関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第183話 PIGGY DOLLS

ばたん!
運転手「全員乗ったアルか? バス出すアルよ」
テヨン「おう、さっさと出しやがれ」
ユナ「あーあ、今日が台湾最期のコンサートかぁ。感慨深いなぁ」
ユリ「ホンマやなぁ。スヨンがおらんとこんなにもやりやすかったんや、ちゅうことが確認できた貴重な三日間やった」
ヒョヨン「奴抜きでいつまでもやっていたかったわぁ」
ぶー
♪ウチの体つきがなんやっちゅうねん?
 ウチの顔、個性あるやないの…
テヨン「…? なんや、この歌?」
運転手「これ、私のMDアルね。私K−Pop大好きアル」
テヨン「聴いたことない歌やけど、めちゃ上手いなぁ」
ティパニ「クロっぽい曲やね。2NE1かな?」
ソニ「いやー、こんな声やないやろう」
運転手「これはピギードールズゆう3人組の『TREND』ゆう曲アルね」
ユナ「ピギードールズ?(ぴゃー)」
ユリ「またえらい名前付けたな」
ジェシカ「ウチのバービードールに対する挑戦か?」
ティパニ「100%違うやろ」
運転手「今年の初めにデビューしたよ」
ソニ「今年の初め? ひゃー、韓国人のウチらが知らんのに台湾人の運ちゃんが知っとるとは、K−Popの拡散度おそるべし」
ティパニ「とにかくiPadⅡさんで検索してみよう」
ぽぴぽぴ
テヨン「そのT−araの歌みたいなタッチ音がむかつくな」
ティパニ「そお? ほな設定変えるわ」
ぶりんぶりん
ユリ「お、ダル☆シャーベットになった」
テヨン「余計気にいらんわ!」
ティパニ「お、これやな。なんや、一昨日のミューバンにも出てたんかい」
運転手「そうそう、最新曲の『ハクナ・マタタ』を披露したアルよ。翌日の音中にも出てたよ」
ソニ「へー」
ティパニ「とにかく見てみよう(ぶりん)」
テヨン「その音やめれ」
     PIGGY DOLLS『Hakuna Matata』
全員「わはははははっ!」
ヒョヨン「渡辺直美やんけ(涙)」
ユナ「お相撲さんみたいやなぁ」
ジェシカ「さすがガールズグループ全盛期、こんなイロモノまで登場してきたか」
ティパニ「でも歌は上手いで。声量もあるし」
ヒョヨン「ダンスも切れがある」
テヨン「全体に完成度が高いところがむかつくなぁ」
ソヒョン「…? ねえちょっと、この真ん中のボーカル、ルナちゃうか?」
ユリ「ええ? …わー、よお見たらルナや。サングラスしとるから気づかんやった」
ソニ「ホンマや。そんでこっちの奴はA−Pinkのウン●とかゆう奴や」
ヒョヨン「そ、そんで、こっちはカン・ホドンや!」
全員「うひゃー(驚愕)」
テヨン「いきなり引退宣言したと思ったら、思わぬ姿でカムバックしてきたな」
ジェシカ「バックダンサーにはヒョンドンもおるで」
テヨン「恐るべし、ピギードールズ!」
運転手「あんたたち、いい加減にするアルね。そんな訳ないでしょ。パボすぎるアルよ!」
ソニ「うへー、台湾人に怒られた」
クッキーマン「当たり前や、ボケ」 ← ずっと無視してた。






※PIGGY DOLLS…
    
 2011年1月にデビューした女性3人組。
 見た目のインパクトでは今年一番で、体重は3人合わせて230kgだと言う。
 さらに驚くのはその年齢で、リーダーのキム・ミンソンですら91年生まれで少女時代のソヒョンと同い年。
 黒髪のイ・ジヨンも同い歳。茶髪のパク・チウンに至ってはIUと同い歳の94年生まれである(ひえー)。
 2NE1が目標らしいが、歌を聴くとなるほどと思わせる、女性グループでは珍しいクロっぽい路線。
 その実力は一聴明らかで、ぜひ売れて欲しい注目のグループである。
     『TREND』
    MVもあるが、ライブの方が断然かっこいい。