関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第272話 Fifty-fifty

01
JYP「わかった。そこまでゆうならプロデュースしてやろう」
ジュンス「…は?」
JYP「前回”まず自分をプロデュースしろ”ゆうたやろ?」
ジュンス「いや、それはJOOちゃんがゆうたセリ…」
JYP「みなまでゆわんでええ、まるっとお見通しや。
  いままでSMのさまざまな妨害にあって苦しかったんやろ。そやけど、安心せい。ワシがプロデュースするとなったらSMも露骨なことは出来へんはずや」
ジュンス「えーと、なにか誤解が…」
JYP「なんでも自分、今度ソロアルバムを出すとか出さんとか」
ジュンス「はぁ(聞けよ)…出しますけど」
JYP「ほな、まずはそっからプロデュースやな。実はワシも今度2年ぶりに活動を始めるんや。
  ワシが自身のために編み出した秘策、勿体ないけど自分に伝授しよう」
ジュンス「どうせ半分裸になるんでしょ?」
JYP「ほぉ、さすがは元東方神起キム・ジュンス、よお判ったな」
ジュンス「誰かて判りますて。ワシ、そんな格好で歌い踊るのはイヤですから」
JYP「そんな格好とは?」
ジュンス「えと、上着を脱いで、上半身丸出しで…」
JYP「アホか!」
バシッ!
ジュンス「あうっ!」
JYP「たまにはシースルーも着るわ。それに美しい上半身ヌードはワシの専売特許や。貴様には別の場所を晒して貰う」
ジュンス「ええっ? ま、まさか下半身を…?」
バシッ!
ジュンス「あうあうっ!」
JYP「AV男優にでも転向する気か? それではテレビに出れんやないか。貴様が晒すのは右半身じゃ」
ジュンス「右だけ? どんな衣装や?」
JYP「決め台詞はこうや、”人は五分や五分やとゆうけれど、ホンマは2:3くらいが丁度ええ”
ジュンス「ま、まさかのセンターマン!?(ガーン!)」
JYP「”東方2でワシらが3。これが芸能界黄金分割や! ワシらに続け、KARAよ、T−araよ!”
ジュンス「問題ありすぎでしょう」
JYP「大丈夫、ワシは天下のパク・ジニョンやぞ。ワシが脱げば、天かて道を空ける(脱ぎ脱ぎ)」
ジュンス「いや、脱がんでええですから」
JYP「衣装は今フジテレビに打診しとるさかい、見つかり次第送ってくるやろ。
  それまで今日から特訓やぞ、レッツ武富士ダンスや! …って、あれ、逃げた?」


     ザ・センターマン50/50



02
くるくるくる
♪ジャーン
ヨンミン「おおっ(拍手)」
イ・ジョンア(SMEアーティストプランニング&デベロップメントチーム長)「これは素晴らしい!」
チユル「(はぁはぁ)あ、ありがとうございました」
ヨンミン「よかったでぇ。このダンスのキレなら、ほぼバックダンサーに決まったようなモンや」
チユル「ホンマですか?(喜)」
ジョンア「さっそく衣装のサイズを測りましょう。明日からはTTSと合流して一緒に練習するように」
チユル「え、TTS? ウチはSSTのバックダンサー・オーディションて聞いてきたんですけど」
ジョンア「SSTなんて名前のグループはうちにはいないわよ」
ヨンミン「おっても零号機の盾に改造されるだけや(笑)」
チユル「えーと、さっぱり判らないんですが(困)」
ジョンア「社長のゆうことは気にしないで」
チユル「すると、ウチはTTSとSSTを聞き違えてたってことですか?」
ヨンミン「む、スヨン&ソニチームでSSTってつけたろか?」
ジョンア「流行るか、そんな(ピー)なユニット」
チユル「スヨン…ソニ…?(ピク)」
ジョンア「そお、SSTやなくTTSね。テヨン、ティパニ、ソヒョンでTTS、少女時代−テティソゆうユニットなんよ」
チユル「(ガーン!)しょ、少女時代…(ふらふら)」
ジョンア「だ、大丈夫?」
がちゃ
スマン「どお、ええ子おった? お、可愛いやんけ」
チユル「イ、イ、イ・スマン理事…(くてー)」
ヨンミン「あ、先生。この娘は当確ですよ」
ジョンア「でもTTSをSSTと聞き違えて来る、ちょっとそそっかしい娘なんです」
スマン「かまへん、かまへん、女の子は重盛さと美程度にパボな方が可愛げ気があるゆうもんや。
  うーむ、よく見ると、超めんこいやん。ワシ、気に入ったで」
チユル「わ、私、ホテルの会議室でのオーディションだったんで、SME主催と気付かなくて…(じりじり)」
スマン「はっはっは、JYPEのオーディションとでも思うたか? やめたがええで、あそこでは今、武富士ダンサーしか募集してへん。
  さぁ、そこの少女よ、ワシが立派なバックダンサーにしてあげるから、この胸にどーんと飛び込んでおいで!」
チユル「ご、ごめんなさーい!(脱兎)」
ヨンミン「あ、逃げた」
スマン「なんやなんや、ワシが気に入らんとでもゆうのか、なんちゅうてね」
ジョンア「冗談のつもりでしょうけど、そのとおりやと思います」
ヨンミン「うーん、逃げ足の速さはまさにSSTやったな(笑)」


03
ジョンア「そんな訳で、バックダンサーの面々を紹介する。まず、平山あや!」
平山あや「はいっ! 作者イチオシ女優、ついに関ソニョに登場!」
ジョンア「続いてソン・ソニン
ソニン「あにょはせよ〜、私は実は韓国の女です」
テヨン「カレーライスの女?」
ソヒョン「一回耳鼻科に行けや」
ジョンア「3人目はHiro!」
Hiro「はーい! 本業は歌手ですが、ダンスも上手いよ」
ティパニ「Hiroゆうたら日本版アルバム作ったときのあのHiroさんか?」
テヨン「どう見ても別人やろ。そもそも性別からして違う」
ソヒョン「日本はHiroとかヒロとかヒロちゃんとかって名前の有名人が多いんよ。多分、一番多いんやない?」
テヨン「じゃあ二番目に多いのはなんだよ?」
ソヒョン「うーん、スギちゃんかなぁ」
ティパニ「嘘つけ」
ジョンア「最後は紗栄子!」
クッキーマン「おお、ダルビッシュの元嫁や」
ティパニ「また野球パボが、関係ないところに食いついたぞ」
クッキーマン「他人の趣味に口出しすんなよ」
紗栄子「こんにちは、好きなものはお金、嫌いなものは子供です」
ジョンア「やめなさい、炎上するでしょうが。
  そして振り付けを担当するのは…覆面ダンサーちゅる美さん!」
ちゅる美「…(ぺこり)」
テヨン「へんな名前」
ソヒョン「声優でコスプレイヤーで漫画家のとろ美みたいなもんかなぁ」
ティパニ「しらんがな、そんな奴」
テヨン「それにしても、なんで覆面やねん」
ジョンア「素顔や名前を伏せるゆう条件で、やっと参加してもらうたんや」
テヨン「そんな条件、よお飲んだな」
ジョンア「だって、スマン先生がどおしても入れろってうるさいんやもん」
ティパニ「ははぁ、おっちゃんがらみか。なら仕方ない」
ちゅる美「さぁさっそく衣装に着替えて(パンパン)」
バックダンサーズ「はーい!」
がさがさ
テヨン「あー、なんやこれ、衣装が半分しかないぞ」
ティパニ「ホンマや、これじゃ左半身しか隠せないがな」
ちゅる美「文句言わないで、早く着なさい!(昨日JYPEの裏で拾うた変な服、意外なところで役立ったな)」
ソヒョン「バックダンサーは全員レオタードやし」
ちゅる美「では一度合わせてみましょう。Let’s Go!」
♪おーまえはブース、おーまえはパーボ! ホンマにアイドルなのか〜
 ほーんとーにブスでパボ ほーんとーにブスでパボ〜(じゃかじゃん!)
ちゅる美「(ぱちぱち)素晴らしい、いいですよ」
ティパニ「うそぉ(驚)」
ソヒョン「なんで今頃、武富士ダンス?」
テヨン「それ以前に衣装に問題ありすぎやがな」
ちゅる美「ふふふ…(まだまだウチの恨みはこんなもんやないで。ウチと少女時代の幸せ感、五分五分になるまでやらせて貰うからな)」
テヨン「もお、逃げたい〜」


04
JYP「おーい、ガインやないか!」
ガイン「あ、これはパク先生(ペコリン)」
JYP「ちょうどよかった。『他人の胸に抱かれて』の衣装が出来たんやけど」
ガイン「カチッ」 ←加速装置
ひゅん
JYP「これから一緒に着て…て、逃げた? まだ話半分やのに。
  まぁええか、服もいつも半分やしな、はっはっは」







※2012年4月17日のエンタメニュースによると「JYJのキム・ジュンスが5月にソロアルバムを発表して韓国内でのコンサートおよびアジアツアーを行なう」とのこと。
 実はこれが初のソロアルバムで、ジュンス自身が作詞作曲した曲も多く含まれると言う。
 とにかくテレビに出るのは困難なので、コンサート活動などで根強くやっていこうという作戦のようだ。


※2012年4月29日、半裸師匠ことパク・ジニョンが2年ぶりにアルバムをリリースして活動を再開する。
 4月下旬にはブラウンアイドガールズのガインとデュエットした『他人の胸に抱かれて(Someone Else)』を先行公開、JYPEオフィスビルおよび別館の建物を予告イメージでラッピング、ソウル市内にラッピングバスを走らせ、新村駅と弘大入口駅、江南駅の階段の壁までラッピングするなど、派手なプロモーションを展開している。
 で、そのJYPのイメージはこれまでの延長線上で、ゲスくてエロい(笑)。当然カムバック後の半裸活動に期待が持たれる所である。
     もうほとんどサンダーバードの人形です


     パク・ジニョン『다른 사람 품에 안겨서 (Someone else)』feat Gain
    こんなルックスのくせに、曲がいいから余計むかつく


※SST…超音速旅客機(輸送機)のこと。
 『エヴァンゲリオン』のヤシマ作戦で零号機が盾にして使ったのはSSTO(単段式宇宙輸送機)の底部であり、名前は似ているがSSTとはまったくの別物。


バックダンサーズ…第75話脚注参照