関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第317話 応答せよ第3病院

  

  ビリビリビリーッ!(ポスターを破く音)
  チョン・ウンジ「わー、なんばすっとか、こんバカオヤジがーっ!」
  ソン・ドンイル「しぇからしか! H.O.Tにばっか熱ば上げとらんと、ちぃとは勉強せんか」
  ウンジ「勉強ならちゃんとしよったい」
  ドンイル「テスト48点でなんが”勉強した”や、こんバカチンがー!(ぱこーん)」
  ウンジ「わー、叩いたな!? 親にも叩かれたことはなかとに」
  ドンイル「オイが親やろうが! 寝ぼくっともたいがいにせんか」
  どったんばったん


ヒョヨン「わはは、やっぱり『応答せよ1997』はおもろいなぁ」
ソニ「そやな。当時のことなら憶えてることも結構あるし、懐かしい感じがする」
テヨン「けっ、なんでこんな釜山弁のローカルドラマが受けるのやら」
ユリ「ローカルやからええんやないの」
テヨン「やったら湖南弁で作ればええやないか(がおー)」
ヒョヨン「湖南弁やと時代劇みたいになっちゃうからなぁ」
テヨン「それでええんや。1997年頃はまだ江戸時代やったからな」
ソニ「無理から嘘つくなよ(呆)」
ティパニ「1997年かぁ。こっちではどんな年やったの?」 ←当時アメリカ在住
ソヒョン「えーと、ロボット史でゆうと大体『新世紀エヴァンゲリオン』と『∀ガンダム』の狭間の時期やね」
ティパニ「いやアニメやなくて音楽で説明して欲しいんやけど」
ソヒョン「作者はその頃『ケロケロちゃいむ』と『カウボーイビバップ』に声をかけられたけど、結局仕事らしい仕事はしなかったらしいで」
ソニ「井上小公造並にどうでもええわ、そんな情報」
ティパニ「結局よお判らん時期ってことやな」


ユリ「それよりもウンジやな。まさかドラマ初挑戦のウンジがここまでの演技を見せるとは」
ソニ「評判もええし、新人賞候補になるんやないか?」
ヒョヨン「特に美人でも可愛くもないところが、なんとも実在感溢れるヒロイン像を造り出してるなぁ。
  これはもう綺麗なだけのお人形女優が出る従来のドラマに対するアンチテーゼかもよ」
ユナ「ん?(ピク) その綺麗なだけのお人形女優って?」
ティパニ「そやな。激しく心を揺さぶってこそ”劇”。観る前から結果がわかってる美人と二枚目の恋物語なんて、つまらんもんなぁ」
ソニ「だから視聴率もツクツクやったんやで」
ユナ「あのー、みなさん、なんの話を…」
ソヒョン「そこいくと『応答せよ』はドキドキが満載や。どの年齢層からも高評価で、視聴率も平均で3%を超えたそうや」
ティパニ「ええー? ケーブルやのに?」
ソヒョン「ケーブル界の国民ドラマゆわれて、まさに革命的な事態らしい。最高視聴率は4.56%に達したんやて」
ユナ「よ、4.5…(くらくら)」
ヒョヨン「お人形女優のドラマって何%やったっけ?」
ユナ「もうはっきり『ラブレイン』てゆえや!」
ソヒョン「なら『ラブレイン』の最低は4.4%やね」
ユナ「(がーん)はっきりゆわれてもショックは同じ」
ユリ「わははは! ケーブルに負けたー(爆笑)」
ユナ「に、日本や(はぁはぁ)。日本で巻き返すんや。頑張れ、フジテレビ」
ソヒョン「BSフジでどう頑張るんや? TBSが地上波ゴールデンで流した『アイリス』さえツクツクやったのに」
ユリ「無駄無駄無駄ーーーーーっ!(どぎゃーーーーん)」
ユナ「め、めめたぁ!(べちょ)」
ソヒョン「擬音の使い方、間違ってるで」


ティパニ「てか、この事態ってケーブルドラマのハードルをめっちゃあげったってことやよね?」
テヨン「あー、『第3病院』にはプレッシャーがかかるやろうな」
スヨン「…!(どきんこ)」
ソヒョン「確かに。しかも『第3病院』は『応答せよ』と同じtvNやし」
ソニ「スヨンはAPinkやなくて天下の少女時代のメンボやし」
ティパニ「ドラマも映画も経験あるいっぱしの女優思われてるし」
テヨン「もうハードルどころか、棒高跳びのバーゆうたがええくらいやなぁ」
スヨン「…。あーっはっはっは! 大丈夫、心配すんなって」
ソニ「おっ、笑てるで。なんか視聴率獲れるええ作戦でもあるんか?」
スヨン「いや、失敗したときは”オ・ジホ先輩がやらかしてもうてすんまへん”ゆうて謝って回ろうかと」
ティパニ「アホか、どう考えてもオ・ジホさんより自分の演技に疑問もたれるやろうが」
ユリ「真面目にやらんか、こら。しばくぞ」


ジェシカ「やかましい!(ピーッ!)」
パキーン!
スヨン「わーっ、びっくりした」
テヨン「超音波でわめくなよ。コップが割れたやないか」
ジェシカ「そんなケーブルのドラマなんかどうでもええんじゃ。我がSMEが制作に乗り出した『花ざかりの君たちへ』こそ、応援すべきやないのか!? ああん?」
スヨン「どうでもええ、って…(しくしく)」
ソニ「そやった。『花ざかり』にはミンホもソルリも出とる。SMファミリーの弟、妹のために盛り上げねば」
テヨン「盛り上がるんかなぁ」
ヒョヨン「今『応答せよ1997』褒めたばっかりやしなぁ。設定から無理のある、こんな美男美女だらけのドラマに感情移入出来るんやろか?」
ユナ「無理や無理。ソウォンとウナギが結集した『ラブレイン』ですら無理やったんやから」
ジェシカ「だまらっしゃい! 『花ざかり』には『ラブレイン』にはない強力な味方がついているのです!」
ティパニ「味方?」
ジェシカ「そう、それは世界最強美女姉妹チョン・スヨンとチョン・スジョンによるOST曲『バタフライ』です。
  ふたりの甘いハーモニーが例え腐れたドラマさえも、ゾンビのように墓場から叩き起こすことでしょう」
ヒョヨン「ほー『バタフライ』ゆうと、羊水発言で謹慎した大阪の歌手の?」
ジェシカ「違います」
ユリ「あの曲のMVって、本人より後ろの女子高生ダンサーの方が色っぽいよな」
ジェシカ「違うゆうてるやろ(ネリチャギッ!)」
ユリ「ぎゃふん!」
ジェシカ「せっかく掴んだスジョンとのデュエットのチャンス、ウチは逃がさへんで。この曲を『江南スタイル』以上に大ヒットさせて、ふたりでアメリカデビューするんや」
ソニ「(がっくり)結局ドラマはどうでもええんやないか」


ソヒョン「そやけど、ヒョミンねえさんに比べたら、低視聴率でもウチらの方がずっとましやで」
ティパニ「あー、ヒョミンの奴、ドラマの制作発表に出席したらしいな。例の事件以来初めての公式活動やて」
ソニ「なになに? わ、これがめでたい制作発表の顔か?」
ティパニ「まるで葬式やな」
ユリ「よほどT−araへの風当たりは強いらしい」
    
ソヒョン「この記者会見で、本来は笑顔で答えるべき席やのに、ヒョミンねえさんつい泣いちゃったんやって。
  ほんで”今日はドラマのことだけに質問を限らせていただけませんか”って記者に懇願したそうや」
テヨン「そこで泣いたらあかんやん。”いじめてますけど、なにか?”みたいな顔しなきゃ」
ソニ「それはそれで問題やろ」
ティパニ「自分も半端な屏風を担いどるなぁ」
ソニ「ウチが担いだ訳やない。向こうが勝手に負ぶさって来たんや」
スヨン「…なるほど、これは勉強になるわ」
ジェシカ「は?」
スヨン「記者発表の時は、神妙な顔して”今日は視聴率以外のことに質問を限らせていただけませんか”ていえばええんやな」
ヒョヨン「(ずこっ)低視聴率前提かよ!」
テヨン「オンエア前からそんな弱腰じゃ、ホンマに誰も観てくれへんぞ」
ヒョヨン「視聴者から応答がない、ってことやな」
ユリ「上手い(笑)」
スヨン「なるほど。”視聴者から応答が少なく…”(かきかき)」
ソニ「ええ加減にしなさい!」







※『応答せよ1997』…2012年7月24日からtvNで放送されているドラマで、アイドルグループAPinkのメインボーカル、ウンジが主演している。
 1997年に高校生でHOTのトニー・アンに血道を上げている追っかけ少女を中心に、男女数人グループの青春が描かれるストーリー。
 ただの懐古だラマではなく2012年の視点も持ち、彼女らが33歳になって集まった同窓会で誰かが結婚を発表すると言う仕掛けも設けられ、
 いっそう1997年の高校生らの青春に感情移入するように工夫されている。
 2011年に流行った映画『サニー』の1990年代版とも言えるだろう。
     『応答せよ1997』予告


※ウンジへのロングインタビューはこちら
 http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1949355


※ちなみに『ラブレイン』の視聴率はこちら
    
 


ジェシカ&クリスタル『Butterfly』…
     『花ざかりの君たちへ』OST
    SMTownでのデュエットステージはあるが、チョン姉妹が正式に楽曲をリリースするのは初めて。