関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第304話 ぶりエルちゃん

こんこん
ティパニ「はーい」
がちゃ
JUNIEL「(ぴょこ)おはよーございます」
ティパニ「なんや、ジュニエルか。どないした」
JUNIEL「ご挨拶ですぅ。今日の『音楽中心』よろしくお願いしますねぇ(きゃぴ)」
ティパニ「あ、ああ。よろしく(どーも苦手やな、この娘は)」
JUNIEL「テヨンおねえさんも、ソヒョンおねえさんも、よろしくお願いします(ぺこりん)」
テヨン「へいへい」
ソヒョン「…(うざい)」
ばーん、ごろごろごろ!
JUNIEL「キャッ」
クッキーマン「(ぜーぜー)チ、チキン買うて来たで。頼むから、いきなり食いたいなんて言い出すなよ。もおすぐ本番なんやから」
テヨン「文句ゆうならウチらが自分で買いに行ってもええんやで」
クッキーマン「そ、それは…」
ティパニ「自由に表も歩けないほどにプライベート売って貴様を食わしてるのはウチらや。自覚が足りないんちゃうか?」
テヨン「終いにゃパパラッチと恋に落ちたるぞ」
クッキーマン「ひー」
ソヒョン「ジャーマネなんぞ、所詮タレントの飯とトイレの世話係。おのれの分を忘れるなや」
クッキーマン「とほほ」
JUNIEL「マネージャーさん、少女時代さんのためにわざわざチキンを買って来られたんですかぁ?」
クッキーマン「(わ、びっくりした)う、うん。毎度のことやけどね」
JUNIEL「すごーい。この豪雨の中、担当するタレントのためにそこまでするなんて尊敬です。ジュニ、マネージャーさんのこと好きになっちゃいました(きゃぴ)」
ソヒョン「げぇ」
クッキーマン「え、そ、それはちょっと…」
JUNIEL「あ、違います違います(ぽっ)。好きってゆうのは、その少女時代さんと同じ意味で…」
クッキーマン「人間としてって意味?」
JUNIEL「はぁい」
クッキーマン「そお? それならまぁいいか」
ソヒョン「ええもんか」
テヨン「イライラする。まさにイライラする」
JUNIEL「あらぁテヨンおねえさん、20歳を過ぎるとイライラするらしいですよ。お気をつけくださいね」
テヨン「それがイライラするゆうとるんや!(うきー)」
AD「本日のゲストIUさんが入られまーす」
JUNIEL「わぁ、IUさんだって(ぴょん)。ジュニ、すごく尊敬してるんです。ご挨拶に行こうっと」
テヨン「行け行け、二度と戻ってくるな」
クッキーマン「そうゆう言い方はないやろう」
ティパニ「なんや、えらいあの子をかばうやないか」
クッキーマン「そやけどええ子やないか」
テ/ティ/ソ「パボじゃねーの?」


IU「新人? ほー、ウチが3段ブースターのIUや。よろしく」
JUNIEL「よろしくお願いしますぅ(ぺこりん)。IUさんとは同い年ですけど、後輩と思ってなんでもお申し付けください」
IU「いや、ウチにはもうパシリおるさかい、ええわ」
JUNIEL「あ、MissAのスジさんですね。彼女も可愛いですね。ジュニ、大好きです(ぱふっ)」
IU「あの、いちいち小首を傾げんと喋れへんの?」
JUNIEL「ごめんなさい、ごめんなさい(焦)。クセなんですぅ」
IU「…(なんやねん、こいつ。気持ち悪いわぁ)」
JUNIEL「IUさんとは曲も作るし弾き語りもするし…歳に加えてスタイルも同じだから、格別に親近感があるんです。
  出来ればジュニのこといっぱい憶えて貰って、切磋琢磨していけたらと思います」
IU「自分が売れれば、おのずとそうなるやろ。『ええ日』や『自分とウチ』級のヒットがあればな(自慢)」
JUNIEL「そうですね、頑張ります。それだけのビッグヒットがあれば、もうデビュー曲がツクツクでも、初の1位が男頼りのデュエット曲でも関係ないですもんね(チク)」
IU「そ、そうやね」
JUNIEL「大ヒットは七難隠すですね。さすがIUさん、勉強になります!」
IU「…(こ、この野郎!)」


カン・ミニョク(CNBLUE)「ジュニエルちゃん? いやー、いい子でしょう。あんな子、なかなかいませんよ」
イ・ジョンシン (CNBLUE)「少なくとも韓国にはいませんね」
イ・ジョンヒョン(CNBLUE)「そうそう。大和撫子って言うか、常に相手を立てるしね。日本育ちだからかな。僕が育った京都にはああいう人が仰山おったね」
ミニョク「リーダーはどう思います?」
チョン・ヨンファ(CNBLUE)「そ、それはええ子や…と思うよ。…たぶん」
ジョンシン「歯切れ悪いっすねぇ。こないだはもっと手放しで褒めてたでしょ」
ジョンヒョン「そうそう、一緒にデュエットして、すっかり舞い上がってたやん」
ヨンファ「や、やめろよ。これオンエアされたらまずいって。今微妙な時期やねんど」

ぷちっ
ヒョヨン「ああっ、ウチまだ観てるのに」
ソヒョン「こんな番組、つまらんわ。皮膚細胞再生時間が終わらんうちに、おねえもさっさと寝な!」
ヒョヨン「は、はい…(怖ぁ)」


JUNIEL「あ、少女時代のスヨンおねえさんとヒョヨンおねえさん、おはよーございます(ぺこりん)。これから『Dancing with the stars2』ですか」
ヒョヨン「だれ?」
スヨン「新人のジュニエルゆう娘や」
JUNIEL「ジュニエルって名前は、本名のチェ・ジュニにLOVEの”L”をつけたものなんですよ。みなさんは家族と同じように、ジュニって呼んでくださいね(きょぴっ)」
スヨン「…(いらっ)」
JUNIEL「あ、スヨンおねえさんもジュニと同じチェって姓なんですよね。ジュニ、嬉しいですぅ」
スヨン「チェなんて姓は世の中に山ほどおるがな」
JUNIEL「でもぉ一番多いのはキムさんですから。一番多い訳でもないチェって姓が重なるなんて、やっぱり奇遇ですよ。ときめいちゃう」
スヨン「…(いらいらっ)」
JUNIEL「そういえば、スヨンおねえさんって日本語が堪能なんですってね? ジュニ、日本でラジオのレギュラー番組を持ってるんですけど、今度日本語教えてくださいね」
スヨン「イヤミか? ラジオ番組持つなんてウチより上手いやないか」
JUNIEL「そんなことありませんよ。だってジュニ、日本語で”ホームショッピング”や”交通情報”なんて出来ませんもの」
スヨン「ウチかて日本語じゃ無理やっ!」
JUNIEL「きゃっ。怒られちゃった(クスンクスン)」
ヒョヨン「(まぁまぁ)そんな怒るなや。悪気があった訳じゃなし」
JUNIEL「ああ、ありがとうございます! ジュニ、ヒョヨンおねえさんのこと、大好きです」
ヒョヨン「いや、お世辞はエエから」
JUNIEL「お世辞じゃありません。ジュニ、本当にヒョヨンおねえさんのこと尊敬してるんです。
  だってジュニはダンスの才能がないから、上の上のルックスなのにアイドルになることをあきらめて、弾き語りシンガーを選んだんですもの。
  でもヒョヨンおねえさんは、アイドルの中では下の上程度の容貌なのに、踊ってる時は中の上に見える。これを尊敬せずしてなにを尊敬しろと?(じー)」
ヒョヨン「いや、そうゆう熱い視線で毒を吐かれても困るんやけど」
JUNIEL「イラッとしました?」
ヒョヨン「そこそこね」
JUNIEL「やっぱり(しゅん)。ジュニ、よくこうやって誤解されるんです」
スヨン「…(誤解やないやろ)」


クリスタル「あいつはなんやねん!?(うきーっ!)」
ソルリ「男という男に媚び売りまくって。ある意味枕営業やぞ!」
エンボ「それは言い過ぎや(笑)」
ソルリ「そやけど、誰に対しても”好きです””尊敬してます”やからなぁ。それがむかつく言うたら、こっちが悪いみたいな雰囲気になるで」
ルナ「男は100%ころがされるな」
ビクトリア「ウチはなんとなく他人のような気がせえへん」
ルナ「そりゃあ、おねえと似た路線やからな」
エンボ「実際ええ子なんやないの? ルナも気持ちよく93ラインの仲間に入れてあげなよ」
ルナ「…ぴゃー、エンボねえさんまで取り込んだか」
クリスタル「まさに魔性の女…てか、エンボねえさん、どんだけ男やねん?」


JUNIEL「はじめましてぇ(ぺこりん)。ジュニ、有名なスマン先生にお会い出来て最高に幸せです(うきゅ)」
スマン「おお、めんこい子やの。こっちへおいで」
JUNIEL「失礼しますぅ(すりすり)」
スマン「ほんで、自分の得意技はなんやねん?」
JUNIEL「は?」
スマン「例えばビクちゃんなら、側転しながらワシの前立腺を的確に攻めるゆうウルトラ技をもっとる訳やが?」
JUNIEL「うふふ、それならジュニはですねぇ…」
スマン「あひーん!」
ナレーション「その夜、ジュニエルがどんな技を使ったのか、記録に残ってはいない。だが、イ・スマン代表が大いに満足したのは確かである」
JUNIEL「ジュニ、人に喜んで貰うのが得意なんです(きゃっ)」
ソヒョン「…嫌われるのも得意なくせに(むかむか)」


     ぶりエルちゃん(笑)