関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニそにょ224

JOO「おっちゃん、おっちゃ〜ん!」
わし「…」
JOO「あれ、死んでんのかな? おっちゃんてばー(ゆさゆさ)」
わし「…ん? (もぞもぞ)なんや、来てたんか」
JOO「あ、生きてた」
わし「人聞きの悪いことゆうな。ちょいとイヤフォンで音楽鑑賞してただけや(外し)」
JOO「ウチの新曲を?」
わし「(いらっ)貴様に新曲があれば、喜んで聴かせていただこう」
JOO「やーねー。ちょいとギャグかましただけやないの。
  それより、ガレージに変なクルマ停まってるけど、盗んで来たん?」
わし「誰がプーチンとキレネンコじゃ。合法的に手に入れたもんやがな」
JOO「えー、いつの間に買い換えたん?」
わし「先週やったかなぁ」
JOO「前のは無駄にでっかいクルマやったけど、今度はえらいちっこいやん」
わし「そらまケー自動車やさかい」
JOO「韓国産ってこと?」
わし「そのK違うわ。韓国で言うところの軽車(キョンチャ)みたいなもんや」
JOO「へー。それにしてもずいぶんボロいクルマやね。バンパーとか割れてるで」
わし「知り合いの社長の嫁が10年以上も雑に乗ってたシロモノやからな。
  もお捨てるゆうから格安で貰うて来たんや」
JOO「へー、クルマ好きやと思うてたけど、えらい割り切ったもんやな」
わし「そやかてワシが欲しいクルマは宝くじでも当たらにゃ買えんような値段やし、無理して中途半端なクルマ買うてもなぁ」
NC,A「彼女もいなくて、デートに使う訳でもないから、軽車で充分ゆうことですね」
わし「そ、そ。たまに乗っても同居のババァが関の山…て、失礼やな。誰やねん?」
JOO「おっちゃんが喜ぶかと思うて、後輩を連れて来たで」
NC,A「NC,Aゆいますぅ(ぺこり)」
わし「おおっ、NC,Aたんやないか! 大歓迎や。お入りお入り」
NC,A「もう入ってます」
わし「(こけっ)そ、そうか。そやけど、NC,Aたん、ワシはこだわりなく今のクルマに決めた訳やないぞ。
  このクルマがスズキ製ゆうところに大きな意味があるんや」
NC,A「スズキ製?」
わし「うむ。スズキのCFには堀北真希ちゃんが出てるからな」
JOO「(ずるっ)またそんな適当な理由で…」
わし「適当とは失礼な。それがワシのこだわりや。
  IUたんがCF出てたからスマホはGALAXYやし、ソシが宣伝しとるから時計はG−SHOCKなんやで(えっへん)。
  かつてはハプティックの国内仕様オムニアを使うたこともあったしな(超使いにくかったけど)」
JOO「そんなことで威張られたって、気持ち悪いだけやがな」
NC,A「…」
JOO「ところで、その様子なら、もおNC,Aのこと知ってるみたいやな」
わし「知らいでか(喜)」
NC,A「あら」
わし「実はおっちゃん、最近クルマの他に鉄道が好きになってな」
JOO「あー、よお市電やらJRやら乗ってるもんね。鉄ヲタって奴?」
わし「そこまで本格的ではありませんが。とにかくそのせいでNC,Aたんには好意を持っておるのです」
NC,A「どゆことでっか?」
わし「自分のその丸い顔、丸い鼻、ほっぺ、唇…どこをとっても『きかんしゃトーマス』のロージーそっくりやないか」
NC,A「(こけっ)列車扱いかい!」


    


わし「そのガッサガサの声もスリップ防止の砂撒いとるようで、実に可愛らしい」
NC,A「絶対イヤミやな(ぎぃぎぃ)」
わし「IUたんも結構なハスキーやけど、NC,Aたんの場合、さらに潤いがなくてサビ臭いのがええんよね」
JOO「その好みはさっぱりわからんな」
わし「ところで、自分の後輩ゆうたらNC,Aたんやなくアヨンたん違うの?」
JOO「いや、あの子はJYPやから」
わし「自分かてJYPやないか。自覚を持て」
JOO「おやー?」
NC,A「アヨンねえさんより、ウチの方が若いし可愛いし売れてるし、不足はないと思いますけど?」
わし「それはそうやけど、アヨンの下腿部と目元の美しさは芸能界一やぞ。一回生で拝みたいがな」
NC,A「膝下と目元だけ? その他は?」
わし「クソですな」
NC,A「(呆)むちゃくちゃ言うなぁ」
JOO「そういう御仁やねん。で、この春の午後に仕事もせんと何の曲を聴いてたん」
わし「それがつい先日出たばかりの…」
NC,A「まさか、ウチの『ウチ違うで』かな?」
わし「アクトンミュージシャンのアルバムや」
NC,A「(ずる)くそー、あいつらかぁー!」
わし「吉本興業が生んだ最強のミュージシャンやと巷で大評判」
JOO「いや吉本違うから」
わし「そお? 見た目で笑かしに来てるからてっきり。
  まぁ確かに、スヒョンはIU似で可愛いけど」
NC,A「はぁ? IU先輩とスヒョンが?
  (ひそひそ)このじいさん、目がおかしいん違いまっか?」
JOO「まぁいろいろ病んではおるようやけど」
わし「リアル食い倒れ太郎のチャニョクが、将来すごい二枚目になるなんてことあるやろうか?」
JOO「な、ないとも言えへんやん(あはは)」
わし「そうやなぁ。案外GACKTそっくりに育ったりして(笑)」
NC,A「はぁ? さすがにそれは」
わし「そんでGAKCTんミュージシャンて名前変えたりして(爆)」
NC,A「(こけっ)それが言いたかったんかい!」
JOO「そうゆうじいさんなんやって」


    


NC,A「そんな不細工の曲聴いてないで、ウチの新曲聴いてくださいよ」
わし「まぁいずれな。しゃーけど、ワシはなにもアクトンミュージシャンを聴くのがテーマやった訳やないぞ。
  新しいイヤフォンの具合を試しておったんじゃ」
JOO「はー? クルマだけやのうてイヤフォンまで買うたん?」
わし「クルマは成り行きで手に入れただけ。本命はこっちや。その証拠にクルマの何倍も高かってん」
JOO「(ぴゃー)クルマの何倍もするイヤフォンやて? コンビニで”プレミアム”て書いてある木製ハウジングのイヤフォンかて7000ウォンくらいやのに」
わし「そんなおもちゃと一緒にすんじゃねーっ!(ネリチャギ) これは軽く100万ウォンはする代物やで」
JOO「げーっ!」
わし「イヤフォンの老舗シュアー社がこれまでのカーストを無視して送り出した超高級高音質イヤフォンSE846とは、まさにこれなのであーる(どーん!)」


    


JOO「おー、輝いてる(驚)」
わし「これくらいになるとエージングにも数百時間から1000時間程度は必要と思われるが、我が家に来て一週間で、もうすごい音を奏でておるぞよ」
JOO「すごいって、どんな感じやの?」
わし「とにかく分解能がすごいから音がごっちゃにならないし、録音の時にかけられたイコライザーやエフェクトの効果もはっきりわかるし、なによりアコースティックフィルターを使った低音がとてもイヤフォンとは思えないほど深いのじゃ」
JOO「へー」←さっぱりわかってない
わし「これ以上を求めるとなると、少女時代などが使っている、使用者の耳型をとってあつらえたカスタムタイプにならざるを得ない。
  と言うくらい、ユニバーサルタイプにおいては現在最高峰と言われるイヤモニなのであーる(えっへん)。
  これにTSUBAKI社長が買ったハイレゾ対応のウォークマンを合わせたら、さぞやすごい音楽が聴けるであろう」
JOO「あ、なんか狙ってる」
NC,A「ふーん。ちょっと見せて貰ってもええですか?」
わし「ええともええとも(はい)。そやけど耳垢とかつけたらあかんよ」
NC,A「耳にははめないから大丈夫…えい(ぶっち)」
わし「…! Σ(゚Д゚;エーッ!!」
JOO「わー、ケーブルぶち切った!」
わし「な、な、なに、なになにさらすすねんん? (;゚Д゚)ブルブル」
NC,A「おっちゃんは好みのタレントが宣伝してる物を使う主義でしょ?」
わし「そ、そうやけど」
NC,A「ほんで、ウチのこと気にいってると?」
わし「そうそう。そのジャリジャリの声質がね」
NC,A「ほんならこんな高級な舶来品使うてないで、ウチが宣伝するINNOWAVEを聴くべきや(どーん)」
わし「ああっ!(がーん)」
JOO「INNOWAVE?」
NC,A「そう。ウチが最近イメージキャラクターになったデザイン会社のヘッドフォンなんです。
  最近じゃAmazonなどで日本からでも買えますよ」


    


JOO「おや、可愛らしい」
わし「そうやね、この時のNC,Aたんは…って、自分が宣伝してるんはヘッドフォンやろ? なんでイヤフォンぶち切るねん?」
NC,A「だってイヤフォンで聴いてたから。ほんならヘッドフォンも持ってるんでっか?」
わし「持ってるとも。ゼンハイザーの名作HD580Precisionや。もう20年も前から使ってて、ケーブルも一回換えてやってるくらいお気に…」
NC,A「たぁ!(ぶち)」
わし「ぴゃーっ!」
JOO「あーあーあー(笑)」
NC,A「INNOWAVEを聴いてくださいねー」
わし「…は、はい(がっくり)」





※「ワシが欲しいクルマ」…マクラーレンのMP4-12C。
 イギリス車の伝統に従って、値段に見合わない不細工なスポーツカー。
 もう製造中止だが後継車はもっと不細工な上に4倍も高いので、中古でもいいからこれが欲しい。


堀北真希のCF…
    
    社長の嫁がこれを買ったので、私にお下がりが来たのです。