関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第128話 とうかい

ティパニ「なにーっ? フジテレビ中村アナ結婚? 相手はさまぁ〜ず大竹…まだ付き合うてたんかいな」
スヨン「仁美ちゃん、ヘキサゴンの時は全然そんな風に見えへんやったけどな」
ジェシカ「それは自分が恋愛音痴やからや。恋多き女ジェシカ様にはすぐ判ったで。ああ、この人はいま幸せなんやなぁって」
ユナ「嘘つけ」
ヒョヨン「それにしてもテレ朝の大木ちゃんに続いて仁美ちゃんまで結婚となると、作者のショックは相当なモンやろうな」
ユナ「あとはもお、加藤綾子アナしか…」
ソヒョン「作者の女子アナ妄想なんてどおでもええ。それより、あのカリスマ俳優が亡くなってたんやで。ウチ、もお悲しゅうて悲しゅうて(さめざめ)。
  ああ、これでひとつの時代が終わった」
ヒョヨン「坂上二郎さんか?」
ソヒョン「ちゃう。徳丸完さんや」
ヒョヨン「誰?」
ソヒョン「黒い三連星でガイアの声を当ててた声優さんや。『おれを踏み台にした?』ゆうあの名台詞を二度と聞くことが出来へんのやで」
ヒョヨン「DVDで好きなだけ聞いたらええやないか」
ソヒョン「気持ちの問題や。ホンマおねえは浪漫の欠片もないな、はぁ」
ソニ「iPadで日本のニュースを読むのは結構やが、一体いつのニュース読んどるの?」
ティパニ「3月10日木曜日までのニュースですが(きっぱり)」
ソニ「今日は何日思てるねん? ちょっとそれ貸しぃ(ぱっ)」
ティパニ「あっ」
ソニ「(ピッピッ)ほれ、ちゃんと最新のニュースを読まんかい。これが現実や」
ティパニ「いややー、そんな悲惨なニュース読みたくない」(見ザル)
ジェシカ「ウチらアイドルは夢の中に生きとる生命体やで。悲壮な現実とは無縁やっちゅうねん」(聞かザル)
ソニ「なにすっとぼけたことを。ほら、国内ニュースかて震災一色や。
  ヨン様が10億ウォン寄付したとか、JYJにいさんが6〜7億ウォンとか、美談がいっぱい載っとる」
ユナ「あー、そうゆうニュースが一番見たくない」
ジェシカ「くわばらくわばら(ブルブル)」
ソニ「現実から目を背けるんやない! あの貧乏くさいKARAですら日本での売り上げを全額寄付するゆうとるんやで」
スヨン「ひゃーっ、思い切ったな。奴ら、金でもめてたんちゃうんかい」
ソニ「そこや。金でもめてた連中が、その件を一旦棚上げして寄付するゆうんやから、好感度がぐっと上がる訳や。ウチらも早急に手を打たんと。出遅れは印象悪いで」
ユナ「知りまへん。存じまへん。東海の向こうは今日も平和です」
ジェシカ「ウチは妹の給食費払うのがやっとで、人様に施す余裕なんか…」
ヒョヨン「んだ。国内ニュースをよお見てみ。平和なニュースもあるやろ」
ティパニ「あるある。チョン・ウソンイ・ジアと交際しとることを認めたそうや。ビッグ・カップル誕生やて」
ソヒョン「えー? 大木アナ、中村アナに続いてイ・ジアまで…作者の奴、眠れへんやろなぁ」
ユナ「あとはもお宮地眞理子しか…」
がしゃーん!
ソニ「ええ加減にせえ!(必殺、卓袱台返し!)」
全員「わーっ!」
ソニ「貴様ら、いつまで惚けとる気じゃ? この日本の危機に立ち上がらんかったら、ウチら冷酷アイドルのレッテル貼られるゆうんがわからんのか?」
ユナ「そやかて、ぶっちゃけ日本の問題やろ?」
ジェシカ「あっちはあっちや。自力で解決して欲しいわ」
ティパニ「特に知り合いもおらんし」
ソニ「そういう態度があかんのや。東海の向こうではたくさんの家屋が倒壊して、たくさんの人が路頭に迷うとるんやで」
スヨン「そんな時には韜晦して、見て見ぬふりが一番や」
ソニ「むきーっ!」
がちゃん
スマン「案ずるでない。すでにワシが手を打っておいたわ」
全員「お、おっちゃん(またノックもせんと当たり前みたいな顔で入って来やがって)」
ソニ「手を打ったとは?」
スマン「SMEは10億ウォンの寄付を申し出た。少女時代、東方神起など所属タレントの連名でや」
ジェシカ「じゅ、じゅ、じゅうおく?」
ユナ「四国が買えるくらいの大金やんか」
ソニ「買えるか、アホ」
ヒョヨン「(ほっ)とにかく事務所が代表して金を出してくれたんや、感謝しよ。ウチらの懐が痛まんのやったらなんでもええ」
スマン「そうはいくか。とりあえず会社が出しとくけど、この分は給料天引きやぞ。自分ら稼ぎ頭なんやからひとり最低5000万がノルマな」
ジェシカ「へー、K.Willにいさん、今週も1位かぁ」
スマン「現実逃避しても無駄や。きっちり引かせて貰うからな」
ジェシカ「なんでやねん? ヨン様の寄付は当然や、もとは全部ジャパンマネーやからな。KARAかて日本での売り上げを寄付するゆうんやから、結局日本人同士で金を回しとるだけや。
  それなのに、何でウチらだけ韓国で稼いだ貴重なウォンを寄付せなあかんねん?」
ユナ/ヒョヨン「そうだ、そうだ」
スマン「やかましい! 出した金はキチンと日本人から回収するわ。そのためにも自分ら新曲の『一般乗用旅客自動車はん』1000万枚売って、コンサートも全公演ぎゅうぎゅうの満員にせえ!」
ユナ「無茶ゆうなぁ」
ジェシカ「(ポン)ええ手を考えた。ソウォンを使うんや。奴ら何十万人ておるやん。全員に募金運動させたら、すぐウチらのノルマ分くらい稼げるんちゃうか?」
ヒョヨン「甘いな。ソウォンの半分以上は今やアイユに流れた。残りも全部Miss Aとかとカケモや」
ジェシカ「(がーん!)マジか?」
ヒョヨン「大マジや。少女時代のペンゆう輩のブログ覗いてみい、最近はほとんどウチらに関係ないネタばっかりやで」
ティパニ「うう、ウチらいつの間にワンガ化したんやろ」
スマン「むう(そうなんか? ほたら今度の新人はソロにした方がええんかなぁ)」
だだだだ がちゃ!
ユリ「コラー! こんな非常事態にゴロゴロしとるんやない! みんなさっさと支度せえ!」
全員「へ?」
ユリ「”へ?”やない。日本に救済活動に行くんや。一刻の猶予もないで」
ソヒョン「急になにゆうとるん?」
ユナ「さすがに長芋が脳に回ったか?」
ユリ「アホか。ここに帰って来る途中、タクシーのTVで日本の現状を見たんや。たくさんの人たちが家もなく、電気もない寒い避難所で震えとる」
スヨン「まぁ災害ゆうのはそうゆもんやろ」
ユリ「(ドゲシ)落ちついとるんやない!」
スヨン「いったーい。なんやのもお?」
ユリ「ウチのハラボジがそんな目に遭うとったら思うと、いてもたってもおられんのや。もう二度とあのたこ焼き食えんようになるんやで」
スヨン「(がく)それかよ」
ユリ「義援金なんかまどろっこしい。ウチらで直接救援物質を届けるたる。ソヒョン、自分は小麦粉50キロ買うて来い。
  シカはタブロにいさん家行って、カン・へジョンから生タコ貰うて来てや。ヒョヨンはソースを作りぃ…」
ソヒョン「ははぁ。次回は被災地でたこ焼き屋を開くゆう話やな」
ソニ「絶対違うと思うで」
ユリ「ああ、ハラボジ達者でいてや。ほんでまた美味いたこ焼き食わせてえな(はらはら)」
スマン「美味い…? なぁなぁ、次の新人やけど、MU(マイウー)って名前はどうやろうな?」
全員「知らんがな!」






※お待たせしました。本日より通常運転に戻ります。
 1週間以上も書かなかったので全然本調子じゃありませんが、まぁ仕方ない。
 ところで昨日(21日)このブログのヒット数が10万を超えました。開設以来10ヶ月かかりませんでした。凄い!
 「愛しテヨン」さんなら10日で達成する数字ですが、もともと日に数人来ればいいや、と言うノリで始めたので正直驚いております。
 同時に読者の皆様に感謝申し上げます。
 「僕には帰れるところがあるんだ。こんな嬉しいことはない…」的心境です。意味判りませんが。
 これを節目に今後も病気の度合いを深めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


※韜晦… 
     ご存じ『究極超人あ〜る』第1巻より


※2011年3月11日に起こった東日本大震災を受けて、同17日SMエンタテーインメントは東日本大震災の被害復旧のため10億ウォン(約7200万円)を寄付した。
 事務所はこれと共に「所属芸能人一同が日本の各地で被害を受けたすべての方々に、深い慰労の意を表した。一日もはやく困難な状況から復興されることを祈りたい。
 日本の国民の皆様や日本に滞在する韓国の方々が、勇気と希望を失わないよう、心をひとつにし応援している」とコメントを寄せている。
 また少女時代もビデオで、心配と応援のメッセージを寄せているが、全体的に遅めの対応だった。
 国内最大手として韓国全体の論調を見極めていたんじゃないかと言うと勘ぐりすぎだろうか。