関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第185話 少女とゴルフ

ティパニ「うひゃー、なんちゅうポスターや。グンソクがキム・ハヌルを担いどる」※ミニぽよ31参照
テヨン「ちゅうかグンソクがハヌルの股ぐらに顔を突っ込んどるように見える」
ジェシカ「こんな姿勢でもハヌルのどや顔ハンパないなぁ。さすが名女優」
ユナ「ハヌル姐さんにとってそれぐらい屁でもないわ。あのお方はお芝居以外でもいろいろとすごいんやぞ」
ソニ「ちゅうと?」
ユナ「国内のゴルフツアーで何度も優勝したり」
ソニ「マジで? 超プロ級の腕やんか」
ユナ「美人でスタイルが良くて、芝居が上手くて、スポーツも得意。完璧や。まさにウチの理想の女性(うっとり)」
ヒョヨン「いくら憧れてもウチらゴルフなんかできゃあせんで」
ユナ「やっといた方がええんじゃね? アフスクのユイみたいに、ゴルファーの役が来るかもしれんし」
ソヒョン「ないない」
ヒョヨン「『プロゴルファー猿』の役ならあるかもな」
ユナ「ウキーッ、誰が猿やねん!」
がちゃん
スマン「あんにょん、よろぶん」
ジェシカ「わ、ジジイや。またろくでもない用事に違いない」
スマン「ああ、そのまま、そのまま」
テヨン「もとから誰も立ち上がったりしとらん」
スマン「新曲のコンセプトやが、大幅に変更する。総とっかえや」
全員「ええーっ?」
ティパニ「あんなに苦労して録音したのに?」
テヨン「毎日汗だくで練習しとるのに?」
スマン「”スマンプロデューサーが気に入らなかったら発売直前でも白紙に返す”…て、日経エンタに書いてあったから、ちょっとやってみようかなぁ思うて(えへへ)」
ソニ「無理してやらんでええがな」
ユリ「すぐ提灯記事にのっかりやがって」
スマン「まぁ予定しとった『アバター』コンセプトはさすがに新鮮味がないとは思うてたんや」
ジェシカ「”手足の長さを強調するにはこれが一番”て自分で言い出したくせに(ブツブツ)」
スマン「新コンセプトはズバリ”レディスゴルファー”や!」
ユナ「出たー!」
スマン「昨夜ゴルフコスプレのAV観てたらなかなかエロくてなぁ。これや、と閃いた訳よ」
ソニ「AVからインスパイアされるなよ」
ティパニ「ちなみに作者のクルマはインスパイアじゃなくてセイバーやけどね」
テヨン「どうでもええ!」
スマン「SPAOでゴルフグッズも展開しよ思てたから丁度ええ。
  今へそ丸出しのエロいゴルフウェア発注しとるからな。出来次第ジャケット撮影するで。場所はゴルフの聖地セント・アンドリュースや!」
ソヒョン「うひゃー、遠いなぁ」
スマン「…て言いたいところやけど、予算も時間もないから済州島ね」
全員「(がく)なら最初からそういえや」
スマン「とにかく今年の秋はゴルフ三昧。目指せ、賞金女王! 目指せ、不動裕理や!」
ユリ「誰が目指すか、不動裕理なんか」


ジェシカ「…そんな訳で、私たちはいやいや済州島のピンクスGCにやってきたのです」
ユリ「ゴルフ場なんて『サジャエさん』以来やなぁ」
スマン「青い空、白い雲、群青の海、緑のフェアウェイ、そしてエロいゴルフウェアの美少女たち。これは素晴らしい(うひょ〜)」
ユナ「ひとりで浮かれやがって」
テヨン「毎回こいつの趣味でコンセプト決められたらたまらんなぁ」
ソヒョン「SMPって”スマンのポルノ趣味”ってことやない?」
ティパニ「自分がポルノとかゆうたらあかん。キャラを守るように」
スヨン「そんでも、ゴルフウェアも着てみるとなかなかかっこええな。まぁ何でも着こなすスヨンちゃんではあるけど」
ジェシカ「お前も来たんかい。自宅で寝とけや」
スヨン「もお歩けるし、ジャケット撮影には全員必要やろ。メンボ別のジャケ発売するんやから」
ヒョヨン「スヨンのCDなしでも誰も気付かん思うけどな」
スヨン「自分にだけはゆわれたないわ」
キャディ「ファーーーーーー!!」
シューン、ズドーン!
全員「わーっ!」
ユリ「あ、あぶねえ。もうちょっとでゴルフボールが顔面直撃や」
スマン「おーい、もっと脇によけとかんと危ないで」
ヨンミン「わははは」
クッキーマン「気をつけなはれや」
テヨン「あいつら、さっそくゴルフしてやがる。はなから撮影する気ないやろ」
ソヒョン「コンセプトチェンジゆうて、自分らが遊びたかっただけやないのか?」
スヨン「くっそー、むかつく。このボール打ち返してやる」
ヒョヨン「やめとけ、運痴の自分に当たるモンか」
スヨン「なめんなよ。止まってるだけのボールやないか、ウチの犬かて命中させられるわい」
ヒョヨン「やったことがない奴ほどそおゆうねん」
スヨン「見とれ。…チャー、シュー、メーン!」
すか
ソヒョン「はい、空振り−」
スヨン「(グギ)いててて、治ったばかりの腰が…」
ユナ「絵に描いたようなパボやな(呆)」
テヨン「よし、ウチにまかせい。アーチェリーは大得意なんや、ゴルフかて似たようなもんやろう」
ソニ「全然違うと思うけどな」
テヨン「しょせんジジイのスポーツ、こんなコースなんぞ最低スコアの18でラウンドしたるわ」
ヒョヨン「やったことがない奴ほどそおゆうねん」
テヨン「まぁ見とけって。ふん、ふん!(ピュンピュン)」
ソニ「おお、クラブが見えない」
ユリ「アームストロング・オズマばりのすごい素振りや」
ティパニ「これはひょっとして、ひょっとするかも」
テヨン「…ふ、素振りはこんなモンやな。さ、誰かクラブとって」
全員「(ずこ)クラブ持ってなかったんかい」
テヨン「テヨン行きまーす(ぶん)」
ドコーン!
テヨン「うひゃーっ!(ぴゅーん)」
ソニ「ドライバーヘッドが地面にめり込んで、反動でテヨンが飛んでいきよった」
ヒョヨン「さすがに奴にはシャフトが長すぎた」
ソヒョン「ファーーーーーー!!」
パッカーン!
スマン「うわー、人が振ってきた!」


ジェシカ「などとお定まりのコントを繰り広げつつも、ジャケット撮影は無事に終わり、私たちはソウルに戻ってきたのです」
テヨン「♪ミスター・バーディー、バーディー、バーディー…」
ユナ「(よっ、ほっ)ここんとこのスィングに見立てた振り付け、なかなか難易度が高いな」
仲宗根「打つ方向は見らんでええ。インパクトの瞬間まで、あごを引いて、ボールをよく見て。全員でバックスイングの高さをそろえるようにな」
ソニ「こ、こうかな(ぶん)」
仲宗根「違ーう。グリップはこうや、こう。オーバーラッピングはもお古いで」
ティパニ「ゴルフ教室かよ」
がちゃん
スマン「あんにょん、よろぶん」
ジェシカ「わ、またジジイや」
スマン「諸君、ご苦労はん。そやけど、またコンセプトを変えることに決まったで」
全員「は?」
スマン「新曲はバニーガールスタイルでやるわ」
ソニ「ははぁ、今度はカジノに行きたいんやな」
ユリ「ええ加減にせえよ。遊ぶことばっかり考えやがって」
スマン「まぁまぁ、アイドルは世間の夢をかなえる存在や。夢をかなえるゾウ、なんちゅうてな。…ん? タイの象使いゆうコンセプトはどうやろう?」
全員「ええ加減にしなさい!」
♪ちゃんちゃん







キム・ハヌル…言わずと知れた韓国を代表する美人女優だが、同姓同名の美人女子プロゴルファーもいる。と言うだけのネタ。


※「おお、クラブが見えない」…
     毎度おなじみ『究極超人あ〜る
    珍しくギャグをパクりました(イ・ヒョリ方式)