおっと」


     IU『금요일에 만나요(Feat.장이정 of HISTORY)』


わし「年末ギリギリに出たから今年扱いでもええかなと思うて」
JOO「なんじゃこりゃ(ぴゃー)。もう完全に清純を脱ぎ捨てたな」
わし「エロいなぁ、実にエロい。今一番エロいのは多分IUやな」
JOO「フィーチャリングしてるチャン・イジョンとは?」
わし「去年ローエンからデビューした5人組アイドルグループHISTRYのメンバーで、MBCのオーディション番組『偉大な誕生』出身や」
JOO「ぴゃーっ、芸能人のくせに、自分の事務所の新人に手を出すなんて、なんて恥知らずな」
わし「い、いや…それくらいは大目に見てやれよ(汗)」
JOO「はぁ? えらい甘いことゆうやないの」
わし「そ、それにチャン・イジョンは振られる方の男で、IUがポッポしてるのはモデルのチャン・ギヨンやから」
JOO「あ、そうなん? それにしてもMVの中でポッポするなんて、アイドルとして失格であります!」
わし「IUはもおアイドルという自覚はないんじゃないか? 演技するのがホンマに嬉しそうやし」
JOO「ますますあかんがな。歌ってお芝居できるカワイコちゃんはもう枠が一杯です。これ以上ミュージカル女優増えたらおまんまの食い上げやで」
わし「それは大丈夫やないの? IUは舞台より映像に力入れてると思うけどな。
  このMVかて相米慎二ばりの強引な長回しだし。『魚影の群れ』かと思うたで(笑)」
JOO「そんならええけど。とにかくソロ歌手で売れたってだけでもむかつくのに、これ以上こっちの領域を荒らして欲しくないっす」
わし「気にすんなって。向こうは自分のことなんかちっとも気にしてへんぞ」
JOO「だからむかつくんやないの!(うきーっ!)」
わし「次行きまーす。今年になって最初に発売されたのがGirl's Dayの『なにか』や」
JOO「某ブログのテーマソング?」
わし「そうです」
JOO「否定しろよ」


     Girl's Day『Something』


わし「エロエロバトルの戦端を切った問題作やな」
JOO「テレビでこんなん流してええんやろうか、思うたよね。このときヘリはまだ10代やったし」
わし「まぁ女は生まれたときから娼婦ともゆうし」
JOO「そんな訳あるかい。変態の意見やがな」
わし「で、これを受けて4日後の1月7日にはダル★シャーベットが『B.B.B』をリリースと」


     Dalshabet『B.B.B』


JOO「最近は名前に★がつかないんやね」
わし「そやね。だいぶ大人イメージになってきたから女の子っぽい★が似合わんようになって来たんやろ」
JOO「エロ売りのダルシャにしては、この曲結構しっかり作ってあるよね」
わし「去年の『Be Ambitious』より扇情的な部分を抑えて、曲とパフォーマンスに集中させる作戦だけど、まぁいいんじゃないかな。
  スカート穿かなくても大人の色気はちゃんとあるし、意外な清潔感もある。曲もなかなかいい。
  あとは、ひと目で大衆を引きつけるカリスマ性ちゅうか個性が欲しいな」
JOO「それが簡単に身につかないからみんな苦労してるんやないか」
わし「まぁそおゆうたらそうやね(笑)。
  そんでお次はAileeのデジタルシングル『歌が上手なったで』」


     Ailee『노래가 늘었어』


わし「いやー、上手い上手い(パチパチ)」
JOO「やっぱこういうR&B路線が似合うねえさんやけど、ヒョリンとかぶってないか?」
わし「そやけど太さで負けてないし、顔はだいぶ上だし、心配することないんちゃう?」
JOO「そうかなぁ。中にはあのヒョリンの癖のある顔が好きって人もおるやろ。ブルーチーズやくさやみたいにさ」
わし「確かに。自分にかて2万人くらいTwitterのフォロワーがおるくらいやからな」
JOO「放っとけ」
わし「そやかてJUNIELの13000人よりずいぶん多いやないか」
JOO「喜べるか! あいつよりはCD、ずっと売れたっちゅうねん。OSTかて地道に歌って経歴重ねて来とるっちゅうねん」
わし「ちっちゃいプライドやなぁ(笑)
  えーと、そんで次はSISTARのソユがチョン・ギゴと歌った『Some』かな」


     소유 X 정기고『썸(feat.긱스 릴보이)』


わし「この曲はとある音楽配信サイトの集計で今年上半期もっとも愛された曲とされている」
JOO「へー」
わし「ちなみに2位以下が、2位『Let It Go』、3位IU『金曜日に会いましょう』、4位はGirl's Day『Something』、5位ソン・シギョン『君のすべての瞬間』、
  6位悪夢ちゃん『200%』、7位2NE1『Come Back Home』、8位SISTARヒョリン『アンニョン』、9位Ailee『歌が上手なったで』、10位パク・ヒョシン『野生花』となっている。
  少女時代の『Mr.Mr.』が入っていない時点でもうインチキ集計だと判るな」
JOO「ちゅーか、SMがイッコもないから、そういう関係のサイトなんでしょう」
わし「そやけどそのサイト名は『Genie』ゆうんやけどな(わっはっは)」
JOO「よお出来てますなぁ(笑)」


     투개월『Talk To Me』


わし「キム・イェリムとト・デユンの混声ユニット、トゲウォルがバレンタイン企画で出したシングルやな」
JOO「正式にはまだトゲウォルとして活動してないんですよね」
わし「一応去年『No.1』と言う曲を歌ってはいるけど、それもLim Kimのアルバムに入れられてるし、非公式と考えて良いんじゃね」
JOO「テユンが通ってるのがアメリカの高校とすると、卒業はこの夏ですかね? 秋以降正式活動が始まるんやろか?」
わし「ト・デユンに関する情報が少ないよって断言は出来んけど、多分そうじゃないかなぁ。
  ワシはトゲウォルでのキム・イェリムが大好きなんだよね」
JOO「ソロより?」
わし「うむ。ソロも良いけどね。
  デビュー曲が『All Right』ってマイナー曲だったのと、あの独特の声質のせいで、ワシは彼女の資質を完全に間違っていた。
  アルバムを買って聴いたみたら、とってもポップで陽性な歌手なのね。明るい曲を歌うときのノリの良さと存在の軽さが心地良い。
  で、そうした資質がわかりやすいのは、やっぱりデュエットの時じゃないかと思うねん。
  最近じゃ彼女らが『スーパースターK3』で歌った『ROMÁNTICO』や『Brown City』をヘビロテしてるくらいや」
JOO「おもな!」


     『ROMÁNTICO』


     『Brown City』


わし「それぞれオリジナルはテテとブラウン・アイド・ソウルでYoutubeなどに動画が上がってるので聞き比べてみて欲しい。
  オリジナルも大変素晴らしいけど、トゲウォル版も全然負けてないどころか、若い独自の魅力があって、これはこれで気に入って貰えると思うぞ」
JOO「推すなぁ」
わし「今のところLim Kimにハズレは一曲もないのでね。期待だけが膨らむ訳よ」


     효린(Sistar)『Let It Go』


JOO「あとヒョリンの奴がこんなん歌って売れてますけど?」
わし「リアル雪女やな。顔を見ると背筋が寒くなる奴や」
JOO「ことヒョリンに関しては、遠慮ってものがないな(呆)」
わし「ワシは松たか子版の方が好きやけどね」
JOO「あー、松たか子のペンなんや?」
わし「いや。どっちかってーと嫌いやけどヒョリンよりまし」
JOO「…」
ひゅー…


わし「2月18日には『S.M. THE BALLAD Vol.2 - Breath』が発売されておりますな」
JOO「『SMtown-Winter』とかこういう企画CDをさらっと出せるあたりが、さすがのSMEさん」
わし「タイトル曲『Breath』は韓中日と3ヶ国語でユニットを変えて歌われ、CDや音源もそれぞれ別に売られるというAKB商法なのがちょっと気に入らんけどな」
JOO「韓国版がジョンヒョンとテヨンねえさん、中国語版がEXOのチェンとチャン・リィンねえさん、そんで日本語版がチャンミンにいさんとクリスタルか。豪華やねー(ため息)」
わし「売り方は気に入らんが、アルバムの中身はすこぶる良かった。『Breath』に関してはクリ坊が歌う日本語版が気に入ってる」


     MAX & Krystal『Breath』JPN Ver.


わし「顔はあんまり似てないけど、こうやって聞くとクリ坊の声ちゅうか、声の余韻に乗る甘い響きがジェシカそっくりやろ」
JOO「ホンマやねえ」
わし「さすが姉妹って改めて思うねえ」
JOO「このMVの女の子は?」
わし「SM C&C所属の子役女優ムン・ガヨンじゃないかと思うんだけどね。
  チャンミンとはMnetのドラマ『mimi』でも共演してるし、MVの設定もそのドラマにそっくりだから…あ、これ『mimi』の映像ね」


     『mimi』


JOO「や、や、やってるやないか! ぶっちゅーって」
わし「なるほど。やはり『mimi』の映像を使い回しておったか。謎は解けたぞ、813(はっはっは)」
JOO「子、子役とぶちゅーって(ぶるぶる)犯罪違うやろか?」
わし「まぁ大丈夫でしょう。
  あとこのCDで注目すべきはテヨンのソロですな」
JOO「ああ、『Set Me Free』ね」
わし「タイトルからして『Let It Go』に対抗して作られたのは間違いない」
JOO「ホンマか?」
わし「テヨンのバラードはもう充分定評があるけど、この曲みたいに抑えた歌い方をした時こそ本領が発揮される。ホンマ恐ろしいばかりに説得力があるね。
  聴き始めは”新鮮味がない”とか思うけど、すぐにそんな邪念が吹き飛んでしまう。全身に鳥肌か立つ。おしっこちびりそう。まさに芸術や」
JOO「(ひゃー)最上級の褒め方やなー」
わし「上手いとか下手とかそんな問題やない。魂の歌声なんだよ!」
JOO「わかったわかった(呆)」


     TaeYeon『Set Me Free』


わし「♪私を放っておいて ありのままにしておいて…ジーン)
  きっとクルマの中まで覗きに来るパパラッチに向けた言葉に違いない」
JOO「そ、そうやったん?(驚)」
わし「放っておいてやれよ。アイドルにだってプライベート与えてやれよお!(号泣)」
JOO「壊れた壊れた!(おろおろ) 仕方ない、あとは次回に回そう」


    






※「ぴゃーっ、芸能人のくせに、自分の事務所の新人に手を出すなんて、なんて恥知らずな」…
 もちろんあの件があるので強く否定できないのだった(涙)


※『魚影の群れ』…
    
 私の先輩がこの映画の撮影チーフだったので、いろいろ逸話を聞いている。 
 ステディカムは使っておらず、ほとんど手持ちで受け渡しつつ、と言った原始的な手法で長回しを行っていたようだ。