関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第292話 アカン飯

テロップ:レシピ問い合わせ殺到! 芸能人のアカン飯一斉捜査


ナレーション(大塚芳忠)「大反響のアカン飯。今回は捜査のメスがあの人気グループにまで及んだ」
AKB刑事・峯岸「移動車の中でアレしてアレで巻いたアレを食べると美味しいらしい!」
AKB刑事・渡辺「容疑者はですね、少女時代の末っ子ソヒョンちゃん。真面目で品行方正で知られる彼女が、ことこれに限ってはアカン行為を繰り返しているそうです」
浜田署長「ほお」


以下、青い部分はVTRです
綾部刑事「ソヒョンさん、クルマの中でヘンなモノを食しているそうですね」
ソヒョン「ヘン? いたって普通ですけど?」
綾部刑事「しらばっくれても無駄だ。貴様、熊を食ってるそうじゃないか!」
ソヒョン「熊ちゃいます、コグマです」
♪ガーン!
AKB刑事・宮澤「なんと子どもの熊を!」
     イメージ映像
綾部刑事「子供も大人も関係ない! 熊を食うアイドルが何処にいるか? 貴様、アイヌ族か!」
ソヒョン「アホか、アイヌの人に謝れ! コグマゆうたらサツマイモのことじゃ」
綾部刑事「サ、サツマイモ?」
ソヒョン「そうや。多忙を極めるアイドルにとって体調管理は必至。出先で変なモノを食わんですむように、ウチは自分でサツマイモを蒸かして持ち歩いとるんや。
  (すっ)ひとつ食ってみい」
綾部刑事「(ぱく)む、普通に美味い」
AKB刑事・峯岸「ソヒョン容疑者が食べていたのは、なんとサツマイモを蒸かしてアルミホイルで巻いたものでした」
浜田署長「なんや、アカンことないやん」
スヨン「アホ抜かせ、そのコグマの食い方がアカンねん」
AKB刑事・渡辺「あっとここでスヨンさんから物言いがついた」
スヨン「コグマ食うた皮、どこでもポイポイ捨てくさって。おかげで移動車の中が変な臭いになるんじゃ」
ソヒョン「おかしいなぁ。家では芋の皮は庭に捨ててたけど?」
スヨン「車内は花壇ちゃうわ、土に還る訳ないやろ」
ソヒョン「それはすまんこっ…(バフーッ)おや、失礼」
スヨン「わっぷ…これや、芋の皮の悪臭以上に、この臭いが車内に充満してたまらんのや。綾部刑事、是非こいつをタイホ…あれ?」
綾部刑事「…」
スヨン「アカン、コト切れとる」
ソヒョン「えー、そんなに破壊力あったかなぁ。VXガスの代わりになるか研究してみよう」
スヨン「やめんか、スカタン!」


浜田署長「…これはアカンやろ」
松本総監「いきなり殉職者が出てしまったね(汗)」
浜田署長「綾部を二階級特進させるかは置いといて、さぁ、このコグマ料理、アカンかアカンくないかー!?」
ゲストA「アカン!」
ゲストB「アカン!」
ゲストC「アカン!」
ゲストD「アカン!」
松本総監「アカン!」
浜田署長「タイホーッ!」
テロップ:投稿者には賞金5万円と感謝状、番組特製アカンポくんの人形を差し上げます


AKB刑事・峯岸「続いてのレシピはこちら!」
ナレーション「大量のアレの中にアレを入れて炒めると美味しいらしい!」
AKB刑事・宮澤「容疑者はジェシカさん。普段から家事のたぐいはまったくしないそうですが、たまに気が向くととんでもなくアカンものを作るそうです」


ジェシカ「得意料理? キムチポックンバッやけど?」
AKB刑事・渡辺「ポックンバッと言うのは焼き飯のこと。つまり彼女はキムチチャーハンが得意だと主張しているのです」
AKB刑事・峯岸「早速作り方を見てみましょう。まず、まだ熱くなってない中華鍋に大量のマーガリンをぶっ込みます。その量およそ2kg」
ジェシカ「なぜマーガリンかて? 植物性やからバターよりヘルシーやろ」
又吉刑事「そんなことはありません。マーガリンにはトランス脂肪酸がたっぷり含まれています」
浜田署長「それ以前に量が問題や」
ジェシカ「♪ふんふ〜ん」
ガバーッ
AKB刑事・宮澤「おーっとここでジェシカ容疑者、おひつ一杯の米を冷めた鍋に投入した!」
ジェシカ「あ、火ぃつけるの忘れてたわ(カチ)。ま、温もれば一緒やからな」
又吉刑事「まったく料理のことを理解しておりません。待つこと数分、ようやく鍋が温まり、マーガリンが溶けてきたようです」
AKB刑事・渡辺「大量の米が大量のマーガリンを吸いまくり、鍋の中はトランス脂肪酸の渦となっております」
ジェシカ「うりゃっ!」
又吉刑事「おっと、そこに今度は大量のキムチを投入だ。まさか味付けはキムチのみ? ここまで塩コショウをはじめ、調味料の類は一切使っておりません」
ジェシカ「♪噂が噂に飛び火して以来…」
くるくる
AKB刑事・峯岸「新曲の練習でしょうか? 焼けるのを待つ間イヤフォンをして歌い踊り始めました」
浜田署長「料理するのにイヤフォンて…」
松本総監「そもそも、ぜんぜん炒めてへんやん」
ジェシカ「…おっとっと(カチ)」
AKB刑事・渡辺「案の定、片面焦げて片面は油を吸ってお粥のようなキムチチャーハンが出来上がりました」
松本総監「これはあかんてー!(焦)」


AKB刑事・峯岸「試食タイムでーす!」
浜田署長「スタジオの中、とんでもない臭いがしとるけど」
松本総監「又吉、お前が食えや」
又吉刑事「え?」
浜田署長「そやで。担当刑事として自分が食わなどうするねん」
又吉刑事「ええーっ? …ほんならひと口(ぱく)」
全員「…(ドキドキ)」
又吉刑事「………ぴゃ〜っ!(バッタリ)」
AKB刑事・渡辺「(ポリポリ)えーと、2人目の殉職者が出た模様です」
ゲストA「アカン!」
ゲストB「アカン!」
ゲストC「アカン!」
ゲストD「アカン!」
松本総監「アカン!」
浜田署長「タイホーッ!」


ナレーション「とにかく韓国人の飯の食い方がアカンらしい!」
浜田署長「なんじゃそりゃ?」


ティパニ「ウチはもう8年もこの国におるけど、未だに我慢出来へんのが韓国人の飯の食い方や。
  なんで同じ器に箸やスプーンを突っ込んで食い回すねん。不衛生やないか?」
スヨン「だから全員に虫下し飲ませてるやろ」
ティパニ「(うきーっ)寄生虫ありきで話を進めるな!」
ソニ「とにかくこれがこの国の伝統なんやから」
ティパニ「いややいやや。とにかく同じ器を突き回す前に、各自の皿に取り分けろ。ちゃんとナイフとフォークで飯を食え!」


浜田「さぁこの食い方、アカンかアカンくないか?」
ゲストA「シラン!」
ゲストB「シラン!」
ゲストC「シラン!」
ゲストD「シラン!」
松本総監「シラン!」
浜田署長「まぁそらそうやな」


ナレーション「アレの生皮を剥いで鍋を作ると美味しいらしい!」


AKB刑事・峯岸「さっそくテヨンさんに作り方を見せて貰いましょう」
テヨン「まず用意するのはアレやね。市場で買うて来てもええし、裏山で野良を捕まえてきてもええ。とにかく筋っぽくなりがちやから、出来るだけ太ってる奴を」
AKB刑事・渡辺「そう言ってテヨンさんが取り出したのは…」
テヨン「今日はテレビやから、特別にカンインの家からコンジュを連れてきたわ」
コンジュ「キャンキャン」
テヨン「わははは、舐めるなよ。大きくなっても甘えん坊やな。…で、このコンジュの首をひと思いにバサーッっと」
(ブチ)ザーッ ←テレビの砂嵐


浜田署長「放送中止、放送中止や!」
ゲストA「アカン!」
ゲストB「アカン!」
ゲストC「アカン!」
ゲストD「アカン!」
松本総監「アカン!」
浜田署長「少女時代、全員タイホーッ!」


ビビる大木刑事「まぁ国籍が違うし、日本での犯罪じゃないのでタイホは無理ですけどね」
浜田署長「いらんわ、そんなオチ」