関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第273話 スヨン、23歳

★ポッポの味

    


スヨン「はぁ〜、ええわぁ(ポー)。ウチもこんなロマンティックなポッポがしたいわぁ」
ユナ「なんやなんや、DVD観てるんか」
スヨン「うん。コン・ユの『キム・ジョンウク探し』」
ユナ「ああ、去年空港ポッポで話題になったな。
  それよりちょっとテレビ空けてくれへん? オンエア観て演技の勉強したいんやけど」
スヨン「ええけど…。なぁなぁ、自分、グンソクとポッポしたんやろ? どんな感じやった?」
ユナ「なんやねん、ポッポポッポて。昭和の女子中学生か」
スヨン「そやかて…ウチまだしたことないんやもん」
ユナ「たいしたことあらへんて。味のない塩辛食ってるようなモンや」
スヨン「えー、そうなん?(ゴクリ)」
ユナ「今、美味そうとか思うたやろ?」
スヨン「い、いや、別に」
ユナ「味のない塩辛なんか、ナメクジと一緒で、気色悪い感触だけやって」
スヨン「ナメクジ…(ゴクリ)」
ユナ「ええ加減にせえ!」


★IUで学ぶガンダム名言集
IU「も、もう1位やて?」
スジ「へえ。韓国はもとより、日本とブルガリアで音源の売り上げ1位。カナダやメキシコ、オーストラリアでもTOP10の上位に食い込んでます」
IU「発売からわずか24時間で…恐るべし、テティソ(わなわな)」
スジ「実際ええ曲ですもんね。ウチもDLしましたわ」
IU「敵の売り上げに貢献してどないするねん!(ポカ)」
スジ「いててて」
IU「それにしてもSMってホンマ戦略巧者やなぁ。絶対外さないもん」
スジ「諸葛孔明みたいな人でもいるんですかね?」
IU「あーあ、そんな策士がウチの事務所にもおったらなぁ。今頃はウチが少女時代のポジションやのに」
スジ「ローエンなんか選ぶからですよ」
IU「自分とこの事務所が15回も落とすからや(ポカポカ)」
スジ「いててて」
IU「仕方なく最初に合格したローエンに入ってもうたんや。認めたくないものやな、若さ故の過ちゆうもんは」
スジ「出た、IUで学ぶガンダム名言集や」
IU「本家が忘れてるようなので、パクってみました(えへへ)」


★Lord of the Flies
クッキーマン「スヨン、主演が決まってよかったな(キラキラ)」
スヨン「おおきに(微笑)。今日は自分がなんだかコン・ユみたいに見えるな」
クッキーマン「自分がいつも影から少女時代を支えてきたこと、判ってるで。
  これからは陽の当たる場所に出て、目一杯拍手を浴びて来いや(ニッコリ)」
スヨン「ああ、クッキーマン…やっぱり、ウチのこと愛してたんやね」
クッキーマン「当たり前や。スヨンイ、もおはなさへんで!」
スヨン「クッキーマン…(かくん)はっ!」
クッキーマン「やかましい! ミーティング中に居眠りすんな。寝言で人の名前を口にするな。涎を拭け!」
スヨン「す、すんまへん」
ティパニ「主演が決まってよっぽど嬉しかったんやな(ニタニタ)」
ソヒョン「ポッポシーンがあるかないか、そんなことしか考えてないみたいやけど」
クッキーマン「静かにしろ! 通達5号、今朝、メンボの内もうひとりにドラマのオファーがあった」
少女時代「え、誰?(ざわざわ)」
クッキーマン「ヒョヨンや」
ヒョヨン「えーっ!(ごろんごろん) こ、こりはびっくり」
ユナ「一番ドラマから遠いメンボ思うたけどなぁ」
クッキーマン「『青春不敗2』での活躍が評価されたんやないか?」
ヒョヨン「そうかも。ウチ頑張ってるさかいなぁ」
クッキーマン「えーと(読み)…ドラマは孤島漂着ものや。サバイバルな状況に置かれた少年たちが、生き残るために協力し合い、さまざまな困難に立ち向かっていく」
ソヒョン「『冒険ガボテン島』みたいな?」
ヒョヨン「古すぎるやろ。普通に『十五少年漂流記』て言えや」
ジェシカ「はて、『十五少年漂流記』には女性はほとんど登場せえへんけど」
クッキーマン「このドラマにも登場せんよ。少年たちは次第に内面の獣性を露わにし、対立を深めていく。
  闇に潜む”獣”に脅え狂気にとらわれた少年たちは、ついに自らの仲間である少年を集団で手にかけるまでに至る、と言うストーリーや。
  ヒョヨンは少年たちが”ベルゼブブ”と呼ぶブタの頭の化身としてオファーされとる」
ソヒョン「(こけっ)『蝿の王』かぁ」
ヒョヨン「誰がブタの頭じゃ、ボケ!」
ソニ「なかなか失礼なオファーやな(笑)」
スヨン「そ、そんで、そのドラマにポッポシーンはあるん?」
ヒョヨン「今の話の展開で、ポッポなんかあるかーっ(延髄蹴り!)」
スヨン「わーっ(ゴロゴロゴロ)」
ユリ「あかん、完全にポッポ病や」
ジェシカ「そのうちブタにでもポッポするかもしれんな(笑)」


★IUのポッポ
スヨン「なぁにぃ? アイユがポッポしてたぁ?」
スジ「へえ。これが証拠写真です」


    


スヨン「こ、これは!」
スジ「コンタクトの瞬間こそ撮れませんでしたが、このイチャイチャぶりなら、もお確実に”やっちまったなぁ!”っすよ」
スヨン「このふたりが出来てるゆう噂はホンマやったんかぁ。
  それにしてもアイユの奴、テヤンにテレビでポッポしただけやなく、ウヨンとも(わなわな)」
スジ「どうしようもないインラン女ですね(へっへっへ)」
スヨン「去年いきなり人気が出て、調子に乗ってやがるな」
スジ「どうします? 殺っちまいますか?」
スヨン「うーむ。そやけど、決定的な証拠がないからなぁ。自分、もう少しアイユの腰巾着やって、言い逃れ出来ないような証拠を集めて来いや」
スジ「へい」
スヨン「ほな、これ(じゃらじゃら)。今回の駄賃な」
スジ「毎度、ありやとやす!」
スヨン「はぁ…アイユにまで先を越されるとは…今度の『第三病院』にポッポシーンがなかったら、もお一生縁がないかもしれんな。
  自宅の犬相手に、ポッポの練習でもしようかなぁ。
  ウチの人生計画じゃ、24歳で結婚するはずやったのに、現実は厳しいで」

スジ「てな訳で、スヨンねえさんはもおポッポのことしか考えられなくなっているようです」
IU「そうか。もう一押しやな。ウヨンにいさんに協力して貰うて、決定的な瞬間でも撮るか」
スジ「そんな写真見せたら、発狂するんやないですか?」
IU「発狂しそうなのはこっちやがな。なんやねん、テティソのあの爆発力。少女時代からあんなユニットが次々出てきたら、一年中ランキングを支配されてしまうで」
スジ「そうですよねえ。奴らに5位とか6位とかなんて順位ありえませんもんね」
IU「う…思い出すからやめろ。とにかくあんな化け物グループは、こうやって端っこの方から切り崩すしかないわ。
  スヨンねえを潰したら、次はユリねえやからな。弱点を探しとけよ」
スジ「へい」

スヨン「決めた! 23歳の記念にミニブタ飼おうっと」







※『キム・ジョンウク探し』…2010年の韓国映画。同名のヒットミュージカルを映画化したロマンティックコメディ。邦題は『あなたの初恋探します』
 コン・ユ、イム・スジョン主演。コン・ユはこれが除隊後初作品となる。
 監督は舞台と同じチャン・ユジョン(女性)で、そのせいか説得力のあるミュージカルシーンが演出されている。
 特にイム・スジョンが主演女優に変身し、歌い踊る場面はクライマックスにふさわしい出来と言えよう。


     歌、めちゃ上手い


 またテレシネマ7でおなじみのチョン・スギョンが出演しているが、もともとがミュージカル女優であるだけに、貫禄のステージングを見せてくれるのも楽しい。
 ちなみに主題歌はコン・ユ自身が歌っている。


     コン・ユ『二度目の初恋』


※『蝿の王』…イギリスの作家ウィリアム・ゴールディングが1954年に出版した小説。
 本文にあるように『十五少年漂流記』を性悪説を元にリメイクしたような内容だが、そこに込められたメッセージはもっと深い。
 深すぎて、もう一度読みたいとはなかなか思わない作品なのも確かだが(笑)。
 いつもアニメや漫画ばかり出しているので、たまにはノーベル賞を取った文学を出してみました。


※2012年4月1日、SBS人気歌謡のMCとして登場したIUは「重大発表があります。彼氏が出来ました」と告げて、視聴者だけでなく、周りの出演者も驚かせた。
 すぐに、エイプリルフールのジョークだと説明したが、KARAのニコルとハラグーは「まさかSOLさん?」と実名を上げた。
 IUはテレビでSOL(テヤン)の頬にキスしたこともあり、恋人説が上がっていた。


    


 また、ドラマ『ドリームハイ』で恋人役を演じた2PMのウヨンとも噂が後を絶たない。
 ウヨンの”ウ”とIUの”ユ”で”ウユカップル”と呼ばれている(ウユは牛乳のこと)。
 IU特有のサービス精神なのか、『ドリームハイ・コンサート』でウヨンとふたりで食事に行ったことをばらすなど、親密なことを隠す気はないようだ。
 ふたりはレストランの他に焼き肉を食べに行ったこともあると言う。
 IUは軽い冗談として笑ってもらえるだろうと考えていたようだが、出演陣は疑惑のまなざしを隠さなかった。
 IUペンにとってはにくいあんちきしょうが2人もいて気が休まらないだろう。


 おまけ
    
    『ドリームハイ』でのポッポシーン。なかなか微笑ましい。
    本文の写真はこの時のもの。