関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第452話 ジュニウェイ

こんこん
NC,A「はーい」
かちゃ
JUNIEL「お邪魔しまーす(ぴょん)」
NC,A「え、えーと…どちら様でしょう?」
JUNIEL「あらぁ、うふふ。FNCミュージックのJUNIELと申します。初めましてぇ(きゃぴ) ジュニって呼んでね」
NC,A「え、えー? JUNIEL先輩? こ、これは知らぬこととは申せ、失礼しました」
JUNIEL「いいのよお。テレビと実物は違いますものね。判らないのも無理ないわ」
NC,A「すんまへんすんまへん(JUNIELさんて、こんなハロウィーンのカボチャみたいな顔してたっけ?)」
JUNIEL「とんでもないわぁ。こちらこそ本番前の楽屋にお邪魔してごめんなさいねぇ。
  でもほら、同じソロ歌手として仲間が増えたのが嬉しくて、つい挨拶に来ちゃったのぉ(じー)」
NC,A「そ、それはご丁寧に(な、なにこの眼? ガンつけられてるんかな)」
JUNIEL「それにしても、NC,Aちゃんて、本当に歌が上手ね。それに脚がスラッとしててステキ」
NC,Aちゃんて「お、おおきに」
JUNIEL「衣装がそれだけ短いスカートなのにパンツが見えないって、IU並のテクニックじゃない? まさかIUのブスになんか秘訣でも教わった?」


    


NC,A「い、いえ。IU先輩とはまだお目にかかってなくて。
  ただ、あんまり動かないから、ぎりぎりセーフ状態かなって…あは、あはは」
JUNIEL「スカート短いと歌に集中できなくて困るのよね。露出狂のIUは別だけどさ。
  ジュニもね、前の曲の時にすんごいミニスカート履かされたんだけど、ケアがいろいろ大変だったのよねー」
NC,A「はぁ」
JUNIEL「NC,Aちゃんはどんなクリーム使ってるのぉ?」
NC,A「ク、クリーム?」
JUNIEL「やーねー、むだ毛処理のクリームじゃん。あれだけ脚を出してたら、気を使うでしょう?」
NC,A「え、えーっと、あんまり考えたことなくて…」
JUNIEL「ダメだよぉ、それじゃ。いくら清純・健康と言っても、アイドルは基本お色気を売ってることに変わりはないんだから。所詮AVかグラビアかって程度の違いでしかないのよ」
NC,A「はぁ(高校生に向かってなにゆうとるの、この人?)」
JUNIEL「だから年々劣化と共に露出が多くなって、いずれデルタ地帯の処理までしなくちゃいけなくなるのよ。そのためにも今の内からキチンとした処理を心がけましょうね」
NC,A「そ、そおゆうもんですか?」
JUNIEL「そういうものなのよ。その様子じゃまだ決まったクリームはないようね。だったらぁ、試しにこれを使ってみない?」
どん
NC,A「…”ヘソのゴマ印脱毛クリーム”?」
JUNIEL「そうなのぉ。私たちみたいに弱小事務所だとレーザー脱毛もさせてくれないでしょ。と言ってカミソリで剃ったらポツポツが残るし、剃り跡が荒れるのよね。
  だから、この生薬を使った自然脱毛がおすすめ。お風呂上がりに塗っておくだけで、翌朝にはつるっつるなの。
  これって少女時代のユリねえさんがヘソ毛の脱毛のために、わざわざ某メーカーと共同開発した逸品で、素材には例の羊の胎盤を使ってるのよ」
NC,A「例って?」
JUNIEL「まぁしらばっくれちゃって。でもぉ、これ以上はSMの圧力がかかるから言えません(きゃぴ)
  で、このヘソのゴマ印脱毛クリ−ム、IUやウンジやAileeねえさんも使ってるのよ」
NC,A「ええっ、Ailee先輩も?」←Aileeリスペクト娘
JUNIEL「そうなのよ。IUのクソはもともと露出が多いから当然…ウンジも毛深いし、特にキー先輩の前では気を使いたいみたいで(げっへっへ)
  Aileeねえさんは、ほら、ご存じの通り脛骨から直接毛が生えてるようなお方でしょ?
  マジでもうこのヘソのゴマ印脱毛クリームでないと処理できないのよ」
NC,A「骨から毛は生えないんじゃ…?」
JUNIEL「あら、心臓から毛が生えてる人だっているわよぉ」
NC,A「…そ、そうですね(ジュニ先輩はそうかも)」
JUNIEL「あと、あなたも私と一緒で丸顔よね。そんな人には、はい、”ヒョミンの九尾狐顔パックセット”(どん)
  これでシュッとした痩せ顔になること間違いなし。副作用は人相が悪くなることだけど、ほどほどに使えば大丈夫よ」
NC,A「はあ」
JUNIEL「最後に、これ。SeoWoo社製サイズアップブラ。カップのサイズが2つはアップする魔法のブラよ。私たち貧乳には心強い味方よねー。
  どう、これら全部NC,Aちゃんに必要な物ばかりと思わない?」
NC,A「そ、そうですか?」
JUNIEL「今なら3点セットで199万ウォンに消費税で提供出来るけど?」
NC,A「いやぁ(高っ)…ウチはデビューしたばっかりで、まだお給料貰ってないので、とてもその…」
JUNIEL「そうよねー、そうでしょーとも。まだ17歳になったばかりだしぃ、200万なんてお金持ってる方がおかしいわよねえ。
  ええ、結構よ。この品、全部NC,Aちゃんに差し上げるわ」
NC,A「ええっ?」
JUNIEL「なに変な顔してるの? 素直に喜んだら? 脱毛クリームに小顔パックに巨乳ブラよ」
NC,A「はぁ。えーとえーと、おおきにですぅ」
JUNIEL「いいのよう。可愛い後輩のためですもの。その代わり、ひとつだけお願い聞いて欲しいの」
NC,A「お願い?」
JUNIEL「(ばさささ)なにも言わずに、この書類にサインして頂戴」
NC,A「はぁ?」
JUNIEL「これにサインすると、NC,Aちゃんは私の子どもになるのね」
NC,A「は?」
JUNIEL「あはははっ、変な顔しないで! いわゆる販売グループにおける親子関係になるってこと。こうしておけば、いつでも2割引で取り寄せられるからね」
NC,A「取り寄せ? この商品って通販なんですか?」
JUNIEL「そうなのよ。アムウェイって知ってるでしょ?」
NC,A「あの立って乗る電動二輪車ですか?」
JUNIEL「…。面白いこと言うじゃない?(ギロ)」
NC,A「どきーん」
JUNIEL「そう言うボケ、嫌いじゃないわよ」
NC,A「で、でも、眼が笑って…」
JUNIEL「とにかくサインしなさいな(どん)。そんであんたも子どもや孫をいっぱい増やすのよ。そうすればみんな幸せになれるんだから」
NC,A「そやけど、ウチ未成年やし」
JUNIEL「ふん。どうせ、ティパニのおばちゃんみたいに経歴詐称してるんでしょ、ええ? 歌手になる前は出前コーヒー店で働いてたって聞いても、こっちは驚かないよ」
NC,A「(ぴゃー)ひ、ひどい…」
JUNIEL「さぁ、ガタガタ言ってないで、サインするんだよ!(むんず)」
NC,A「あ、なにするんですか…」
どったんばったん
こんこん、がちゃ
パク・スンファ「イム・ソウン、本番前に確認を…ん? なにやっとるん?」
JUNIEL「(きゃぴーん!)あらぁ、パク・スンファ先輩じゃありませんかぁ」
スンファ「キミは?」
JUNIEL「FNCミュージックのJUNIELですぅ、初めまして。ジュニって呼んでくださぁい(じー)」
スンファ「あ、ああ(たじたじ)。そおゆうたら見たことあるで」
JUNIEL「ホントですか!?(きゃっ) ユリサンジャのパク・スンファさんに憶えていただくなんて、ジュニ光栄ですぅ」
NC,A「わぁ、すげー(呆)」
スンファ「それで、なんでソウン、いやNC,Aの楽屋に…」
JUNIEL「そ、それはその…」
NC,A「なんやらセグウェイで親子になったら脱毛クリームが2割引で…」
スンファ「はぁ?」
JUNIEL「え、えーっと、スンファ先輩の曲がステキだなぁって。ジュニにもあんな曲を書いていただけたら最高ですってお話をふたりでしてたところなんですぅ」
NC,A「へ、いつ?」
スンファ「そやけど、キミは自作が売りやなかった?」
JUNIEL「いえいえ(ぶるるん)、特にこだわってはいないんですよ。以前もヨンファ先輩の曲デュエットしたし、今の曲だって本当はヨーロッパから買ったモノですから(にこ)」
スンファ「(ずる)あかんやん」
JUNIEL「スンファ先輩、いつかジュニにも曲を書いてくださいね。お・ね・が・い(ぎゅっ)」
NC,A「なんで手ぇ握る?」
スンファ「お、おう(照)」
NC,A「そやけど、効果はあるみたい(関心)」
JUNIEL「ところで先輩、ジュニと親子になりたいと思いませんか?」
スンファ「おやこ?」
JUNIEL「そうなんです。今ならこちらのビガーパンツが特別安く手に入りますよ」
NC,A「ええ加減にしてください!」
スンファ「うーむ。ちょっとひかれるかも」
NC,A「欲しいんかい!」
♪ちゃんちゃん