関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第73話 正規第2集

01:Oh!

ばたん
ティパニ「ただいま。いやー、すごいな、新曲の人気」
ソニ「ティーザーのサーバ、1分でダウンしたんやてな」
ティパニ「それもそやけど、もう憶えて口ずさんどる人おったんや」
ヒョヨン「ひゃー、今日音源公開したばかりやのに?」
ティパニ「隣の楽屋のお人やった。早乙女太一みたいなきれいな男やったで」
ユリ「自分、知らんのか? あの人がイ・ジュンギさんや」
ティパニ「…ああ! なるほどそれでか」
ユリ「なるほどて、なにが?」
ティパニ「いや、さすが『Oh!の男』やなと」


02:Show! Show! Show!

テヨン「な、なんやねん、この衣装は?」
スヨン「『Show! Show! Show!』の衣装やないか。カムバックでお披露目するゆうとったろ」
テヨン「それはわかっとる。ウチがゆうとるのはこのブーツや」
ジェシカ「スマンおっちゃんが大好きな女王様ブーツやな(笑)」
テヨン「笑い事やないがな。こんなピチピチじゃカルチャンが仕込めんやないか。メンバーの身長差がもろに出てまうで」
ユリ「別にええんちゃう? テヨンねえはちっちゃく見えた方がええよ。背が低いとこも魅力のひとつなんやし」
テヨン「うーん、まぁそれはそうなんやけど、やっぱりこの国じゃ人前に出る商売の人間は背が高くないとなぁ。
  背が低くて人気なんてコメディエンヌみたいですっきりせえへん」
スヨン「え? あんたコメディエンヌと違うたん?(貶みの笑み)」
テヨン「(ピク)ほお…、自分の自慢のその高い背ぇ、シニョンねえさんより低くなるまで地面にめりこめせたろか?」
スヨン「じょ、冗談やがなぁ。(誰や、テヨンねえはいま男問題でへこんどるから叩くチャンスやゆうたんは。前とちっとも変わってへんやないけ)」
そー
ソヒョン「う〜む、まだ時期尚早やったか。自分で仕掛けんでよかったで」


03:ポン&FUN

ティパニ「またわからん言葉が出てきた。『ポン』てなんやねん?」
スヨン「誰かこのアメリカ人に教えたってえ(笑)」
ヒョヨン「中国語やったら『仲間』ゆう意味やね」
テヨン「ウチの田舎じゃパボのことや」
ユリ「オナラの音ちゃうか?」
ティパニ「真面目に教えてえな」
スヨン「うっさいなぁ。エンボにでも訊けや」
ティパニ「わかった、そうするわ。…って、あいつウチより韓国語でけへんやんけ!」
ユナ「そやけどウチらにとったら五十歩百歩やで」
スヨン「まさに目糞鼻糞や」
ティパニ「え? メクソ…てどう言う意味なん?」
全員「…(あーメンドくさ)」


04:永遠に自分と夢見たい(Forever)

ディレクター「はい、ストップ、ストップ! 誰か音間違えたやろ」
ジェシカ「すんまへん。ウチですわ」
ユナ「(ひそひそ)またかい。へたくそやな」
テヨン「自分がゆうな」
ティパニ「シカが何回も間違うなんて珍しいな」
ディレクター「頼むで。今夜中に録音終わらんとCDの発売日に間に合わへんのや」
ジェシカ「そやけどサビの入りが『一年後』と似とって紛らわしいねん」
ソニ「ああ、それでか。ウチらあの曲歌うてへんから影響ないもんな」
スヨン「男とデュエットなんかするからじゃ、ボケ」
ユリ「と、もてたことない女がほざいております」
スヨン「ウキー! ウチはカールおじさんさえいれば幸せなんじゃ」


05:笑たろ(Be Happy)

ディレクター「はい、ストップ、ストップ! 誰か音間違えたやろ」
スヨン「すんまへん。ウチですわ。なんか途中から『ハハハソング』になるんですわ」
全員「ないない。さすがにそれはないわ」


06:火星人ウイルス(Boys & Girls) -  feat.key(SHINee)

ソヒョン「火星人ウィルスってなんやろ? そもそも火星のウィルスが地球人に感染するんやろか? 火星人が珪素系生物やったらウイルスも珪素系のはずや。
  そやけど『エヴァンゲリオン』に出てきたようにスターシード説ゆうて、彗星に付着しとったアミノ酸やウィルスが地球生命の起源やゆう意見もあるしな。
  炭素系生物がこの宇宙で普遍的としたら案外利くかもしれん。t-ウィルスみたいにゾンビがうじゃうじゃ生まれたりしてな(笑)。
  もしおったらウチが発見してみたいな。そんで世界中にばらまいて地獄絵作ったるねん。ああ楽しい」
ヒョヨン「うわぁ、もお。怖くて寝られへん。寝言がまるで台詞やがな。マジびびるわ、こいつには」


07:キャラメルコーヒー(Talk To Me) - Jessica & Tiffany

ユリ「ウキー、またあんたらだけ特別扱いか。ウチかてソロ曲出したいわ」
ジェシカ「自分には無理や」
ユリ「なんでや? ウチはみんなが思てるほど歌へたやないで」
ティパニ「そやない。試しに『コーフィー』ゆうてみ」
ユリ「え…コーピー?」
ティパニ「コー・フィ−、や」
ユリ「そやから、コーピーゆうてるやんか…はっ」
ジェシカ「な、わかったやろ?」
ユリ「うう、なんか納得いかん」


08:星星星(☆★☆)

スヨン「(もんぎゅもんぎゅ)あれ、テヨンねえは?」
ソニ「屋上で星を見て泣いてる」
ティパニ「そうか。スズキさんのこと思い出しとるんやな」
ソヒョン「おねえもすっかり普通の女の子になったね。最近あんまり暴力ふるわんし」
スヨン「(ぱくぱく、ごっくん)やたっ、奴を貶めてリーダーにのし上がるチャンスや!」

テヨン「ひとつ、ふたつ、みっつ…、あー、腹減ったなぁ。星空見上げとってもなんにも腹のタシにならへんがな。
  そやけど下に戻るとスヨンの奴が無神経にのべつ物食うとるしな。
  まったく活動が近づくとダイエットせにゃあかんからやっとられへん。だんだん腹立ってきたわ。スヨンに言いがかりつけてシメたろうかなぁ」

※02に戻る


09:無条件ハッピーエンド(Stick Wit U)

テヨン「は〜い、休憩終わり! 次は『無条件ハッピーエンド(Stick Wit U)』の練習するで」
ソニ「無条件ハッピーエンドゆうたら、昨日の明け方まで映画観てたんよ。あれはまさに無条件ハッピーエンドやったわ」
ティパニ「どんな映画?」
ソニ「『ユア・マイ・サンシャイン』ゆう恋愛映画」
ユナ「あ、その歌大好き」
テヨン「その映画の歌チンチンで歌うたことあるで。『オッパ』の方やけどな」
ユリ「『オッパ』はシンディー・ローパーのカバーやったっけ?」
ユナ「知らんがな。ウチが好きなのは『ユア・マイ・サンシャイン』ゆう歌やねん」
ジェシカ「アムロちゃんの?」
ユナ「アムロちゃんのなんかなぁ…? もっと古めかしい歌のような気もするけど。
  ♪You are my sunshine. My only sunshine.You make me happy when skies are grey.
  ゆう歌やったな」
スヨンWikiで調べてみるか。(カチャカチャ)わ、70年も前の歌や。ジミー・デイビスとチャールズ・ミッチェルやて」
ジェシカ「そんな人知らんわ」
ティパニ「レイ・チャールズやなかった?」
スヨン「そっちはカバーやねんて。もともとは西部劇の挿入歌らしいで」
ティパニ「なんて西部劇?」
スヨン「タイトルまでは書いてないわ」
ソニ「あ、タイトルで思い出した。『ユア・マイ・サンシャイン』の韓国語タイトルが『君は僕の運命』ゆうねん」
ユナ「マジで?」
ソニ「そんで主人公の名前がウナやねん。もちろん映画の方が先やで、2005年やから」
ユリ「出た、パクリ疑惑(笑)」
ユナ「パクリちゃうわ! やめてや人聞きの悪い。映画の内容は全然違うんやろ?」
ソニ「それがな、ヒロインが娼婦でHIVに感染してて…」
全員「うわー、まるっきりユナやん。シャレにならんわぁ」
ユナ「誰がエイズじゃ、ボケぇ!」
ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ
クッキーマン「こらー! いい加減に歌の練習せんかぁ!」
スヨン「歌? 歌てなんやったけ?」
クッキーマン「『無条件ハッピーエンド』やないか、アホ」
テヨン「ああ、そやったな。
  ほたら次は『無条件ハッピーエンド』の練習するで」
全員「はーい」
のそのそ
ソニ「あ、そや。無条件ハッピーエンドゆうたら、ウチ明け方まで映画観てたんよ…」
ティパニ「へー、どんな映画?(座り直し)」
ソニ「『ユア・マイ・サンシャイン』ゆう恋愛映画(座り直し)」
ユナ「あ、その歌大好き(座り直し)」
クッキーマン「…こらあかん。無限バッドエンドやな」


10:ええことだけ考えよ(Day by Day)

ヒョヨン「素朴な疑問ですけど、これ『愛はメロディに乗って (Day by Day)』と同じですよね。
  多少歌詞が変わったにしても、なんでタイトルが変わっとるんでしょうか?」
ユナ「元のタイトルのままやったら、あくまでも『ベート−ベン・ウィルス』ゆうドラマの挿入歌やろ?
  そやけどタイトルを変えることでウチらのオリジナル曲ゆう主張が出来る訳や」
ヒョヨン「…?」
ソヒョン「つまりあれやな、『ドラゴンボール』が『ドラゴンボールZ』や『ドラゴンボールGT』になることで独立して著作を主張できるゆうんと一緒やな。
  他にも『セーラームーン』とか『プリキュア』とか」
ユナ「なんでもアニメに例えるんやない!」
ヒョヨン「しかもさっぱり伝わらんし」


11:Gee

スヨン「あーあ、また明日『Gee』演るんかぁ。もう100万回ぐらい演ったんちゃうか?」
ジェシカ「まぁ最低でも500回は演ったな」
ユナ「すると1曲につき48回Geeて単語が入っとるから、24000回『Gee』を繰り返したことになるんか」
ソニ「ウチら頑張ったなぁ」
ティパニ「感心するのは早い! 次の曲は究極のフックソングらしいで。『ポ』が1曲の中に215回入るっとるんやて」
全員「鼠先輩か!」


12:願いゆうたらんかい(Genie)

清渓川の母「見えた! 自分の願いわかったで。ズバリ、人気やろ?」
ヒョヨン「さすがオカンや。確かにウチ、人気欲しいねん」
清渓川の母「どうすればテヨン以上の人気者になれるかゆう悩みやな?」
ヒョヨン「え? さすがにそこまでは…」
清渓川の母「ほな、ユナかジェシカあたりを狙うとるんか?」
ヒョヨン「う〜ん、なんだかんだあいつら可愛いしなぁ」
清渓川の母「あーもお。どの程度の人気が欲しいねん!?」
ヒョヨン「そうねえ…スヨンにだけは負けとおないかな」
清渓川の母「なるほど。…お、安心せえ、自分すでにスヨンには勝ってるで」
ヒョヨン「ホ、ホンマ? やたっ!」
清渓川の母「そやけど、それで人気モンゆう証にはならへんで。なにしろスヨン知名度と人気のギャップゆうたら”NON STYLE”並みやからな」
ヒョヨン「そ、そんなにぃ」
清渓川の母「そんで、自分の知名度と人気のギャップは”村上ショージ”並みと出とるな」
ヒョヨン「んん…、マニアックすぎてよおわからんわ」
清渓川の母「つまり、どおおでもええ、ゆうことやね」






※『Oh!の男』…『王の男』。韓国で1200万人以上の観客を動員した時代劇映画。
 イ・ジュンギが王の寵愛を受ける旅芸人役で出演している。
 大ヒット映画なので、つまらないはずはないだろうと思って観たが、なるほど良い映画だった。
 ちょっと男色の匂いがするけど、女性ならそれも気に入るかも。
     『王の男』


※カルチャン…韓国では一般的な背を高く見せるための靴の中敷き。東大門の屋台などで簡単に手に入る(一足2000〜3000ウォン程度)。
 作者も買って使ってみたことがあるが、案の定足の甲が圧迫されて痛くなった。きつい靴に使うのは難しい。
 『Kissing You』で活動している頃、テヨンは”ファンのおじさんから貰ったカルチャンを愛用してる”と
 KBSのクイズバラエティ『スターゴールデンベル』で発言したことがある


※コーピー…韓国語には”F”の発音がなく、”コーフィー”は”コピ”と言う。
 韓国語を勉強するとかなり早い時点で「コーヒーはコピですよ」と教えられる。
 しかし実際にはソウルのスタバなどに入ったら「コピ」と言わずとも「ラテ」ですんでしまう(笑)。


※映画『ユア・マイ・サンシャイン』の劇中で、主人公カップルが『オッパ』を歌うシーンがあり、
 テヨンもラジオでその曲を歌っているので、韓国ではそれなりに知られた曲だと思うが、誰がオリジナルを歌っているかまでは調べていない。
 と言うか、オリジナルはもちろんシンディ・ローパーの『She Bop』なのだが(笑)
     『ユア・マイ・サンシャイン』

おまけ
     テヨンの『オッパ』

     Cyndi Lauper 『She Bop』



※『ええことだけ考えよ(Day by Day)』…実際には少女時代のオリジナル曲として作られたものだが、
 『ベート−ベン・ウィルス』のOSTに使用することになり、その際ドラマの内容に合わせて歌詞が変更されたらしい。


※清渓川の母(チョンゲチョンのはは)…作者が2ちゃんねるの某スレで創作した占い師。
 実際に何度も清渓川を歩いてみたが占い師を見かけたことはない。