関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第141話 口パク禁止法

ティパニ「(ぱぴぽぴ)はぁ? 口パク禁止法案やて?」
クッキーマン「こらぁ。打ち合わせ中にネットニュース読むなゆうてるやんけ」
スヨン「口パク禁止法てなんやねん?」
クッキーマン「無視かよ(とほほ)」
ティパニ「えーとな…(ぽぴぽぴ)自由先進党イ・ミョンス議員は13日、放送や公演などで歌手がリップシンクすることを禁止する”公演法改正案”を国会に提出したことが分かった、やて」
ユナ「なんじゃそりゃ(呆)」
ティパニ「イ議員は”商業的な公演で事前告知もなく、リップシンクするということは観客に対する欺瞞行為であり、詐欺行為だ”と主張。
  また”歌唱力よりヴィジュアル系の歌手を養成する偏った現象が起きている”と指摘した。
  リップシンクを禁止する公演法改正案について、”歌手ならば当然に歌唱力を優先にすべき””歌手によっては歌より舞台で見せるパフォーマンスが重要だ。
  一方的にリップシンクを禁止するのは妥当ではない”という対立した見解が示されており、賛否両論となった…」
ジェシカ「パンチラ禁止法に続いてこれか。国会もよっぽど暇なんやな」
スマン「訊くまでもないが、その法案が通ったとして、ウチの子たちは大丈夫なんやろな」
クッキーマン「当然です。ワシらは常に生歌前提で活動してますさかい」
ソニ「ウチらの都合ゆうより、イベント主催者側の方が問題やろ」
ジェシカ「そうそう。やれマイクが9本揃わないだの、返しがないだの…。今回口パクでお願いします、ゆうのはほとんど相手側やで」
クッキーマン「ワシらは如何様にも対処できるように、音源も常に歌あり歌なし数種類用意してますし、マイクやヘッドセットや受送信機の類も、総て人数分持って移動してます。
  そやけど、相手も同じようにプロとは限りまへんのです。回線が足りなかったり、ミキサーのスキルが追いつかなかったり…」
テヨン「うん。口パク禁止法が成立したとしても、主催側に問題ありすぎて実行は不可能やと思うで」
ティパニ「そこ行くと日本はさすがやったな。イヤーモニターひとつとっても可愛く装飾してあるし」
ジェシカ「aikoねえさんのイヤーモニター可愛えなぁ思てたら、ウチらにも同じ奴用意してあったモンな。あれは感動したで」
ユリ「スタッフが、こっちの要求に『無理』ゆうたことないもんな」
ソヒョン「それが日本品質なんや。こっちみたいな縦割り社会やないし、現場スタッフにプライドがある」
スマン「まぁ韓国も段々よおなって来とるて。ワシが現役やった頃はそらもお大変やったんやから…(くどくど)」
ソニ「(うへえ、出た)」
クッキーマン「(かなわんなぁ)」
ユナ「この法案通ったら、得するのは誰やろなぁ」
ソニ「誰もおらん。ウチらかて不備な会場で生歌強要されたら充分なパフォーマンスをお見せでけへんかもな」
ユナ「ほな損するのは?」
ジェシカ「ほぼ全員ちゃう? KARAとかアフスクは壊滅的なパフォーマンスになるで」
JOO「(ぬ)アイユは、アイユ?」
スマン「わっ、なんやこの子」
クッキーマン「どっから入って来たんや、自分?」
スヨン「この娘はいつもこうなんや。ウチらもお慣れたけどな」
JOO「アンニョン、SMグループの新人ジュ申します。よろしゅうに」
ソニ「誰がSMグループやねん」
JOO「(無視)そんでアイユは?」
テヨン「アイユはもともと上手いからテレビでは心配ないやろけど、大学祭やったらどうかなぁ。最近そっち方面の営業多いんやろ?」
ジェシカ「田舎の安い大学祭やと業者雇わずに学生が音響までやってるところあるから厳しいで」
ユナ「ウチらも『Kissing You』まではそんなところによく行かされてたなぁ」
JOO「やっぱり専属のPAもセットにして興業せえへんとあかんゆうことですね?」
テヨン「それが理想やけど、この国のアイドルの何割がそう出来ていることか」
JOO「カニは?」
ヒョヨン「カニのことはよお知らんけど、ラップがある曲は口パクでは誤魔化しにくいんちゃうか?」
ユリ「あれ、ラップやったの?」
ヒョヨン「ラップやろ? 脱力系ラップゆうかハルカリ路線なのかも」
ユナ「ハルカリよりはジョイマンに近いけどな(笑)」
JOO「ふむふむ、カニは生歌と(書き書き)」
テヨン「なに熱心にメモしてるねん?」
JOO「だってこの法案成立したらチャンスですやん。歌の下手なライバルが淘汰されるかもしれないんですよ。
  普段から口パクしてる奴らは下手に決まってるから、今の内にチェックしとこうかな思て」
ソヒョン「チェックしてどうする?」
JOO「そいつらのライブの時にPA席潜り込んで、デッキのピッチを微妙に変えてやりますねん。
  ほしたらもともと下手なんやからキーがとれずにグダグダになるに決まってます(いっしっし)」
クッキーマン「暗い奴…」
ユナ「足掬われんようにしときや」
JOO「えー? ウチはイトゥクにいさんとのコンビやで。どんなライブも生歌でどーんと来いちゅうねん」
ヒョヨン「ジジイ、歌上手かったっけ?」
テヨン「まぁスジュの中では普通やな」
JOO「普通とは?」
テヨン「ソニレベル」
JOO「(がーん)あかんやん」
ソニ「なんや、そのリアクションは(ムキー)!」
スマン「まぁ待て。おもろい娘やないか」
JOO「おおきに。韓国の蒼井優ことSMグループの新人ジュと申します(ペコペコ)」
スマン「ホンマは?」
クッキーマン「JYPの(かつての)秘蔵っ子です」
JOO「今はイトゥクにいさんの恋人です」
ソニ「嘘つくな(げしげし)」
スマン「はっはっは。JYP所属なのに悪びれずSMの新人と言い切れるプライドのなさ、ライバルのデッキのピッチを微妙に変えるちゅうせこい発想…気に入ったで。
  ワシの若い頃そっくりや」
クッキーマン「はぁ?」
スマン「ちょうど少女時代のメンボひとり入れ替えよう思てたところや。自分代わりに入る気ないか?」
全員「な、な、なんやてぇー!」
スマン「メンボもだいぶ絞り込んだが、並べてみるとどうもステラだけ違和感あるんや。ステラ外そうかな」
クッキーマン「…(ずる)」
ソニ「お、叔父はん、なにゆうとるんでっか?」
スマン「それともソヨンを外そうかなぁ…ソヨン? ソヨンて誰や?」
ソヒョン「これはまさか、認知症?」
JOO「ぴゃー、これは千載一遇のチャンスかも。このまま呆けたイ・スマンを操ってこの国の歌謡界をウチの思うままにするんや」
クッキーマン「先生を操るとはどうゆうことや?」
JOO「イ・スマンがなにか喋ろうとする度、ウチが腹話術で適当なことゆうねん。”ジュに世界最高の作曲家をつけろ”とか」
テヨン「残念やが、それは叶わへんぞ」
JOO「え、何故です?」
テヨン「この国は法律で口パク禁止や」
ちゃんちゃん


JOO「えーと。無事オチましたところで、ここでお知らせです。
  JYPの宝石JOOと人気実力No.1アイドルグループ・スーパージュニアのリーダー、イトゥゴッパ(イトゥクにいさん)がデュエットした
  この夏最大の注目曲『アイスクリーム』は本日音源公開です。
  DaumやYoutubeなどでお聴きいただいてですね、気に入っていただけたら、是非お買い求めいただきたいと思います」
スマン「(ぺりぺり)ジャーン、スマン先生と思わせて実はイトゥクの変装でした」
全員「ええーっ?」
JOO/イトゥク「よろしくお願いします!(土下寝)」
スヨン「番宣出演やったんかい!?」







リップシンク禁止法案…詳細については本文の通り。
 パンチラ禁止法というのはないが、放送局がアイドルの衣装の自主規制を試みたことがある。
 2010年8月30日に韓国の新聞社・中央日報がSBS『人気歌謡』のスタッフが同番組に出演する女性グループの所属事務所と交渉し、
 「胸の谷間を見せない」「ヘソ出しルックはしない」などの合意に至っていた、と報道した。
 実際この頃、雨後のタケノコのごとく新人少女グループがデビューし、際どい衣装で出演していたのは確かである。
 この密約がどの程度効果があったか判らないが、少女時代は『Hoot』でカムバックした際、堂々とへそを出していた(笑)。
 2011年にも少女グループ”Girls' Day”の衣装が下着を連想させるとして、論議を呼び、事務所が謝罪したことがあった。
     問題となったGirls' Dayの衣装


 根は好きなくせに、表だってエロを連想させてはいかんというのだから面倒くさい国だが、かつては日本もそうだった。 
 近年の日本は欧米の影響が強く、セックスに関しては大らかで、アイドル歌手が堂々と水着で歌ったりしているし、
 かつては”ピンクサターン”のような色物グループも存在した。
     ピンクサターン
    A Pinkサターンなどというものを想像してみる(笑)
 

 女子プロレスラーやAV女優によるユニットもあり、それらから大ヒットが生まれる可能性も少なくはない。
 それに関して、年寄りもあまり嘆かなくなった機がする。
 余談だが、実は韓国にも『ピンクサターン』的グループは存在する。
 『ネイキッドガールズ』と言い、世界中で配信されている女子アナウンサーが裸でニュースを伝える『ネイキッドニュース』の韓国版アナウンサーによって構成されている。
 当然だが、韓国での同番組はわずか2ヶ月でサービス停止に追い込まれている。
 そこで、アナウンサーら3人が『ネイキッドガールズ』を結成したらしい。
 ステージでは半裸も披露しているようだが、彼女らがテレビに登場する機会はほとんどないと言っていいだろう。
 しかし日本のAV制作会社が早速契約したとも言われており、結局日本は東アジアの風俗街的役割を担い続けるのだろう。
     ネイキッドガールズ



※Ice Cream…
    


    여자라면 전부 다 이러는 걸까 하루 열두번도 기분이 바뀔까
    알 것 같다가도 어렵다 어렵다 너땜에 머리 아파


    남자들은 정말 다 모르는 걸까 말 한마디가 중요한걸
    왜몰라 내마음을 바보 사랑도 못해봤어


    나같은 사람 어디 없을껄


    너는 툭하면 아이처럼 맘에 안들어 집에갈래
    그럴 때마저 난 웃음이나 화도 못내 나 어쩌다 이럴까


    그건 오빠가 잘 알잖아 내가 가끔 좀 멋대로 굴긴해도
    딱 한사람만 좋아해 난 넌 내꺼야 넌 내꺼야 그런마음 뿐인거야


    화가 난것같아 오늘도 애썼다 금방 풀리더니 배시시 웃는다
    힘이 들다가도 녹는다 녹는다 너땜에 맨날 녹아


    애쓰는것 같아 오늘은 봐준다 그런 모습 더욱 귀여운걸
    고마워 너 때문에 오늘 하루도 달콤했어


    나같은 사람 어디 없을껄



    너는 툭하면 아이처럼 맘에 안들어 집에갈래
    그럴 때마저 난 웃음이나 화도 못내 나 어쩌다 이럴까


    그건 오빠가 잘 알잖아 내가 가끔 좀 멋대로 굴긴해도
    딱 한사람만 좋아해 난 넌 내꺼야 넌 내꺼야 그런마음 뿐인거야



    누가 뭐래도 (내사람인걸) 언제까지나 (우리 둘이만)
    같이> 너랑 나랑만 사랑할꺼야


    너는 툭하면 아이처럼 맘에 안들어 집에갈래
    그럴 때마저 난 웃음이나 화도 못내 나 어쩌다 이럴까


    그건 오빠가 잘 알잖아 내가 가끔 좀 멋대로 굴긴해도
    딱 한사람만 좋아해 난 넌 내꺼야 넌 내꺼야 그런마음 뿐인거야


    아이스크림 같은 니 말에 녹아 알면서도 또 매번 속아
    습관 되버릴까 걱정되도 오늘도 또 웃고말아 어떡해



    우린 그래서 둘인거야 나도 너에게 완전히 빠져버린걸
    뭘 어떡해 뭘 어떡해 넌 내꺼야 넌 내꺼야 그 맘이면 되는거야


    둘이라서 좋은거야