関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第478話 第2回関西ソニョシデ歌謡祭:幕間その1

2日目昼:都城駅
JYP「(ずちゃ)ほお、これがななつ星か」
チユル「ふんふーん
  ♪ノノノ come back to me baby ノノノノノノノン(パタパタパタ)」
JYP「お、これ、そこのハタキ掛けしとるアゴの尖った娘さんや」
チユル「…! こ、これはパク・ジニョンさん…どうして?」
JYP「ほお、よおワシの顔を知っとったな」
チユル「顔はともかく、この季節に上半身裸ですから想像はつきます」
JYP「はっはっは、健全な肉体美はワシのトレードマークやからね」
チユル「まさに”突然に”お出でになるんですね」
JYP「ん、どゆこと?」
チユル「いえ」
JYP「ときに、このななつ星で歌謡祭の表彰式が行われておると聞いて来たんやが?」
チユル「はい、開催中ですけど」
JYP「見たところ、誰もおらんやないか」
チユル「今はみなさん、バスで宮崎市内を観光中です」
JYP「はぁ? えらいのんびりしとるな」
チユル「朝イチに超駆け足でダダダッと発表したので、もう残りが16曲なんですよ。
  なので、ちょっと時間をおいて、みなさんにいろいろ考えて貰おうかと車掌さんが…」
JYP「いろいろ考える?」
チユル「まだ出てないアイドルやグループはどれで、何位に入っているのか、もうぼちぼち絞り込めますからね。
  そう言う楽しみの時間があってもいいだろうと」
JYP「なるほど。それでワシはまだ残っているのかな?」
チユル「は?」
JYP「このJYPはのこり16曲の中に、いやさベスト10にランクインしておるのかな?」
チユル「…それはお教え出来ません」
JYP「ええやないか。ちょっとだけ、先っぽだけでも教えてくれや」
チユル「規則ですので」
JYP「なんや融通のきかん娘やな。もおええ、ワシの弟子のJOOに訊くわ。
  …おや、JOOは?」
チユル「ミンジュねえさんもバスに同行されてます」
JYP「は?」
チユル「宮崎駅で”青島・恋旅縁結びチケット”を購入されて、青島神社で神事を受けてくるんだと張り切っておられました」
JYP「マジでか? まったくロクにヒット曲もないくせに、男だ恋愛だなどとけしからん」
チユル「でも、ねえさんも長いこと活動がない訳だし、もう適齢期ですから仕方ないかと」
JYP「ふん。ワシは自力でヒット出来ない奴に援助の手をさしのべる気はない(自立主義)。
  …ん? よお見たら自分、なかなか可愛え顔しとるやないの? どお、ウチの事務所入らへん?
  デビューだけならさせてやるで」
チユル「お断りします!」


車掌「てな訳で、次回更新までの間に、みなさん、いろいろ予想してみたらいかがでしょうか?
  あれとかこれとか、2013年を盛り上げたアイドルが続々登場しますよ」