関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第175話 明日から、ドラマ PART.02

リナ「ぴゃー、相変わらずボロい会社やなぁ」
ティパニ「あ、リナねえさん。お久しぶりですぅ。事務所に来てはったんでっか?」
リナ「パニやんかぁ。今度のミュージカルはよろしくな。邪魔せんようにウチ一生懸命演らせて貰うわ」
ティパニ「邪魔やなんて、なにをおっしゃるんでっか。ウチこそ勉強させて貰いますわ(せいぜいそうして貰おうやないの。ウチが主演の舞台で先輩風吹かされたらたまらんからな)」
リナ「お互い頑張ろうな(最後のチャンスかもしれんからな、いざ幕が開いたらこんな小娘差し置いて、グイグイ前に出てやるでぇ)」
ぞろぞろ
ヒョヨン「あ、珍しい。天上のリナや」
ユナ「ほんまや、ステパニもおるで」
リナ「呼び捨てか!」
ティパニ「天上の流れでステパニ呼ぶな! 腰痛うないわ!」
リナ「(ホンマ柄の悪いガキどもやで。こいつらが売れたのはウチら先輩女子にとって悪夢やな)」
ソニ「こりゃまたどおゆう組み合わせで?」
ジェシカ「多分ミュージカルの制作発表に関する打ち合わせやない?」
リナ「そやねん。そんで社長に呼び出されて」
ユリ「ああ。ねえさんも出るんやったな」
リナ「そうそう、あとウニョクとな」
ティパニ「ソン・ホヨンのおっちゃんも出るけど、主役はあくまでウチやから。あんなニュー・ジャージー出の田舎モンとちゃうから」
ジェシカ「まぁ誰が主役でもええけど、ミュージカルなんて今更な感じやなぁ。もおとっくにウチが演っちゃたし(ふふん)」
テヨン「ウチも去年演ったし(ふふん)」
ティパニ「(むきーっ!)あんな貧乏くさい4畳半フォークミュージカルと一緒にすんな。
  ご機嫌な80’ミュージック、NYの街全体が歌い踊り出すド迫力のパフォーマンス、それが『フェーム』や。栄光、夢、恋、汗、挫折…ああ青春」
テヨン「レオタード、レッグウォーマー、エロい振り付け、黒人仰山、ヒスパニッシュ仰山…ああ暑苦しい世界(うけけ)」
ジェシカ「それはそれでパニしか表現出来へんな。適役かも(けけけ)」
ティパニ「おお、Tバックレオタードで踊りまくったるわ!」
ソヒョン「…? ウチ映画観てないから、どおゆう話かさっぱり判りまへん」
リナ「芸能学校に通う生徒たちが、恋をしたり、挫折したりしながら、夢に向かって成長していく話や」
ソヒョン「あー(ポン)、つまり美国版『ドリームハイ』ですね」
リナ「ま、まぁそうとも言える(なんで『ドリームハイ』の方がパクリやとゆう発想がないんやろ?)」
ヒョヨン「それにしてもこのミュージカルに3人も投入するとは。ひょっとして今後は演技方面を広げるつもりかな、ウチの事務所?」
ジェシカ「そやなぁ、演技部門にはヨニねえもアラもおるし」
ユナ「ウチも、ウチも」
スヨン/ユリ「ウチらもー」
ジェシカ「クリスタルもドラマ出演決まったし。秋からじっくり国内で活動しようゆう姿勢はうかがえるな」
ユナ「是非そうあって欲しいもんや」
てけてけて
クッキーマン「お、みんなこんなところにおったんかい?」
スヨン「あ、アホが来た」
ユナ「なぁなぁ、パニねえやクリスタルが演技の仕事するのに、ウチやソルリはなんもなしやの?」
クッキーマン「それそれ、今から伝えよう思うてたんや。丁度ええ、『ドリームハイ』のシーズン2が決まったで」
ユリ「は?」
ソニ「それってJYPとキーイーストの話やろ? ウチら無関係やないの」
クッキーマン「それがシーズン2にはSMEも参加するんや。ウチの先生とパク・ジニョン師匠とペ・ヨンジュン様が話し合って決めたらしい」
ティパニ「えらい豪華な会談やなぁ」
ソニ「SMとJYP仲良すぎ(呆)。いずれ談合で問題になるで」
スヨン「豪華な会談て、なに食いながら話し合うたんやろ?(じゅるじゅる)」
ソニ「なに食うたかはどおでもええ。ちゅうことはなにか? そのドラマにSMからも何人か出演するゆうんか?」
クッキーマン「ぴんぽーん」
ユナ「ひゃー、学生服なんて久しぶりやなぁ(ドキドキ)。なんか気恥ずかしいわ」
テヨン「もお出る気か」
ティパニ「AV女優を見習え。30過ぎても平気で着てるで」
クッキーマン「アホか、自分らが生徒役なんて今更無理やろ。生徒役はソルリとかルナとかエンボとか仰山おるわ」
スヨン「エンボは男の子役やろ?」
ソヒョン「イケパラやるんちゃう、イケパラ?(わくわく)」
ユリ「エンボが出たら『IS(アイエス)』になってまうがな」
ヒョヨン「そんで少女時代は? なんか役あるん?」
クッキーマン「あるある。ヒョヨンはダンスの先生な」
ヒョヨン「マジで?」
全員「うそーっ」
ヒョヨン「ひゃっほー! ベールに包まれたウチの演技力を世間に知らしめる時が来た!」
クッキーマン「最近のヒョヨンはずいぶん綺麗になったさかい、もお放送コードに引っかかることもないやろうて先生が…」
全員「あー(納得)」
ヒョヨン「納得すんな! 4年前から自分らと一緒にテレビ出とるわい!」
ティパニ「それにしてもあのヒョヨンの顔をここまで工事するとは、すごい腕や。熊谷組か?」
ユナ「黒四ダム以来の大工事やったのは間違いない」
スヨン「いやいや青函トンネル並みの…」
ヒョヨン「お前ら全員大邱スタジアムのアンツーカーの下に埋めてやってもええんやで。織田裕二ウサイン・ボルトに顔面踏まれろ」
全員「ぴーぴー」
クッキーマン「ジェシカは歌の先生」
ジェシカ「美貌の歌の先生とゆうて貰おう」
クッキーマン「はいはい。ユリは美貌の保健の先生」
ユリ「えー? なんで保健の?」
クッキーマン「学校の情報は全部保健室に集まってくるからね。噂話担当で、状況をわかりやすく説明する役なんよ。あと生徒同士の恋の悩みを解決したり、男子生徒を誘惑したり」
ティパニ「結局”保健医ユリ”シリーズか(笑)」
テヨン「作者は”関ソニョ”と”学園”を統合しようとしているのかな? アシモフみたいに?」
ユナ「ヒット数下がるからSFの話題を持ち込むなよ」
クッキーマン「んで、保健室に入り浸ってる体育教師役に熊テウ」
ユリ「(ポッ)なら出てもええかな」
ソニ「まだ続いとったんか、自分ら?」
ユリ「いや、まだ始まってもおらんのやけど。それにテウにいさんはウチの好みでもなんでもないけど」
ソニ「ならニヤニヤすんな」
クッキーマン「ソニは牛や鶏などを率いた謎の人物」
ソニ「なんや、それ?」
クッキーマン「よお判らんけど、脚本家がそう指定しとる。牛、犬、猫、鶏、ソニの順にそれぞれの上にまたがって大声で叫ぶとライバルが逃げ出すらしい」
テヨン「あっはっは、ブレーメンの音楽隊や。これは斬新」
ソニ「ウチ、ロバちゃうし(ぷんぷん)」
クッキーマン「テヨンはカエル」
テヨン「へ…?(ぱちくり)」
クッキーマン「コンサートのVTRでのカエル演技がえらくPDに評価されてなぁ」
テヨン「そやからてカエルになんの出番が?」
ソニ「それをゆうならブレーメンの音楽隊かてそうや」
リナ「それ、ホンマにヨン様のドラマなんよねぇ? 大丈夫なん?」
クッキーマン「ヨン様自体が前回からファンタジー路線なんやから問題ないやろ。
  そんでスヨンヨン様の聡明な秘書役」
スヨン「やたっ!」
クッキーマン「まぁヨン様がほとんど出演せえへんから秘書役に何秒出番があるか判らんけどな(がっはっは)」
スヨン「コロス」
クッキーマン「マンネは学生の役。一番若いからね」
ソヒョン「ほお」
全員「あー、ずるい」
クッキーマン「閻魔あいゆう役名で、頼むと憎い相手を地獄に流してくれる」
ソヒョン「地獄少女か!」
ソニ「またわかりにくいネタを…」
ティパニ「ねー、ウチは?」
クッキーマン「自分の役はないなぁ、今んところ」
リナ「自分はウチとミュージカルを頑張ろう」
ティパニ「いややー、ドラマにも出たいもん(ばたばた)」
クッキーマン「仕方ない、パク・ジニョン師匠の恋人役ゆうのがあるけど、やる?」
ティパニ「どんな役なん?」
クッキーマン「全裸でレッスンする師匠をひたすら見てるだけっちゅう役や」
ティパニ「ジュにやらせろや(おえー)。いくらなんでも、そんな役出来るか!」
リナ「(さっ)あ、ならウチがやりますぅ」
全員「ねえさん…(涙)」







※2011年8月26日のニュースで、ティファニーがミュージカル舞台『フェーム』で主演をつとめると報道された。
 11月25日にオリンピック公園ウリ金融アートホールで開幕すると言うから恐らく年内に規定公演回数を終えると思われる。
 同ミュージカルには出演者として他に元GODのソン・ホヨン、”スーパージュニア”のウニョク、”天上智喜”のリナ、”Trax”のチョンモの名前が挙がっているが、
 ダブルキャストであるのかなど配役は伝えられていない。
 ただSMのタレントが多く出ることから企画にSMが噛んでいる可能性は高い。
 『フェーム』は1980年に公開された、芸能学校に通う少年少女の姿をドキュメンタリータッチで描いたアメリカ映画。
 監督は『ミッドナイトエクスプレス』のアラン・パーカー。主演アイリーン・キャラ。
 青春群像劇で内容的には『ビギンズ』に書いてあることに近い(ほんとか?)。
     映画『フェーム』
 同映画のヒットを受けて、ブロードウェイでミュージカル化されており、今回ティパニが演じるのはこの舞台の翻訳版ではないかと思われる。
 『フェーム』は2009年にリメイクされているが、今回のミュージカルには影響していないと思う。


※天上のリナ…少女時代の4人組先輩グループ”天上智喜 The Grace”のメンバー。
 4人のうちのひとりステファニーが腰痛で離脱してから活動停止に追い込まれていたが、最近ダナとサンデーがでデュエットでカムバックした。
 健康なもうひとりのリナの動向が気になっていたが、ようやくここに来てティファニーとの共演という形で名前を見ることが出来た。


※「クリスタルもドラマ出演決まったし」…クリスタルはMBCの人気コメディシリーズ『ハイキック』の最新作『ハイキック3〜短足の逆襲』に出演する。
 2011年9月19日初放送で、すでに海外ロケなどは終わっているようだ。
 クリスタルは子ども時代からCFやMVで演技を見せて来ており、コメディ『見れば見るほど愛嬌満点』への出演経験もある。大いに期待されるところだ。
 『ハイキック』にはテヨンが出たがっていたので、さぞ悔しかろう(笑)。
     『ハイキック3〜短足の逆襲』
    メインの出演者は15人と大所帯。


※『ドリームハイ・シーズン2』…JYPとキーイーストが手を組んだ青春ドラマ『ドリームハイ』は同時間帯で一番視聴率が良かった訳ではないが、
 そこそこの成功という評価で、日本などに映像が輸出できたことから、続編が作られることになった。
 今回はSMEも参加し、SMがかかえる人気実力の高いタレントが多く出演すると見られている。
 芸能学校が舞台ということで少女時代がカメオ出演する可能性も高く、撮影時期にもよるが、レギュラーで誰かが出演する可能性もある。
 ただ制作側としても、まだ詳細は決まっていない様子。
 放送は2012年になると見られている。
 一般にSMとJYPはライバル関係にあると思われているが、実際には協調関係と言った方が的確なようだ。
 イ・スマン、キム・ヨンミンの両者とも、頻繁にJYPと会食し、助言を与え合う間柄だという。
 これもターゲットが世界と言う共通認識だから出来ることなのかも。