関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第169話 少女時代回避会議

JYP「本日はお集まりいただき誠に恐縮です。議題はゆうまでもなく少女時代のカムバックについてです」
TSエンタ「少女時代…! ひー(がたがたぶるぶる)」
JYP「中にはその名を聞くだけで震え上がる方もいらっしゃるようですが、それほど今の少女時代は無敵」
DSP「確かになぁ。『無敵鋼人ダイターン3』くらい無敵ですな」
ローエン「いやぁ、『とんでも戦士ムテキング』くらいとちゃいますか?」
FNCミュージック「ちなみに新宿三丁目には『無敵☆マリオ』ゆうバーがありますよ」
ローエン「へー、今度行ってみよ」
JYP「いきなりなごんどる場合でっか。
  奴らが来月カムバックを宣言したことで、同時期にカムバックを予定していた我々は大なり小なり予定の変更を余儀なくされるんでっせ。
  ここにおられる芸能事務所さん、みな同じ悩みを抱えておられると思います」
ローエン「ああ、そうやったそうやった」
FNC「母国をじらしてじらしてのカムバックやからなぁ。音源公開の翌週にはもお1位なんてこと充分考えられますな」
JYP「その辺のSMの戦略には定評があります。確実に1位に上がって来るでしょう」
ローエン「その前の週に誰が1位やったかなんて、まったく関係ないモンな。おとろしい奴らやで」
DSP「JYPさんがここにおられるゆうことは、ワンダーガールズも9月のカムバックを予定しておったゆうことでっか?」
JYP「へえ」
DSP「ワンガのカムバック宣言は年の初めやったのに、ずいぶんずれ込みましたな」
JYP「特にいつとはゆうてまへんでしたから、アメリカでの活動やアルバムの上がり具合を見て9月に決めたんです」
FNCミュージック「そのまま9月に行ったらよろしいがな」
ローエン「うひゃひゃひゃ。ワンガと少女時代、初めての正面衝突」
DSP「確かに並み居るアイドルグループでもワンダーガールズは格が違う。唯一少女時代に土を付けた実績があるよって」
JYP「冗談はやめてや。2年前を境に完全に形勢逆転してもうたがな」
DSP「それはお宅の戦術ミスでしょう。ワンガがあのまま韓国におったら、ここまで少女時代の独走を許すこともなかった」
ローエン「ひょっとしたら、ずっとワンガがトップの座におったかもしれん」
JYP「あの時はそれが正解やと思うたの。2008年、奴らはアホみたいに活動を休止しとったし、こっちは『So Hot』『Nobody』と出せば大ヒットやったんやから。
  韓国内は平定した、次は美国や、て誰かて思うでしょうが」
DSP「が、ワンガが美国で苦労しとる間、少女時代は怪物グループに成長してしもうた」
ローエン「もともと怪物みたいな奴らですけどな、うひゃひゃ」
JYP「今アジアで正面衝突したら、とても勝てへんでしょう。軽自動車とダンプみたいなもんですわ」
DSP「アメリカでも勝てなかったりして(笑)。BoAもおるし」
JYP「笑い事やないで。そやからウチらは10月以降にカムバックをずらさせてもらいます」
ローエン「ちゅうて、みんながみんな10月にずらしたら、それはそれで大事になりまっせ」
TS「KARAはどうですねん。日本じゃ少女時代に勝ったて聞いてますで」
DSP「それは日本の特殊事情ですわ。経済効果じゃやっぱり少女時代には勝ててまへんし」
JYP「そうなの?」
DSP「だってウチら韓国ほっぽって東京12チャンネルとか出っぱなしでやっとですよ。あっちは行ったり来たり、日本に腰据えることなく何十億(円)も売り上げちゃうんやから。
  これが韓国での競争やったらウチらSecretさんにも勝てるかどうか」
TS「いやいやいや、ご謙遜を。SecretがKARAさんにかなう訳ありまへんがな」
DSP「そお? 意外にいけるかもよ。9月にカムバックしちゃいなよ」
TS「やめてくださいよお。ウチら日本デビューしたばかりで大事な時期なんやから。メンボの戦意喪失するような真似は出来まへん。
  アイユたんはどおですの? 昨年暮れの奇跡をもう一度起こしたら、少女時代に勝つどころか年間賞独り占めやないですか?」
ローエン「あいにくウチのアイユはCMタレントで、歌手やないんですよ(うひゃひゃひゃ)」
TS「…タヌキめ」
JYP「そやけど、このままやったらみんな10月に集中してしまうがな」
DSP「ならもうひと月延ばすか?」
NHメディア「すんまへん、U−Kissを抱えるNHと申しますけど、ウチら9月でも限界やと思うてたのに、11月なんか考えられまへん。世間に忘れられてしまいます」
コア・コンテンツ「男女共学を抱えるコア・コンテンツですが、以下同文です。そのあとはT−araも控えとるし、いつまでも待てませんで」
JYP「それやったら9月にカムバックしたらよろしいやないか。もともと少女時代とは同じ土俵やないんやし、一発玉砕して記録より記憶に残るアイドルになったらいかがです?」
NH「かませ犬ぢゃねえっての」
ローエン「そやけど、たったひと月ずらしで安全か、ちゅう問題もありますな」
DSP「というと?」
ローエン「この国の通例から、どれだけ売れても1位の座におるのは4週から5週と思い込んどるけど、奴らがおととし9週連続ゆう記録を作ったことを忘れてへんでしょうな」
JYP「あれは例外ですがな。10年に一回あるかないかの大当たりで、イ・スマン先生もびっくりしてたくらいや」
ローエン「でも、この時期にカムバックってことは、奴らそれも考えてるんやないですか? 年末の賞取りもあるし」
DSP「確かにまた9週連続やられたら、11月に入ってしまう。賞取りへの印象づけはばっちりですな」
ローエン「そうかぁ。去年アイユの『ええ日』があと2週先行しとったら、賞総なめやったモンな。これからの時期、数字より印象が大切やな」
DSP「それに奴ら、今度はアルバムでのカムバックでしょ? 一曲の破壊力が『Gee』ほどでないとしても、アデューの翌週カムバックされたら、結果は同じことですやん」
JYP「うーん。ワンガのカムバック、来年に延ばそうかなぁ」
コア・コンテンツ「そやからこっちは、そんな悠長なことゆうておれまへんのや(うきー!)」
NH「…もおええです(溜息)。U−Kissは予定通り9月にカムバックしますよ」
コア・コンテンツ「ちょっとちょっと、NHはん」
NH「だって、待ってたって少女時代旋風がいつまで続くか判らんし、10月にはワンガやKARAやアイユも戻ってくるゆうし、もう当たって砕けるしか…(うえーん)」
コア・コンテンツ「な、泣くなや。こっちまで泣きたくなるがな」
FNC「そうやなぁ。ワシらのFTアイランドかて、スーパージュニアには到底かなわへん。少女時代ばかり気にしとったら、来年早々SJがカムバックするかも…」
全員「ギクッ」
NH「そうや。SMの奴、少女時代→スーパージュニア→f(x)→SHINeeで一年回す気やで」
ローエン「それは最強の兵器やな」
TS「ひーっ、イ・スマン先生、なんちゅう恐ろしい兵器を作り上げよったんや」
DSP「まさに無敵鋼人」
ローエン「いやいや、ムテキングやて」
FNC「そおゆえば新宿三丁目に…」
JYP「やかましい! こうなったらこっちも最終兵器を出すしかない」
全員「ええ、最終兵器?」
JYP「チャン・グンソクや!」
全員「チャ、、チャン・グンソクゥ?」
JYP「ツリージェイから奴を借りてきて、少女時代にぶつける!」
全員「…(呆)それで勝ったとゆえるやろうか」
………
がたがたん。ぞろぞろぞろ…
ローエン「結局、なんの結論も出ませんでしたな」
DSP「ほな、みんな勝手にカムバックさせるっちゅうことで」
ローエン「こんなんやから、ワシらいつまでたってもSMに勝てへんのやろな、うひゃひゃ」
全員「うひゃひゃひゃ(もお笑うしかないし)」