第474話 第2回関西ソニョシデ歌謡祭:表彰式の旅03
じりりりりり…
車掌「ドアが閉まりまぁす。クルーズトレインななつ星in九州の乗客のみなさまはお急ぎくださぁい」
どったどたどた
スヨン「待てーい、乗る乗る!(はぁはぁ)」
ソニ「もっと急げや、自分(はぁはぁ)」
ヒョヨン「ホンマや。一番鈍足のくせに最後まで食ってるからや」
テヨン「あかん、みんな、跳べ!」
全員「せい!(ぴょーん)」
どたっ、ごろんごろんごろん
ぷっしゅー、ぱたん
ユリ「(ぜいぜい)間に合ったぁ」
車掌「みなさん、日田の街をお楽しみになれましたか?」
テヨン「そらもお、たとえ20分でも貪欲に楽しむで」
ソニ「ココマ、時間がないゆうて、鮎を鵜ごと丸呑みしてたからな(笑)」
車掌「マジで?(ぴゃー)」
テヨン「ウチはまだまともや。スヨンなんか鵜匠の人ごと食うてたやん」
スヨン「嘘をつけ!」
ユナ「そやけどポン菓子は全種類食うてたな」
スヨン「うん、お土産でぎょうさん買い込んだし(もんぎゅもんぎゅ)。
ただマカロニのポン菓子ってマカロンみたいな感じかと思うたら全然違うたわ」
ティパニ「当たり前やん」
車掌「さぁ、そろそろ表彰式の続きが始まるよって、ラウンジ…」
スヨン「あーっ!」
ソニ「どないした?」
スヨン「想夫恋の焼きそば食べ損なった(泣)」
ユリ「まだ食う気か?(呆)」
スヨン「旅の楽しみは土地土地のご馳走やからな。ああ、想夫恋…(くくく)」
車掌「まぁ想夫恋は大分、福岡に何店舗かありますから、まだ諦めなくても大丈夫ですよ」
スヨン「ホンマ? (すっく)そんなら表彰式に行こうか」
ソニ「もう立ち直ったで(呆)」
ユナ「当然車内食も全部食うんやろうな」
スヨン「食う! やま中の寿司も残さず食う」
ジェシカ「ちっとは景色や内装にも目を向けれっつーの」
ごとんごとん
車掌「さぁ、列車は次の停車駅湯布院へ向けて進んでおります。所要時間は59分となっております」
JOO「それでは表彰式の方、続けて参りましょう。
6ポイントを獲得した66位タイと言うことになります」
ソヒョン「おお、6が3つも!(驚) これは不吉な」
スマン「ほな、ここはオーメン賞と命名しよか?」
ソニ「しなくてええです」
チユル「オーメン賞は次の9曲です」
ソニ「すんなってゆうのに」
♪だらららら…
第66位(オーメン賞/6P)
첫사랑(First Love)/After school
Gentleman/PSY
SUNSHINE/RAINBOW
BAAAM (feat. Muzie of UV)/Dynamic Duo
나를 사랑해줘 (私を愛して)/서인영(Seo In Young)
Gossip Girls/少女時代
여우 같은 내 친구(No More)/f(x)
우리가 헤어진 진짜 이유 (The real reason why we broke up)/윤하 (Younha)
Destiny/INFINAITE
ティパニ「わぁ。なかなか微妙なラインアップやな」
スマン「個人的にはアフスクに注目や」
クッキーマン「ポールダンスですか?」
ヨンミン「ラスベガスで酒呑んでる気がしますもんね(笑)」
AFTER SCHOOL『첫사랑(First Love)』
テヨン「鼓笛隊の時から思ってるけど、こいつらなんでもやるよな」
ティパニ「ほぼ隠し芸やけどね」
ジェシカ「そこまでやってもオレキャラしか売れないんだもんなぁ(とほほ)」
チユル「投票はクロムさんです。
”曲的には去年のflashbackが好きなんですが、初恋の切なさ
けっこう詞もいいんです”」
スヨン「なんかコメントもいまいちな感じ(むんぎゅむんぎゅ)」
ソニ「やっぱ『青春不敗』での呪怨のイメージのままやね」
ジュヨン「呪怨ゆうな!(プンスカ)」
車掌「ワシ、個人的にはダイナミック・デュオが気に入ったなぁ。やっぱ韓国のラップはかっこいい」
ヨンミン「音楽史的にロックを飛び越してHip Hopってところもあるし、言葉がリズムに乗り易いからね」
ユリ「てことは、北がもちょっと民主化したら、第一書記を称えるラップとかやりだすかも」
ティパニ「それ、見たいなぁ(笑)」
Dynamic Duo『BAAAM (feat. Muzie of UV)』
チユル「投票者はやすさんです。
”最近、K-HipHopに嵌りつつある私ですが、先ずは、昨年の夏にヒットしたDynamic Duoの「BAAAM」を推します。
「ヨッジャ」の後に入るブレークが、イチイチ気持ちいい。”」
スマン「やっぱ売れてる奴にはそれなりに理由があるよな」
JOO「もうひとり韓国を代表するラッパーさんがランクインしてますけど?」
ヨンミン「『Gentleman』? なんか今さらって感じ」
チユル「じゃあテジャングンさんのコメントだけ紹介しますね。
”あの曲の後だけに期待されまくったところで出した曲。
国内の活動もなかったせいか評判はイマイチでしたが、結構回数聞いていました。”」
ガイン「イマイチとかゆうなよ(とほ)」
ヒョナ「結局、ウチと姐さんの差では?」
ガイン「なんやとこら! クビ刎ねたるど」←時代劇モード
ヒョナ「ぴゃーっ」
スマン「ユンナは久しぶりに名前みたな」
クッキーマン「『私たちが別れた本当の理由』ですね」
ユナ「それはホンオフェの食い過ぎで口がウンコ臭かったから(笑)」
ソニ「子どもみたいなことゆうなよ(呆)」
윤하『우리가 헤어진 진짜 이유』
チユル「投票者はMOMI-1さんです。
”ユンナの声は実に良し。この気持ち良さは何なのかと。なかんずく彼女自ら作曲に携わったこの曲にしっくりと合います。
(中略)私は昨年の春頃、鍾閣のYPBOOKSのCD売り場でこれが流れているのを聴き「今かかっているのをください」といって即購入したものです。”」
ヨンミン「彼女も一時太ったり、心身ともに不安定そうな時期がありましたが、今は落ち着いたみたいですね」
スマン「1位にならなくても良いと、自ら言い聞かせてプレッシャーをはねのけたようやね」
クッキーマン「日本で活動してた頃よりずっといいと思います」
車掌「あとこのブログで今まで紹介してないのはソ・イニョンかな」
スマン「誰?」
서인영(Seo InYoung)『나를 사랑해줘 (私を愛して)』
チユル「投票者はSunnTaeyoさん。
”元YGのクッシュが独立して書いた曲。
2NE1が最近いまいちなのはクッシュを失ったからではないか。”とおっしゃってます」
スヨン「逆にゆうと、この曲はええと?」
チユル「そうゆうことだと思います」
車掌「ええはずや。このソ・イニョンは、もとジュエリーやで」
テヨン「おお、ワンモアタイム!」
IU「ウチの高校の大先輩っすよ。担任も同じ先生やったし」
テヨン「てことは、自分も10年後はこうなると?」
IU「そ、それはイヤやなぁ」
ソ・イニョン「なんやとこら!(ごわーっ)」
IU「ぴゃー、悪魔やー!」
チユル「てことで、オーメン賞の皆様にも”特製落雁”を差し上げまーす」
JOO「続いて、7ポイント獲得の第55位!」
チユル「ご覧の11曲となっております」
♪だらららら…
第55位(7P)
울고만있어(Is Crying)/백지영(Baek JiYoung)
예뻐 예뻐(Pretty Pretty)/Ladies Code
BEEP BEEP/少女時代
교생쌤(My student teacher)/NC,A
있다 없으니까(Gone not around any longer)/Sistar19
희망고문(希望拷問)/송지은(Song Ji Eun)
Candy Boy/TREN-D
Black Tinkerbell/ChoColat
One Shot/B.A.P
24/7/2YOON
하.니.뿐.(A.D.T.O.Y)/2PM
スマン「出ました、ペク・ジヨン!」
ヨンミン「先生、大好きですもんね」
スマン「うむ。一字違いのペク・アヨンとは女としての熟成度が違うぞ」
백지영(Baek JiYoung)『울고만있어(Is Crying)』
スマン「『グッド・ドクター』のOSTか」
クッキーマン「例のエッチビデオ流出事件からよくここまで盛り返しましたね」
ヨンミン「確かに、あの事件はドラマ『オンエアー』なんかでもすぐ流用されるような韓国芸能界の汚点やったからなぁ」
スマン「その苦労が歌に表れとる。ちゃんと恨がある」
チユル「投票者はhidさん。
”去年の収穫は何かと言ったらBaek Ji Youngですね。屋根部屋の皇太子のOSTではまってCDを6枚も買ってしまいました。
聞いてみると良い歌がいっぱい有って、今の所一番のお気に入りは『銃で撃たれたように(총맞은것처럼)』でヘビロテしています。”」
スマン「『銃で撃たれたように』?」
JOO「この曲ですね」
백지영(Baek JiYoung)『銃で撃たれたように(총맞은것처럼)』
スマン「わーお。アラフォー美女の下着姿、たまらんなぁ(涎)」
車掌「曲は完全にイ・ヒョンの『30分前』+『サントワマミー』ですけどね」
Lee Hyun『30Minutes Ago (FEAT. Lim JungHee)』
JOO「そうゆう細かいことゆわないの(めっ)」
車掌 「へーい。そうゆうたらイ・ヒョンて軍隊行ったらしいけど、その後8eightはどおしてんのかなぁ?」
ソヒョン「知らんがな」
クッキーマン「あと珍しいところでソン・ジウンが入ってますね」
JOO「これもSunnTaeyoさんの推しですね」
車掌「さすが有名K−Popブロガーさん、目線が違うわ」←よいしょ
송지은(Song JiEun)『희망고문(希望拷問)』
スマン「Secretのジウンか。めっちゃええやん」
クッキーマン「”ゆっふー”とはだいぶニュアンスが違いますね」
チユル「”シークレットの音楽面をひとりで支えてるのに報われないジウンの良さがでてるかと。
シングルの3曲全部良かった。”とコメントが」
テヨン「つまり少女時代におけるウチみたいな存在か?」
ティパニ「寝言は寝てからゆえや(ふん)」
ヨンミン「まぁイ・ジウンよりずっとよかったわ」
IU「(はぁ?)なんでウチにとばっちりが?」
JOO「ショコラとか入ってますね?」
車掌「聞いたこともないグループやったけど、ティンカーベルがブラックな存在になったらあかんと思う」
ソヒョン「月打(ムーンストラック)でしょうか?」
車掌「あ、多分それや」
クッキーマン「ヲタ会話はやめろ」
ChoColat『Black Tinkerbell』
チユル「推してるにはスン崎さんですね。
”なぜ大ヒットしないのか不思議です。”と」
スマン「そらみんなそう思うとるやろ」
JOO「『ナンジャッテムネ』…なんで大ヒットしなかったかなぁ」
スマン「ほら(笑)」
車掌「あとTREN-Dは以前紹介したし、他はビデオ部門だし…2YOONかな」
2YOON『24/7』
チユル「投票はムーさん。理由は”ガユンが可愛いから”だそうです」
ヨンミン「確かに可愛いね。何者?」
クッキーマン「4Minuteから生まれたユニットのようですね」
ヨンミン「へー、4Minuteやるじゃん」
スマン「そこそこいけるメンボがいてもヒョナしか目立たないところに問題があるんじゃね?」
ヨンミン「そこがグループ作りの難しいとことですね」
チユル「55位タイの皆様には、賞状の他に副賞として、スターを目指しながらあのパク・ジニョンさんと365日恋愛も出来るアプリゲーム『半裸師匠は突然に』を差し上げます」
JOO「”デビューだけならさせてやる!”って決め台詞が素敵ですよね」
チユル「はい。『ガンダムW』におけるヒイロの”お前を殺す”くらいインパクトあります」
JOO「受賞者はスマホにダウンロード出来ます。こちらのQRコードからアクセスください」
車掌「さぁ、そろそろ列車は湯布院に到着します。以後ティータイムとなりラウンジカーではお茶と軽食を提供させていただきまぁす」
ヒョリン「アホか! こんなすし詰めでお茶が飲めるか」
やま中「えーすいません、寿司を握るのはディナータイムからでして」
ヒョリン「(ずり)もお、バカーん」
※ペク・ジヨンのビデオ流出事件…
ペク・ジヨンは1999年に23歳でデビュー後すぐに人気を博したが、翌2000年に元マネージャーが金欲しさに流出させたセックスビデオによって、経歴に大きな傷がついた。
細かいことは作者も知らないのだが、大衆の反応の冷たさから、プライベートな映像ではなく、無名時代に出演したポルノのような気がする。
韓国では一度でもこういう作品に出ると厳しく制裁されるのである。
この映画など参考にされたい。
※おまけ…
Jewelry『one More Time』
懐かしい(涙)