関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第337話 PSY大統領

ヤン・ヒョンソク「(ててて)ども〜、ヤン・ヒョンソクです〜」
PSY「(ててて)PSYです〜」
ヒョンソク「初めての方は、名前だけでも覚えて帰ってくださいねぇ」
(パチパチパチ)
ヒョンソク「そやけど、あれやな、PSYくん」
PSY「はいはい」
ヒョンソク「キミ、世界中でえらい人気なんやて? ようつべで『江南スタイル』がもお5億ビュー達成やとか」
PSY「へえ、おかげさんで」
ヒョンソク「少女時代の『Gee』が3年かかってやっと9千万ビューやで。すごすぎやん」
PSY「おおきに、おおきに(へこへこ)」
ヒョンソク「4Minuteのヒョナちゃんも、出演了承してえらい得した訳やね」
PSY「そらもお、世界で5億回見られた女ですから。ケツ毛バーガーよりよっぽど見られちゃってますわ」
ヒョンソク「あの人のことはもう忘れてあげなはれ、可哀想やないか。
  そやけど、そんだけ売れたら、キミ、ものすごい知名度ってことやね。選挙出たら確実に勝てるんちゃうか?」
PSY「そうでっしゃろか? ほんなら次の大阪市長の座、狙うてみよかいな」
ヒョンソク「アホか! そんなしょうもない街の首長なってどないするねん。この国の大統領を目指さんかい!」
PSY「なるほど。もうすぐ選挙やし、その手がありましたな。
  実はワシ、大統領になったら是非やってみたいことありますねん」
ヒョンソク「さよか? ほなちょっとやってみよか」
くるりん)
ヒョンソク「大統領、当選おめでとうございます」
PSY「おおきに(えっへん)」
ヒョンソク「それで、大統領になって、まず最初になにしはるんでっか?」
PSY「ふふふ、もお船中八策は考えてあるで。
  まず手始めに、大統領命令でティパニちゃんをショートカットにしますわ」
ヒョンソク「(がく)ティパニて少女時代の?」
PSY「なんちゅうてもティパニちゃんはデビュー当時のショートが最強。それ以外の髪型は認めません」
ヒョンソク「大統領になってやることがまずそれかい。他にせんとあかんこと仰山あるでしょーが」
PSY「もちろんありまっせ。続いてテヨンちゃんの前髪を復活させますな」
ヒョンソク「自分、少女時代、好きやなー(呆)」
PSY「テヨンちゃんも前髪があるのとないのじゃ破壊力全然違うよって」
ヒョンソク「なんの破壊力やねん」
PSY「逆にユナちゃんの前髪は絶対禁止ね」
ヒョンソク「そこはよおわからんわ」
PSY「あと、K−Popグループの数が多すぎるから、これをなんとかせなあかん思うてます」
ヒョンソク「なんとかて、どうする気ぃや?」
PSY「女子は、ほぼ全員少女時代に統合ですわ。f(x)とCrayon Popだけは例外ですけど」
ヒョンソク「はぁ? そしたら少女時代が何百人て規模になるやん」
PSY「もちろんほとんどは研究生になります。そやけど、少女時代本体も、チーム少、チーム女などと4つに分割するので、36人は正メンバーになれます」
ヒョンソク「それ、ワシが嫌いな商法やな」
PSY「もちろんその他にも、都市毎に”少女時代-仁川”とか”少女時代-木浦”とか置きます」
ヒョンソク「もおわかったわ。テヨンは”少女時代-全州”のリーダーで、ハラグーは”少女時代-光州”の、ウンジは”少女時代-釜山”のメンバーやてゆうんやろ?」
PSY「ひゃー、お見通しですな。ひょっとしてサイコパス? PSYのワシをさしおいて(なんちゅーて)」
ヒョンソク「やかましい! そんなら男子アイドルはどおする気ぃや? 東方神起に統合か?」
PSY「男のアイドルなんか必要ありまへん。全員即刻入隊して貰います」
ヒョンソク「鉈でぶった切るような政策やなぁ。カンインみたいにもお軍役すました奴はどおするねん?」
PSY「もう一回入隊したらええですやん。ワシかて2回務めたんやから」
ヒョンソク「キミ、一回目はちゃんと勤務してないやろ」
PSY「(無視)あと、精神が病んでて問題ばかり起こしてるキム・ジャンフン先輩は、職業軍人にしちゃいます」
ヒョンソク「職業軍人になっても、すぐ入院しそうやけどな(笑)。
  てゆうか大統領なんやから、少女時代とかゆうてないで、真面目に政治を考えや」
PSY「考えてるからこその政策ですがな。この国は今後、世界に例のない芸能立国として生きてゆくのです」
ヒョンソク「芸能立国?」
PSY「左様。メタンハイドレートをめぐって他国と争うより、映画や音楽を輸出し、世界中の心を和ませる路を選ぶ。それがPSYの政治です。
  芸能は、外資を稼ぎつつ、世界平和にも貢献出来る理想の手段。”戦争してる場合か! 銀河よ、俺の歌を聴けーーー!”ってね」
ヒョンソク「マクロスか!」
PSY「そのためにも芸能界の改革を強力に推進すべきなのです。
  女子アイドルの少女時代統合はその手始めに過ぎません。最終的には3大芸能社を一本化します!」
ヒョンソク「うげ」
PSY「“才能”のYG、“人間性”のJYP、”見た目”のSMを統合して、外国に勝てる完全なアイドルを作り上げるのです。
  かつてチョン・ドゥファンがテレビ局を統合出来たのなら、ワシにだって芸能界の統合くらい出来るはずや!」
ヒョンソク「ぴゃー、独裁やぁ、圧政やぁ」
PSY「そうなったら、ヒョンソク兄貴には大活躍して貰いまっせ」
ヒョンソク「お…。案外ええ独裁者かも(にこにこ)」
PSY「ご理解いただけましたか」
ヒョンソク「わかった。不肖ヤン・ヒョンソク、PSY大統領のために尽力しましょう。統合芸能社の社長の重責も引き受けましょう」
PSY「は? なにゆうてるんですか、初代社長はスマン先生に決まってるやおまへんか」
ヒョンソク「なぬ? ほんならワシはなんの役を?」
PSY「兄貴はベトナム支社長をやって貰います。PSY政権だけに、PSYゴンでPSY出発なんちゃって」
ヒョンソク「結局はダジャレオチかい! もおキミとはやってられまへんわ」
ふたり「ども、ありがとうございましたー!(ぺこりん)」
(パチパチパチ)







※「ようつべで『江南スタイル』がもお5億ビュー達成」…ちなみに作者が作ったIUの『IU - You&I 日本語訳(ストーリーつき)』は10ヶ月で8万ビュー。
 コツコツ積み上げたその記録ももうすぐ『ドラマ『リーガル・ハイ』 連続OP』(まだ4ヶ月め)に抜かれようとしている(涙)。
 やはりこの国ではガッキー強しなのである。