関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第191話 脱『Mr.Taxi』記

01
スマン「いろいろ紆余曲折したが、新曲は『The Boys』に決まった」
ヒョヨン「(がくん)紆余曲折て、自分がひとりでかき回してただけじゃ」
ソニ「今まで、いろんな曲を稽古して来たのはなんやったんや」
スマン「スマンスマン。テディ・ライリーに10億ウォンも払とったん忘れとったわ。
  勿体ないからやっぱり『The Boys』で行く。ちなみにカムバックは10月5日ね」
全員「うそーん!」
ヒョヨン「あと1週間しかないやんけ」
スマン「うっふっふ。後世の歴史家はこう書くやろう。
  ”カムバックぎりぎりのその瞬間、イ・スマンが決断を下した。厳しい選択やったが『The Boys』は世界中で大ヒット。
  まさに英断。ここに新たなスマン伝説が生まれたのである!”」
ジェシカ「やかましい! ウチらが歌えば、もうどんな曲でも大ヒットするんじゃ」
ユリ「そうやそうや」
スマン「慢心するんやない。興行の世界に絶対はない。
  あるとすれば常に正しい舵取りでSMグループを成功に導き続けるK−Pop界のバーニー・エクレストン、このイ・スマンの勘だけじゃ」
ぞろぞろぞろ
スマン「あ、おーい」
ティパニ「ああ、忙しい。1週間でジャケット撮影からなにから全部やり直しやないけ」
ソニ「英語版も吹き込まにゃならんよ」
ユナ「ぴゃー、ドラマで忙しいのに、勘弁して欲しいわ」
スマン「ねえ…ねえ、もうちょっとワシの自慢聞いてってよ。都昆布あげるから」
テヨン「近くの公園で紙芝居でもやってろ、アホ!」


02
スタイリスト「まぁ、テヨンちゃん、綺麗よ。本当のお姫様みたい」
ティパニ「久しぶりのカンテン(デコだしテヨン)やな」
ソヒョン「変な顔」
テヨン「やかましい! それにしても重い。衣装とヅラが半端なく重い。歩き辛いわぁ(そろそろ)」
    
ヒョヨン「うひひひ(ツン)」
テヨン「わー(ドテ)」
ジェシカ「うひゃひゃひゃ! 惨めやのお。ロラン・セアックみたいに、本を頭に乗せて歩く練習したらどうや」
テヨン「くっそーっ。自分らの番が来たらひどい目にあわせてやるからな」
クッキーマン「ええから構うな。もお時間がないんや。サッサとそこに立って。はい、チーズ」
パシャ、ジー。パシャ、ジー
クッキーマン「よし、もう一枚撮るで」
テヨン「ちょい待てや。大事なティーザー画像をなんで貴様が撮る? しかもポラロイドとはどうゆうつもりや」
クッキーマン「そやから時間がないんやて。この写真もすぐネットにアップせにゃならんのや。
  えーと、その手にしとるリンゴ、一口囓ってみて」
テヨン「これを? (カブッ)…わー、歯茎から血が出た!」
クッキーマン「お、ええ表情や(パシャ)」
テヨン「そんな変な写真公表するのいややー」
ティパニ「こんなんで世界で勝負出来るんか?」


03
仲宗根「テディと言えば、ウチがリスペクトしてやまないMJのプロデューサーや。
  そのテディが作編曲した曲、気合い入れて超難易度の振り付けしたるからな」
ティパニ「どひゃー、勘弁してー」 ← ダンス苦手
仲宗根「やかましい、ウチについて来い!(クルクルクル)」
ソニ「そそそそそ、そんな激しい動き、歌いながらじゃ無理やって(クルクルヨロヨロ)」
仲宗根「無理やと? どの口が言うとる、えーっ(ぐいぐい)。MJなら寝てても出来たことやで」
ソニ「ひてててて」
ヒョヨン「(はぁはぁ)こりゃさすがに厳しいわ」
ばたん
スヨン「おはよーございまーす!(カクカク)」
ソヒョン「あー、ミイラが来た」
ユナ「もお腰の具合ええの?」
スヨン「ええもあかんも、来週カムバックて聞いたから」
仲宗根「ナイス心がけや、チェ・スヨン。ほんならウチについて踊ってみよう」
スヨン「(ぴゃー)いきなり?」
仲宗根「それっ、ワン、ツー(クルクル、ピョンピョン)」
スヨン「こ、こうでっか? いててて(カクカクカク)」
ソニ「ぷーっ」
ヒョヨン「こりゃあかん、なんちゅうぎこちない…」
仲宗根「オーケー! 微妙な溜め、ビブラート…まさにその動きやで。みんな、スヨンを見習うように」
全員「マジで?」


04
ジェシカ「へえ、これが美語版の歌詞か。あー、あー…」
ユリ「B5版?」
ジェシカ「やかましい! ♪ペラペラペラペラ…」
ユナ「ぴゃー、そんな早いん?」
ヒョヨン「憶えきれへんわ」
ソニ「それ以前にリズムについて行けるかが問題や」
ティパニ「No,No! これくらいの美語出来へんで世界的アイドルを目指そうなんておこがましいわ!」
テヨン「その通りや、ウチは例え方言がきつくてもパニやシカに教わって、美語をマスターするで」
ティパニ/ジェシカ「なまってへんわ!」
ソヒョン「…(なるほどなるほど)」
ティパニ「(ぱかーん!)スピードラーニングなんか聞いてるんやない!」
ソヒョン「ああ、遼くん、ステキ(ぽっ)」
ティパニ「やかましい!」
ジェシカ「貴様なんか、遼くんのドライバーでホールインワンされちまえ!」
ユリ「いやーん、エッチ」
ソヒョン「ホールインワンが狙えるショートコースでドライバー使う奴はおらんわ」
ジェシカ「理屈をゆうな!(げしげし)」
ソヒョン「ひーっ」
テヨン「待て待て。パニかて今後ミュージカルで忙しゅうなる。いつもパニシカがそばにおってくれる訳やないんやで。
  遼くんのスピードラーニングで美語を覚えれるのならウチは使うで」
ソニ「えらい貪欲やなぁ」
テヨン「そらそうや。美国進出は歌手にとって最終目標。あのでかい大陸でウチにはやらねばならんことがあるんや!」
ユナ「そうやな。グラミー賞を始め、いろんな賞を総なめや」
全員「おーっ!」
テヨン「アホか、そんな無謀な夢、持つだけ無駄や。アジア人には厳しい国やねんど」
ユナ「えー? ほなおねえの目標って?」
テヨン「頑張ってワンダーガールズを潰す!」
全員「(ずこ)人間ちっちゃー!」


05
ビクトリア「来ていきなりぐったりするな。せっかく婦警のコスプレして待ってたのに、やる気なくすやんけ」
スマン「そやかて、ソシのカムバックで連日大変なんやもん。はぁ、疲れた。
  今夜はビクちゃんに肩でも叩いてもらわんと寝られへんわ」
ビクトリア「人をマッサージ師みたいにゆうなよ」
スマン「まぁまぁ。とにかく警棒でひと叩き頼んまっさ(脱ぎ)」
ビクトリア「はぁ…(なんちゅう醜悪な肉体や)。ニックンの筋肉美が懐かしいなぁ」
スマン「なにニックンやと?」
ビクトリア「(し、しもた)」
スマン「ワシの肉(ニックン)棒見たいゆうんやな(かちゃかちゃ)」
ビクトリア「アホか! 猥褻物陳列罪逮捕しちゃうぞ(ビシーッ!)」
スマン「(アヒーン)ああっ女神さまっ
ビクトリア「く、くだらん」


06
わし「ついに新曲発表かぁ。これで永かった『Mr.Taxi期』のカテゴリーから卒業できる」
JOO「思えば5月からずーっと50話以上にわたって『Mr.Taxi期』やったですもんね」
わし「そうやけど、韓国のペンにとっては去年の10月に『Hoot』が出てから11ヶ月間も『Hoot期』やった訳やからまだましや」
JOO「そうっすねえ。その間ずっと日本のCDやテレビ番組やコンサート映像を逆輸入して追体験してたんでしょうね」
わし「うん。ワシもソシがデビューして3年間、ずっとそうやってた。けど、それはそれで楽しかったで」
JOO「それがペンの心理かぁ。ウチのペンもそうやってくれてるのかなぁ」
わし「はっはっは、勿論やとも。自分にペンがおればな(グエー)…タップタップ(パンパン)」
JOO「ウチのペンに謝れ。こう見えてもTwitterじゃ6万人にフォローされとるんやから」
わし「う、うん、ごめんな(フォロワー数、微妙すぎてボケも突っ込みも出来へんわ)」
JOO「それよりソシねえさんたちの新曲はなんてゆうタイトルなんでっか?」
わし「『The Boys』なんやて」
JOO「定冠詞がついてる? つまり恋人のような少年…」
わし「少年の象徴や! そのスラングやな」
JOO「はぁ?」
わし「つまり(かちゃかちゃ)ここのことやないかと…」
JOO「そうゆう発想しか出来へんのか、ドアホ!」
バチコーン!
わし「きゅうう」







※2011年9月26日、少女時代のカムバックが正式にアナウンスされた。本国での活動は2010年10月の『Hoot』以来11ヶ月ぶりとなる。
 10月4日に活動曲『The Boys』の音源公開、翌5日にアルバム全音源とCD発売(その後6日に延期)ということである。
 同時にメンバーのティーザー映像として、童話の世界を表現したような幻想的な写真が公開された。
 26日はテヨンだけだったが、このsと毎日他のメンバーの画像も公開されるとしている。
 しかし、この写真だけでは活動曲の内容はまったくわからず、ぞのクオリティの高さを予感させるだけである。
 あいかわらず憎いほどの期待感のあおり方である。


バーニー・エクレストン…世界一ちっちゃな独裁者。F1界興行のドン。
    
 もともとはブラバム・チームのオーナーだったが、次第にF1界全体の運営をまかされるようになった。
 F1を商品化して売り込み、ここまでのビッグビジネスにしたのは彼の業績が大きい。
 反面、慣習的に年間16戦だったF1を20戦にしてみたり、伝統のベルギーGPをスケジュールから外したりと、
 その手腕は強引な一面もある。
 だが、その結果各チームに分配されるF1の収益金は巨額に膨れあがっていったので、彼に従うのが得だという雰囲気がある。
 一度約束したことは必ず遂行すると言われ、取引相手には極めて信頼が厚い。
 逆に、彼に見放されたらF1界で生きていくのは不可能とも言える。
 かつてはF1チームで作った組織FOCAを率いてFIAと対立していたが、不仲のFIA会長ジャン・マリー・バレストルが退いてからは
 仲のいいマックス・モズレーがFIA会長に就任したこともあり、やりたい放題にF1を運営しているように思える。
 80歳を過ぎても引退する気は全くないようだ。