関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第30話 ヒョニーが来る!

※『ゴジラ』のテーマ曲とともにお読みください。


だだだだだ!
ソニ「大変や! ヒョニーが来るで!」
ヒョヨン「ヒョニーて、あのイ・ジョンヒョン?」
ユナ「この宿所に来るん? なんで?」
ソヒョン「きっと殴り込みや。前にテヨンねえがふざけ半分で『ワ』の扇子踊りしたからや」
ジェシカ「まさかウチらのせいで1位獲れへんゆうて逆恨みを…」
ソニ「さぁ、でもえらいキレたお人やゆう噂からなぁ。クッキーマンが用心せえゆうとった」
スヨン「ほんなら自分(クッキーマン)が守りに来いや!」
ジェシカ「あいつホンマ役たたんわ」
ユナ「おねえ並みにな(笑)」
ジェシカ「なんやとこら。もう金借りたらへんぞ!」
ヒョヨン「脅しになってへんわ(嘆息)」
ズーン!
ソヒョン「ひゃー、角の向こうから地響きが!」
ヒョヨン「ヒョニーの足音や!」
ソニ「あ、あれちゃうか? こないだスゴールに出たとき、
  『3年ぶりにカムバックしたら、自分のファンクラブがそのままソニョシデのファンクラブになっとった。
  会長がティパニ大好きゆうとった。正直おもんない』てゆうてはった。今思い出したわ」
ユナ「そんで殴り込みに来ると…?」
ヒョヨン「こうゆうときになんでテヨンがおらんねん?」
ユナ「サブリーダーのジェシカさんならおられますが」
ジェシカ「まかせんかい! ウチの必殺『ドライブ!』かましたるで!」
ズーン!
ジェシカ「ヒェエエイ!(バーッ!)」
ユナ「…逃げよった」
ソヒョン「多分あれが必殺の『ドライブ』ゆう技やな」
ズーン! ズーン!
ソニ「わ、もうすぐそこや!」
ユナ「仕方ない、ウチが体を張って止めたる」
ヒョヨン「どうやって?」
ユナ「そら勿論、手を握ってポッポするんや」
ソニ「女に通用するか、ドアホ!」
ズーン!
スヨン「か、階段上がって来よる」
ソヒョン「これが『あ〜る』の間宮ならここでリウマチが再発するのに」
ユナ「誰にもわからんてそんなの」
ヒョヨン「小ボケ大会か!」
ドッカーン!
全員「わーっ、ドアが!!」
ヒョニー「(ぬっ)少女時代の宿所はここかあ!」
全員「(がたがたがた)」
スヨン「あ、あんにょん、ジョンヒョンねえさん、ねえさんも日本で活動されてたそうですね?」
ヒョニー「自分と違って紅白まで出たで」
スヨン「さすがねえさんですぅ。思い出の日本のおいしいお菓子カールでも食べませんか?」
ヒョニー「そやけどその後さっぱりやったから日本にいい思い出なんかないんじゃ。いるかー!(バシーン!)」
スヨン「あか〜ん!」
ソヒョン「おねえさん、ノドがお渇きでしょう? お茶でも飲まれませんか?(そー)」
ヒョニー「(くんくん)トリカブトのニオイがする!(ガチャーン!)」
ソヒョン「うひゃ、肌についた! 洗浄洗浄(ばたばたばた)」
ユナ「なにやっとん」
ソニ「刺激すんなや」
ヒョニー「ティパニは(ガオー!)、ティパニはどこや?」
ヒョヨン「(こそっ)パニやて? あいつ何しよったん?」
ソニ「そやからウチゆうたろ、元のファンクラブ会長が今はパニオタになっとるんや。あいつ、殺されるで」
スヨン「えーと、ねえさん、ティパニは今MCの仕事で…」
がちゃ
ティパニ「ただいま−」
ソニ「わ、最悪や」
ヒョニー「ティパニィイイイイ!(だー!)」
ヒョヨン「逃げえ! 食われるで!」
ヒョニー「(ギュ)会いたかったで」
全員「(ガクッ)」
ティパニ「おねえ! なんでここにおらはるんです?」
ヒョニー「晩飯一緒に食お思てんけど、局に見当たらんからもう帰ったんかと思うてな」
ティパニ「探してはったんですか? えろぉすんません。来週の打ち合わせとかあったもんやさかい」
ヒョニー「ほーか、売れっ子は大変やなぁ。さ、メシ行くで」
ティパニ「はーい!」
ふたり「(きゃぴきゃぴ)」
ユナ「行ったで」
スヨン「なんやったんや、いったい?」
ソニ「思い出した!」
ヒョヨン「なにを?」
ソニ「スゴールの話や。その後ねえさんは『ティパニが自分を好きゆうとると聞いて、一度会ってみようと思うた。
  会うてみたら、えらい素直で可愛い子で、ウチも少女時代が好きになった』てゆうてはったわ」
全員「(ガクッ)なんやー。はよ思い出せや」
ソニ「すまんこって。そやけど、あのヒョニーを手なずけるとは、パニもたいしたもんやな」
スヨン「芸能界のオキシジェンデストロイヤーやな」
ジェシカ「…こうして今回の危機は去った。しかし、あのヒョニーが最後の一匹とは思えない(ふっ)」
ヒョヨン「真っ先に逃げたくせに、なにまとめとるねん!」






イ・ジョンヒョン…1996年に女優としてデビューした。最近は歌手としての活動の方が多い。
 愛称は”ヒョニー”。テクノの女王”とも呼ばれている。
 NHKで放映したドラマ『美しき日々』にチェ・ジウの妹役で出演。そのためか2004年紅白歌合戦に出場、瞬間最高視聴率をマークした。
 その後、日本や中国での活動に重心をおいていたが、日本では伸び悩み活動を打ち切っている。
 2009年5月、久しぶりに『Vogue it girl』で本国活動を再開した。
 かなり反体制、奇抜な行動で知られ、そのパフォーマンスをレディーガガが絶賛したと言われている(韓国評価)
     『Vogue it girl』


      『WA』日本語版
    なにか日本のテレビに出たときの映像のようです。
    この頃のヒョニーはキレてたなぁ。


 ネタ元になった『スターゴールデンベル』での話はこれ
    



※2009年3月22日、MBCのバラエティ番組に出たテヨンは
 ヒョニーのデビュー曲『WA』の特徴的な振り付けを真似して見せた。
    



※『あ〜る』…ゆうきまさみのマンガ『究極超人あ〜る』。
 この回自体『ゴジラ』より『あ〜る』のパロディとして書いている。   
     間宮登場の回はもう連載末期