関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第469話 交際時代

ミョンス「(くりくり)ぴゃーっ! 今度はスヨンちゃんが熱愛とな?」
ジェシカ「ああ、それね。奴が食い物以外に惚れるなんてなぁ(げらげら)」
ミョンス「しかも相手はチョン・ギョンホの野郎やないか!?」
ジェシカ「うむ。教会で知り合ったらしいけど、スヨンのストーカー愛がやっと実ったんや」
ミョンス「ストーカー愛?」
ジェシカ「そうや。スヨンは男との接し方が苦手なだけに、いったん惚れるとタチが悪い。
  毎日ロケ現場に押しかけたり、撮影所で入り待ち出待ちしたり、一日に100回もメールしたり」
ミョンス「うざ」
ジェシカ「にいさんが噛んだガムを拾って大事にしてたり、終いにゃにいさんが出た後のトイレに忍び込んで…」
ミョンス「もうやめてくれー! 聞きたくないー!」
ジェシカ「そうやって相手がノイローゼになるまで追い詰めるねん」
ミョンス「で、精神的に弱り切った相手に交際を無理強いする訳やな」
ジェシカ「ピンポーン」
ミョンス「(ぶるぶる)森下千里手島優が混ざったような最悪の性格やん」
ジェシカ「24歳で結婚したいゆうとった、まさにその年やからなぁ、ちと焦ってたのかも」
ミョンス「なんかギョンホに同情したくなって来たわ。
  それにしても年明けからユナちゃん、スヨンちゃんと立て続けやな。
  もう全員に彼氏がおったりしてな(はっはっは)」
ジェシカ「当たり前やん」
ミョンス「え、え?(かくーん)」
ジェシカ「少女ゆうたって、実際は見目麗しい20代半ばの美女揃いやで。
  ひとり身でおる方がおかしいがな。
  これ以上恋愛を否定するのはかえって不自然やから、事務所も年明け早々から交際を認める方針を打ち出したんや」
ミョンス「てことは、これから続々と…」
ジェシカ「そう。ウチらのデビュー時を思いだしてみ。UCCで毎日ひとりずつ公開されたやろう。
  ユナがひとり目ってのもそうゆう意味があったんや」
ミョンス「うひゃー、恋愛デビューもその方式で?
  …ん? てことは、ふたりめはティパニちゃんでは?」 ※ビギンズ第36話参照
ジェシカ「奴の場合、事情が複雑なので、今回はスルーや。
  彼氏はアメリカにおるし、混血やし中毒やし服役中やし」
ミョンス「マジで?」
ジェシカ「あと15の時に産んだ娘をどう処理するか、いま事務所と弁護士で最善策を探ってるとこや」
ミョンス「うへー、ハードな人生送って来たんやね」
ジェシカ「てな訳でこの後はユリ、ヒョヨン、ソヒョン、工作が間に合えばパニて順で発表されていくやろうな」
ミョンス「え? テヨンちゃんとソニちゃんは?」
ジェシカ「テヨンの彼氏はSMEが認められない立場なので永遠に空位
ミョンス「あ、”だれ?”って人ね」
ジェシカ「ソニは政略結婚の道具だから、適切な時期に適切な相手と婚姻出来るよう、それまでフリーでおる必要がある」
ミョンス「政略結婚て、今時?」
ジェシカ「財閥系か同業の大手、YGもしくはヨン様との婚姻も…」
ミョンス「あるかっ!」
ジェシカ「今じゃヨン様もセレブやから、ソニのことを”そなた”とか呼んだりして(笑)」
ミョンス「(かくん)それが言いたかったんかい!」
ジェシカ「…」
ミョンス「…で?」
ジェシカ「でって?」
ミョンス「自分の交際はいつ発表になるんや?」
ジェシカ「ウチかぁ、どうしよう?」
ミョンス「どうしようて…それこそこんな関係、いつまでも隠してはおけんぞ」
ジェシカ「そうやねぇ。そらそうやねぇ」
ミョンス「いざとなったら、ワシかてにょ、尿簿小戸藻を素てる各語くらいあるし」
ジェシカ「(ふん)動揺して字が変わっとるやないか」
ミョンス「ほ、本馬やって」
ジェシカ「怪しいもんや。…そやけど、確かにこのままでは埒があかん。
  (すっく)よし、今から発表しよう!」
ミョンス「い、今から? すぐに」
ジェシカ「うん」
ミョンス「ぴゃー!」
ジェシカ「マスコミを集めい!」


ネットニュース記事:『少女時代ジェシカ、飼い犬を公開』
 1月3日深夜、芸能企画社SMエンターテインメントの公表によると、所属する少女時代のメンバー、ジェシカ(25)が犬を飼い始めたことが判った。
 これまでジェシカは犬が苦手なメンバーとして知られており、意外な展開であると関係筋は述べている。
 公表された犬の名前はポチで、”以前は海の王子と呼ばれていたが、現在はティファニーの飼い犬プリンスと区別するためにポチと改名された”とのこと。
 年齢は”すでに中年。人間なら45歳くらい”とだけ公表されている。
 飼い犬の写真も公開されたが、プライバシー保護のためか粗いモザイクが掛けられていて、大型で体毛の短い犬種としか判らないようになっている。


     ジェシカさんとポチ


 犬に詳しい雀士で動物研究家の畑正憲さんによれば、
 「これほど大型で毛のない犬と言えばペルービアン・ヘアレス・ドッグではないでしょうかねぇ。
  名前の通りペルーの犬ですけど、ヘアレス・ドッグそのものは世界中にいるんですよ。
  動物王国でもメキシカン・ヘアレス・ドッグを飼ってましたが、なにしろ毛がないので犬のくせに寒がりでねぇ。
  外に出すとすぐドアをガリガリやって”入れてくれ、入れてくれ”って鳴くんですよ。可愛かったですねえ」
 とのことである。
 (記者:コ・ヘジョン)